大阪 ルイブラン

シェフのちょっとおしゃべり

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     Ravioli Magic! 「ラビオリ・マジック!」   のお話・・・・・
マノワール・ドゥ・パリのシェフは当時まだ40歳いかないくらいだったと思います。とても気さくな人で、
まかないの時は、いつもいろんな話をしてくれました。
 
ラビオリ・マジック・・・これはある夏の夕暮れ・・・まかない中のシェフのお話です。
 
「いろんなシェフの下で働いたよ、ニースにいたとき、ラビオリマジックっ言うのがあったんだ」
こう言われて、興味のわかない料理人はいないでしょう。 料理人でなくとも・・・
 
ここで皆さんにラビオリについて少し説明をさせていただきます、
すなわち、水餃子と思っていただいて問題ありません。
洋風の水餃子で、生地はだいたいが自家製の手打ちパスタ、濃厚なソースがかかったり
スープの中に浮かんでいたり、ようするに中身は様々で、中から何が出てくるのか楽しみな
お料理なのです。
 
「皿の中央にファルス(詰め物)を置くんだ、そしてその上からそっとラビオリの生地を被せる」
「見た目はラビオリが盛り付けてある様に見えるだろ」
「クロッシュをかぶせてサービスするんだ」
*クロッシュ(保温用の丸い帽子の様なもので、料理の乗ったお皿にかぶせて、テーブルまで運び
         客の目の前でそっとはずすと、いい香りと美しいお料理が現れるというもの)
 
話は続くのですが、
この時点でだいたいの料理人は
「もおええわ」と思うでしょう。
 
でも話は続くのです。
 
 
「お客様の前で熱々のスープを注ぐんだ」
 
「あっ!ラビオリマジック」
「ラビオリだと思ったら具沢山のスープなんだ!」
 
・・・・・・・・・・
 
もおええわ。
 
 
 
 
 
 

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