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今日は昼休みに大学病院まで往復だった。 先月が最初の予約日だったが、予約時間に行ったものの、先生がいらっしゃらなかった。 お昼の休み時間を利用して来ているので、長く待つことはできない。 それで今月に予約を入れなおしていただいたのだ。 今日はなんとか1時間内におさまった。ほっ。 私の順番となり、先生の診察室に入ると おや、白くま先生がなんとなく日焼けしているではないか。 季節外れだけど。 放射線焼けかな? などと先生をからかっている時間的な余裕はない。 すぐに本題に入らなければ。 白血球が少なくなっている。放射線の影響ではないか? M先生もそう仰っているのだがと訴えてみたものの、 1年以上すぎてからねぇ〜。 胸に放射線を斜めにかけるときに肋骨にもかかります。 肋骨は造血機能、脊髄などと関係があるけれども それでもそのうちの1割にもならないでしょう。 例えば骨髄を含む前から後ろまで放射線を当てる人の場合 白血球数は下がります。 でもまた元通りになるのです。 (じゃ、私の白血球の減少は)「歳のせいでしょうか?」 と笑ったけど、歳のせいとは思っていない。 「先生また胸を診ますか?」と聞いた。 時間がない。さっさと上着を脱いで胸と背中を診てもらい、 またどんどんと背中を叩かれた。 「痛くないです」 「乳がんの方は大丈夫ですね」 大丈夫だと言っていただくとほっとするのだが、 専門はM先生なのだ。 先生方のちょっとした意見の食い違いが小さな戦いのようでピリピリする。 また半年後。
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BC
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今日は地元で開催されたピンクリボンスマイルウォークに参加した。 昨日の雨は夜に上がっており、今日は暖かだった。 ピンクリボンがやってくるという垂れ幕がかかり、 また、病院などにはたくさんの リーフレットが置かれていた。 でも身近にはPRSWに参加する人はなく こじんまりしたものになるのだろうと想像していた。 会場に近づくと、遠くからでも会場付近が ピンクに染まっているのが分かる。 受付前のマンモグラフィー検査のバスは宮崎ナンバー。 はるばるやって来たのだ。 受付を済ませて集まった人々の中に入って少し驚いた。 人数が、というより男性が、多いのだ。 若い人は医学系の学生さんだろうか? 中年の人も多い。服装はウォーキングに適したものだが、 ピンクリボンとどんな関係なのだろうか? そんな事を考えながら 私もみんなと同じように 安全ピンでゼッケンをつけて準備体操。 私の横では老御夫婦が 一緒にキビキビと 体操をしている。 ワイワイと準備運動が終わると 主催者から ウォーキング協会の方々が 参加されており 誘導などをして下さると案内があった。 だから足元がっちり、 チェックのシャツのおじさんが 多かったのだ。きっと。 青空にピンクのリボンが飛び、出発! 公園を出て交差点を渡る。 信号が変わっても、信号にしたがって 列はスムーズに二手に分かれた。 さすがに手際が良い。 でも、集団がメインストリートに入る頃、 私はゼッケンをはずして抜け出した。 実は直前に妹と姪との待ち合わせ時刻が 繰り上がってしまったのである。 初めだけ参加したPRSW。
来年は完歩するぞ! |
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昨日の暑さに較べたらまだましだったが、今朝も暑い。 自転車で家を出て、途中から地下鉄に乗って朝一番で予約を入れていたM先生のクリニックへ向かった。 地下鉄はセーラー服の高校生で一杯だった。こんな事は初めてだ。 診察室に入ると正面の角の窓側にピンクのポロとベージュのパンツの人が座っているのが眼に入った。 若い男性だった。植木鉢を挟んで窓の前のソファには中年の女性が座りテレビを観ていた。 受付を済ませて私も柔らかいソファに座り、前にあるポットから冷たいお茶を紙コップに注いだ。 私の向かいに見える廊下には血液検査やレントゲンを終えたらしい女性が二人、椅子に座っている。 お茶をいただいていると名前を呼ばれた。 「順番ですから、診察の準備をして下さい」と言われ、更衣室に案内された。 更衣室には診察の順番を待っている人が一人、椅子に座っていた。 最近、M先生のクリニックはかなり混んできて、以前は更衣室に置いていた衣類を「持って」診察室に 入るようになっていた。私はピンクの受診着に着替え、畳んだTシャツやカーディガン等を帽子に入れて カーテンの外に出るとその人の隣の椅子で待った。 診察を終えたその人が戻ってきて、私が診察室に呼ばれた。 何か変化があったか訊かれたので、胸の右下の付け根が痛む事を訴えたが「それは関係ないな」と あっさり診断された。 両手を上に挙げて下げる。先生が甲状腺の触診をする。 ベッドに移り両胸の触診とエコー。丁寧に放射状にエコーをかける。 「5月に針を刺したところは変わりないね。今度また針を刺して診ていこう」 大きくなっていないのならばラッキーだ。でも「なくなっている」と言われるともっと嬉しいのだが。 血液検査には何も問題はないのでしょうか? 「ない。あったら困るんだけどね。ただ」、ただ? 「白血球が少ないんだよね。」 ああ、それは私がずっと気にしていたことだ。健康診断や他の病院で血液検査を受けた時に 白血球が少ない事が気になっていた。「白血球は少なくなることがあるから」特に問題がないと、 どの先生も仰るのだが、一時的な減少などではなく恒常的なものだと私は知っている。 どうすれば白血球が増えるんでしょうか? 「あまり余計な事は考えなくて良いんだけどね……」 はぁ、これまで通りやっていこう。でも「余計な事」って何だろう? 女性ホルモンを調べることはできますか? 「婦人科で調べてくれる」 TK病院に行ったら(女性ホルモンが減少しているとしても投与できない私には)無駄な事だから 検査できないと言われました。生理が終わっているかどうかは調べられますか? 「それは脳下垂体から出るナントカ(忘れました)を調べる」 どちらにしても(ホルモン療法をしていない私には、それを調べる)意味がないですよね? 「あなたの場合(生理が終わっていたとしても)女性ホルモンは出ていると思うよ」 そういう身体なのだ。病気を考えると困った存在らしいのだが、老化には激しい拒絶を感じる私だから 女性ホルモンを眼の敵にはできない。うまく付き合っていかないと……。 血液検査室に移った。今日も混んでますねと言うと、「昨日、一昨日はもっと混んでいました」 平日なのに? 「(予約時間に来ても)二時間待ちになってしまった人もいて、」 突然遠くからいらっしゃる人も多いようだし……。口コミなのかしら? 「さあ。でも『TK病院(でM先生が診察していた)の頃に較べたらなんともないわ』と言ってました」 そうね。あの頃は朝一番に受付をしても、診察が午後になることもあって M先生はお昼を食べられたのかと心配するくらいお忙しかったもの。 精算して地下鉄に乗った。
帰り道で思い出した。「余計な事」とは、以前、先生に訊いてみた免疫療法の事だ。 やらないと決めてすっかり忘れていた。 |
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今回も男性の患者がいらっしゃった。 M先生のクリニックの待合室には、最近男性が目立つ。 でも、ほとんどは付き添いだ。 配偶者を心配していっしょに心細くなっている。 そんな姿を見ていると夫婦だな〜と思う。 前回は土曜の診療を終える頃、患者がほとんどいなくなった待合室に そっと入ってこられた、半分仕事のようなスーツの男性だった。 今度はラフな服装のご家族と一緒の男性だった。 普通に女性患者の間に予約が入っていたようで、 大きな声で名前(フルネーム)を呼ばれていた。 待合室の人々がそっと、でも身を乗り出してその人を見ている。 お気の毒に同じ病気なのだわ、という見方ではない。 紅一点と、黒一点では、全く反応が違うものなのだ。 それでも、その人は私と同じように気を張って看護師さんの指示に 対応していた。 逆に一緒に来ていたご家族が落ち着かずに入り口を出たり入ったりしてるのだった。 この病気は病人一人だけの病気ではない。 周囲の人々と落ち着かなくさせるものなのだ。 最近目立つのは、出産したばかりであろう女性。 まだ一歳にもならない、産まれたばかりのような小さな赤ちゃんと配偶者と三人で来ている。 もしそうだったらと、先の事を考えるとご夫婦とも不安で心細いだろうに。 また、若いどちらかというと質素な生活をしていると思われる女性の姿も多くなった。 先日のM先生のクリニックは、いつも以上にとても混んでいた。
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雑草のように髪が伸び始めました。 やっと髪が伸びたなぁと思えるようになりました。 昨年の秋頃から、髪が伸びるのが遅くなってきたような気がしていたのです。 白髪が増えて髪が伸びない、どうしたんだろうと思っていました。 昨年の検診日、放射線の白くま先生に「白髪が増えたような気がする」と訴えてみたところ、 「(BCなど)心配事があるからでしょう」とかわされてしまいました。 それで「伸びが遅くなったような気がする」事まで言えませんでした。 気のせいでしょうと、これまたかわされそうでした。 そして、今年の冬には、もう髪は伸びないのかと思えるほどに 髪の伸びがストップしていました。 私の髪は肩の下くらいで、まだ伸びて当然なのですが ある程度伸びてしまうと伸びるのに時間がかかるのかもしれない、 と思うようにしていました。 わずかな身体の変化ですが、放射線の影響と思うようになりました。 私の場合、放射線を当てた部位だけでなく、身体の中、身体の芯が いつの間にか焼き尽くされ、 繰り返されているはずの生命の力がストップしているような感じがしていました。 冬眠?、氷河期? 頑張れ、私。 いつ氷が溶けるのか、少し不安でいたのですが、 春近くなり、気がつくと髪が伸びていました。 先月、姪に「髪、伸びたね〜」と驚かれ、 先日は上司にも「髪が伸びて、雰囲気が変わったね〜」と言われました。 やっと私の生命力が少しずつ元通りになってきつつあるのです。
身体の氷河期からどれだけ元に戻せるか、自分でも分かりません。 でも、そんな事を言っていたら戻るものも戻りません。 戻します。 |



