月夜の出来事

音楽が大好きな色鉛筆画家の日々の泡

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アルバート・マンゲルスドルフが亡くなったという事を風の便りに聴きました。何だか段々寂しくなります。アルバート・マンゲルスドルフの事を始めて知ったのはもう40年、いや、50年位前の大阪万博の時でした。僕は大学1年生位でヨーロピアン・ジャズ・グループとして来日していた彼らを聴いたのでした。その演奏があまりにも凄くて大きなショックを受けたものでした。それはアメリカのジャズとは違い、緻密な構成がなされていて、それでいて精神がとても自由であるという事を感じさせてくれたのです.こんな事もしていいんだと言う。これまでの解釈が広がる演奏でした。その時のメンバーはイギリスのジョン・サーマンとトランペットはマンフレッド・ショーフ(だと思います。)それにアルバート・マンゲルスドルフのトロンボーン、ベースがオーステッド・ペデルセンでなんとうまいベースだと感激したものでした。それにドラムスはダニエル・ユメール、でした。このグループの中で一番凄い、と思ったのがマンゲルスドルフのトロンボーンでした。それかというものは彼が参加いている作品は聴いていました。新宿のDUGのライブ盤やMPSの諸作品は遊びが有って、とても興味深いものでした。ソロの作品やデュエットの作品などではまるでトロンボーンが彼の体の様に思える瞬間がたくさん有りました。ドン・チェリーとのデュエットなんてまるでこどもがふたりでニコニコしながら楽器で遊んでいるようでした。かと思えばグループの作品に老いては彼の存在感というものがとてつもなく大きくて、空気がぴーんと張っている様に思えたものでした。スティーブ・レイシーやマンゲルスドルフがなくなり、、そう言えばドン・チェリーなどは随分と前に亡くなっていました。僕などはドン・チェリーなどはオーガニックしか口にしない様に思え、きっと長生きすると思っていたらその早すぎる死には驚かされたものです。オーネット・コールマンも今はなく、フリージャズの精神的支柱が音を立てて崩れつつ有ります。寂しいものですね。


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