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命がけ飛行機編

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 ある日、居酒屋で先輩のメリヤス工場社長から「飛行機に乗せたろか?

と言って誘われた。

 酔っぱらっていた私は、二つ返事で「はい。御願いします。」と答えた。

 周りの常連客は「やめとき!命取られるで!」と忠告してくれた。

 なぜなら先輩は最近、飛行機を始めたばかりで経験が余りなかったからです。

 それに二人乗りで窓ガラスもなく薄い扉だけのオープンカーみたいな超軽量飛行機だったからです。

 当時、この種、飛行機の墜落事故が近畿地方で2件発生しており、全ての搭乗員は、山崖に激突して死

亡していた。

 その事も併せて忠告してくれたのだ。

 ところが1回、二つ返事を返した私は、後には引けず「先輩を信用してるさかいに頼みます。」と再返

答した。

 先輩は、ニッコリと笑って「今まで何人も誘ったけど、来てくれるのは君だけやわ。」と言ったので

す。

 この種、飛行機は、免許制というより、届出制の許可制のようなシステムになっているらしい。

 又、高度は、○○メートル以上は、飛行禁止等と規約が色々とあるらしい。

 私は、先輩に「もしエンジントラブルでプロペラが停止したりしたらどうするのですか?」と尋ねた。

 先輩は「山間であれば命を取られるが俺は、海上飛行するので仮にエンジンが止まってもグライダーの

ように飛行して海上に不時着する。

 しかし、両足骨折位の怪我は、覚悟しておけ!命まで取らん!」と平然と答えた。

 その先輩は、バイク・車・ゴルフ・クルーザー遊び等を極め究極の一流の遊び人であり、運動神経も良

かったので信用することとした。

 飛行日を決めて飛行場へ連れて行ってもらった。

 到着した場所には、飛行場はなく三重県の津の河川敷であった。

 河川敷を均して粗雑な滑走路が整備されていた。

 そして、野小屋のようなプレハブ小屋が点在しており、沢山の超小型軽量飛行機が収納されていた。

 零戦やB29やファントムタイプ等のカラフルな飛行機であった。

 集まっている飛行士といえば戦闘服を着た飛行士や土派手な飛行服を身にまとった怖そうな人物像が多

かった。

 これら超小型軽量飛行機を見分するに、一言で言えば「昔の750CCのバイクの大空版」という風に

直感した。

 なんせエンジンが大型バイクのようなもので羽等の間からバイクのようなワイヤーがあからさまに見え

ているのだ。

 この時、又、私は「こんなんでほんまに飛べるねやろか・・・」と疑問も感じました。

 いざ飛行の時がきて滑走を始めました。

 時速、130キロオーバー位まで上げるのですが、地面がガタガタで車輪から激しい震動が伝わってく

るのです。

 もし滑走路に石でもたまたま落ちていたら飛び立つどころか「前のめりにまくれて破壊して死に至るだ

ろう。」と恐怖心にかられました。

 飛び立った瞬間は、何とも言えぬ心地よさが伝わった。

 旋回しながら高度300メートル位まで上昇した。

 助手席にも操縦桿等が全て完備してあるのです。

 速度計・高度計・平行傾斜計が付いているのです。

 空中では、飛行機の車体が傾き過ぎると墜落するので常に無理な傾斜飛行を避けるために各種機械計を

確認するのです。

 又、余りのスピードダウンも墜落事故に繋がるのです。

 足元には、クラッチのようなアクセルのようなペダルが付いていて右旋回時は、右ペダル・左旋回時

は、左ペダルを踏み乍ら同じ方向に操縦桿をねかすのです。

 空中での時速130キロオーバーのスピード感覚は、地上で言う原チャで20〜30キロ位の感覚でし

た。

 大空から真下を見下げると川・ビル・道路・車等がオモチャのようでした。

 人物は、視察不能でした。

 私は「俺は、大空までも制覇したぞ!」と優越感にしたりました。

 先輩は私に「100メートル急降下したらお前は、悲鳴を上げる。」と断言したのです。

 私は、昔から遊園地等のデインジャラスな乗り物も平気でしたので「そんなん大丈夫でっせ!」と淡々

と答えた。

 すると、その瞬間、飛行機は、急降下した。

 私の口から出るはずのない「ヒェ〜イ・・・」という悲鳴が出てしまった。

 なぜかと言うと急な気圧の変化で心臓と胃袋と膀胱を手のひらで握られたような変な感触になって意思

に反して悲鳴が出たのです。

 更に気圧の変化で膀胱が縮んだせいで小便がチョロチョロと漏れたのです。

 恥ずかしい話ですが、これが恐怖の余り小便をチビルということです。

 その後、先輩は、私に操縦桿を握らせてくれ手取り足取り指導してくれたのです。

 何かトップガンのトムクルーズのようになった気分で嬉しかったです。

 次に先輩は「夫婦岩を裏側から見せたる!」と言って二見海岸方面に低空飛行で行きました。

 やがて二見海岸に着き夫婦岩の裏側を低空飛行したのです。

 勿論、夫婦岩の裏側を見るのは、生まれて初めての経験でした。

 低空飛行で通り抜けた時、遊歩道を歩いていた団体客は、全員、あっけにとられて驚いていました。

 この他、先輩の話では、海上を飛行していてよく見る光景は「アベックが沖のボート上・マット上・テ

トラ上・小島等でセックスをしている光景」らしいです。

 この日は、寒くアベックのアも居ませんでした。

 やがて飛行場に戻ったのですが着陸が一番の恐怖でした。

 時速100キロ前後まで落としてドスンという感じで地上に車輪を擦らすのですが怖くて怖くて仕方有

りませんでした。

 大空では、スピード感がないものの目の前に地上が現れるともの凄いスピード感を感じるのです。

 「前向きにまくれたらお陀仏や!」と思いました。

 無事、生還して先輩から「俺は、フィリピンでヘリコプターの免許を取りヘリコプターに乗り換える。

この飛行機を60万円で売ったるわ!」と言われたのです。

 暫く私は、考えましたが管理と命がけが非常に大変だと痛感して断りました。

 しかし、将来的には、やりたいと思っている。

 先輩は、現在、二人乗りの小型ヘリコプターに乗り換えて八尾空港から飛び立っている。

 みなさんも機会があれば飛行しては・・・

 超怖〜いですよ!

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