月夜の出来事

音楽が大好きな色鉛筆画家の日々の泡

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

 僕は高校の頃から,ジャン・コクトーの本や、詩、それに、映画と、当時,最も親しかった作家の一人だったかも知れません。実際、ジャン・コクトーの作品は、当時としても随分、発行されていた気がします。映画は、僕はその当時、新宿にあった、本当に20人も入ればいっぱいになる、今からすると不思議な映画館があって、そこで、僕は”戦艦ポチョムキン“や、同じく、エイゼンシュタインの素晴らしい、”メキシコ”、
他にも、バスター・キートンの最晩年のトロッコで旅をする作品、勿論、チャップリンや、僕の大好きだった"チビッコ・ギャング巴里に行く"などを見にいっていたのです。いい映画館でしたし、高校生の僕に取って、学校の授業より、数段得るものがありました。僕はその映画館でジャン・コクトーの”詩人の血”を見ました。その映像の素晴らしさと鏡の中に入っていく様な、シュールレアリスティックな展開など、に大いに刺激されたものでした。彼自身もまた,その文学と同じ様に、まるで軽業師の様な身のこなしは彼の風貌の格好良さとともに、大いに憧れたものでした。彼こそ、僕がイメージしていた芸術家そのものの様な感じさえしたものでした。彼自身がアートの様に思えたのでした。ガラスをしょった男、チャップリンの映画にも登場しますが彼の手になると、繊細さであったり、水であったり、違うもうひとつの世界になったりするのです。
 先日、”藤田嗣治の本の仕事”と言う本を読んでいると、ジャン・コクトーが1936年に日本を訪れたときの写真が載っていました.それは国技館での写真で、当時の横綱と藤田嗣治、それにジャン・コクトーが映っているものでした.そして彼は東京で”春興鏡獅子”を歌舞伎座で鑑賞し、それが後に彼が、映画”美女と野獣”を製作する時に、影響を与えたと言われているのです.僕は、去年、三島由紀夫の映画”憂国”を見ましたが、その最初の印象は、ジャン・コクトーの”美女と野獣”に似ていると言うものでした。ストーリーなどは全くと言って違うものの、映像の展開の仕方などが共通するところがあったのでした.でも、コクトーは歌舞伎に影響を受けていたのなら、三島由紀夫はコクトーの映画の中に、歌舞伎を見たのかも知れませんね、とても興味深いところです。

「本のエッセイ」書庫の記事一覧

開く トラックバック(1)


.
lov*2cv*ov*
lov*2cv*ov*
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

登録されていません

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事