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私はますます東京ぼん太さんのようになっていました。
(前にも書いていますが、あるべきつっこみがないのが気になります)
両手にたくさんの紙袋、
背中にしょった風呂包みが重いこと、重いこと〜。
それでも真っ暗な道を歩きます。
どうしてもイノダへ行きたくて、道を東に一本戻り、北に向かって歩いていると
暗がりの中に明るく見えて来たのはイノダコーヒ本店ではないでしょうか?
今朝はイノダでモーニングを頂く予定だったのに、すっかり忘れてホテルへ戻ってしまっていました。
だから、せめて夜だけでもと思い、足取りはかなり重かったのですが、頑張りました。
(東北人特有のがんばり……? 食い意地が張っているだけ……?)
静かな部屋の中には数人のお客様。
ゆったりした椅子に座り、腰から手ぬぐいを取り出して
顔を拭くとうっすら黒くなっています。
今日はあちこち歩き回って……、疲れたなぁ〜。
こんな時には大好きなフルーツサンドですね〜。
適度な甘さで少し元気を回復いたしました。
香り高いコーヒーもいただいて、満足です。 でも、ぜひ次回はモーニングをいただきたいものです。 (ついつい、少し脚色してしまいました。)
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京都紀行
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一人タクシーに乗り、暗くなり始めた京都の街を四条に向かって走りました。
母のリクエスト、大極殿のカステラを買うのどす。
だんだん暗くなって来ています。
お店はまだ開いているだろうか?
あれ、景色が……。
午前中に西本願寺に行った時や、
お昼に西本願寺から京都駅の観光バス発着所へ行った時と同じように、
京都の運転手さんは微妙に遠くなる道がお好きなようで……。
さらに車を道路脇に止めて住宅地図のお出ましです。
仙台でもそういう運転手さんがいて、
「道を知らないならば、言ってくれれば教えるのに……」と思いましたが、
ここでは私が地理には疎い人。
運転手さんはナビまであるんだから分かっているだろうに……。
そんなことには気づかないふりで地図を見て、
ナビを見て言いました「この道の先を右折では?」
すると……、
なんと見慣れた景色が……。
昨日、京都には「花背」等という名前の、雅なお菓子があるのだなぁと思ったあのお店、
大丸の東側がその大極殿だったのです。
昨日、二度も通ったのに……。バカバカバカ〜。
どうして気がつかなかったのだろう「花背」という名前に。
そういうお菓子も売っていると書いてあったじゃないか! ガイドブックに!
あ〜あ、時間を無駄にした〜!
やっぱり事前調査が大事なんですね〜。
まぁ、せっかくここまで来たのだし……、ピンチをチャンスに……。
私は大丸さんで一保堂や福寿園のお抹茶を買い込み、
さらに鳩居堂や松栄堂のお土産用匂い袋等を買い込み、そして時間を短縮したのでした。
でも、正直、ちょっぴりがっかりのLJなのでした……。
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豚の鼻さまとは京都駅前で待ち合わせでした。
タクシーを降りて観光バス乗り場に行くと、待合室の中にも外にもたくさんの人がいました。
でも、豚さまらしき人はいません。
もう一度、待ち合わせ場所を思い出し、
私が考えているのと違う別な観光バス乗り場もあるのかも知れないと思い、
歩いていきました。
うろうろしてみますが、やはり見つかりません。
携帯で連絡を取り合い、駅の方へ歩いていくと「あれ? 豚さま」
間に人を挟んで擦れ違っていくのは豚さまではありませんか。
背後から駆け寄り「豚さま」と声を掛けました。
そう、私は小走りに走ったのです。
だって豚さまはとてもきびきびして動作が速かったのです。
それに、予想はしていたのですが、
いいえ、予想以上に若々しくておきれいな方だったので、正直、驚きました。
それに比べて、冴えない田舎のおばさんが、さらにお寺さんの帰りのため荷物がたくさんで
まるで「東京ぼん太」さん(今、どうしているのでしょう)のようになっている私です。
女性が女性を見てアガルというのもなんですが、
そんな感じで
他の人から見たらちょっぴり変なコンビだったかもしれませんが、二人とも気にせずに(笑)、
駅のビルでお昼を食べることにしました。
二人でお昼を食べながら、
まるで以前から知っている同士のように話が続きました。
その後のコーヒーショップでも、話が尽きず、
「そういえばあれは〜」と
ブログの続きを聞かせていただいたりして
とても盛り上がり、お分かれするのが惜しいような数時間でした。
そういえば、旅行の日程をすっかり勘違いして連絡していて、
前日になって豚さまのメールをしげしげと見て間違いに気がつくという
とんでもないポカをしてしまいましたが、
おかげさまで、無事にお会いできました。
豚さまは私を気遣って京都まで来て下さったのでした。本当に感謝です。
今回の旅行の一大イベントは夢のようでした。
京都へ行って本当に良かったなぁ〜と思います。
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西本願寺の当日席の受付を終えて、正座して案内を待っておりました。
受付で頂いたバッグの中には式次第の本や、記念品・靴袋等があり、
バッグには名前を書ける名札がついていました。
『親鸞聖人750回大遠忌法要』
案内を待つ間、これから案内される場所や儀式を想像していました。
大きなお堂に渦巻くお線香の煙の中、高僧達の読経が続き、
私は長時間正座してひたすら拝む(ようなポーズを続ける)。
苦行かな。
他の人に比べたらまだ少しは長く正座できる自信はあるけれど……、未知の世界。
待っている間に気がついた事があります。
お線香の匂いがしない。
青梅のような香りがしてきている。何の香りなのだろう……。
ある程度の人数が集まったようで、御影堂へとご案内され、二列になって歩いて行きました。
御影堂は大きな体育館のような場所でした。
外から見た時にどうしてこんな白いもので覆われているのだろうと思っていたのですが、
お堂の屋根からスッポリ大きなテントのようなものを掛けて屋根を継ぎ足し、
床も継ぎ足して、たくさんの人が入れるように広くしていたのでした。
前方の祭壇は大きくきらびやかで、後方には椅子がズラリと並んでおり、
ワイヤレスマイクをつけたお坊さん達があちこちに待機し、親切に案内してくれています。
私の席は元々のお堂のちょうど庇の下でした。
お席の前方は各地のお寺さまが引率して来た団体さんのお席のようで、
それぞれ首などに目印の紐や、スカーフをしています。
こんなに暑いのに男性はブラックスーツ?。
立派な祭壇は遠くからではあまり見えませんが、
その代わりにあちこちにたくさんのスクリーンやディスプレイが並んでいるので
それを見ていれば良いのでしょう。
総局の挨拶では祭壇のお飾りの詳しい説明があり、続いて法要となりました。
巨大な蝋燭が燃えているのですが、ロウの匂いもしないし
煤が出ている様子もないし、換気扇がついているのでしょうか?
さぁ、たくさんの関係者が入場してきました。
スクリーンには説明文が入るのでとても分かりやすく、
続く法要も手を合わせてただ拝む等という私の想像とは全く違い、
大げさに言うと「劇場」にいるかのように、
一場面、一場面、変わる儀式を飽きずに見られました。(変な感想ですみません。)
私が所属しているお茶では大宗匠が「お茶の布教」という言葉をお使いになりますが、
ベクトルが宗家を向いているのに対して、
こちらはベクトルが総本山を向いている事には変わりないのですが、
儀式の内容が無知無学な信者にも分かりやすくできており、
ありがたさを感じさせ易く作ってあるとつくづく感じました。
知らず知らずに「布教」されているという感じです。
予想に反して居眠りする暇もなく、法要の儀式を楽しんでしまいました。
法要が終わり、祭壇を見に行き、それから外に出ました。
もう一度、受付に行かなくてはなりません。
受付ではお供物のお返しを渡されました。
なんとありがたい事です。
今回、公開されている書院・飛雲閣を足早に見学し、
白洲テントの布教はパスして御影堂門から外に出ました。
これから豚の鼻さまに会いに行くのです。
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西本願寺へは地下鉄を乗り換えて、五条から歩いて……と考えていましたが、
朝から歩いたのでタクシーで行く事にしました。
ホテルを出て大通りに歩いていくと後ろからタクシーが私を追い越していくのが見えました。
そこで、あらっタクシーが……、と思ったのが態度に出たのか、
そしてそれをドライバーさんがバックミラーやサイドミラーで見たのか、
行き過ぎたタクシーが止まりました。
良かった〜とほっとして道路を渡りタクシーに駆け寄りました。
「手を上げたかなと思って〜」
とドライバーさんが言っています。
車は大きな通りに出ると真っ直ぐ走り
私が左折すると予測していた道をそのまま突っ切り、
もっと先の大きな通りを左折して西本願寺へと向かいました。
この道だとちょっと遠回りなんだけどなぁ〜。
でも、知らない街でドライバーさまに指示を出して右折できないと困るしなぁ〜。
ドライバーさんはとても親切で、信号待ちの時にシールまで下さいました。
そのシールを見て、思い出しました。
「もしかして、何台か四つ葉マークのタクシーがあるんですよね?」
「そうなんです。私のは三つ葉なんですけどね〜」
西本願寺には大型バスがたくさん来ているとの説明です。
いつもならば引っ込み思案でものぐさの私ですが、来てしまったら
「負けていられない(って、何に?)」と思ってしまう
単純な部分も持っている私です。
料金を払い「今なら信号間に合いますよ」というドライバーさんの声に押されて
横断歩道を急ぎます。
気のせいか、道路の両脇が熱気で溢れているようです。
「受付はどこだろう?」
門前にちゃんと案内の人々が並んでいて、
勝手を知らない田舎者のおばさんに丁寧に教えて下さいました。
ご案内の通りに進んでいくと、左手にお手洗いが見えてきました。
このために設置したもののようです。
「大変な人出なのだなぁ。」のんびりしていられません。
なにしろ「負けていられない」のですから。
せかせかして見えないように気をつけてゆっくり歩きながら、
心の中では無駄な事をしないでちゃっちゃっと進めようと考えています。
「ここが当日席の入り口だな」
中ではお堂に案内するために「ここにお並び下さい〜」と若いお坊さんが言っています。
「みんな早いなぁ」
靴を脱いで持って来たビニール袋に入れて受付用紙にお寺名等を記入します。
「お寺コードまでは聞いて来なかったなぁ」
お布施とお供物をお渡しすると引換券を渡されて
法要が終わったらまた来てくださいと言われてしまいました。
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