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ホテルのお仕事の思い出を少し書きます。
私が働いていたのはもう10年以上も前の事でその頃の芸能人とか
お目にかかった人で印象に残ってる事を・・・
田中健さんといえば、若い人は知らないと思いますが
俳優さんで「*ケーナ」にすっかり魅了されてしまって
俳優業よりもケーナの演奏ばかりをしていたようです。
ある方の結婚式で招待客として来ていた田中健さん
お祝いの祝辞の変わりにケーナの演奏を始めました
でたー!って感じでそれはもう会場以外の場所まで
響き渡っていました。すっごく独特の方ですね。
でもケーナの音色は奇麗です。上手いかどうかは判りません(笑)
*説明 ケーナという神秘的な楽器は、インカ時代の人々の音楽を代表する楽器であり、
ペルーの共同体の精神世界を反映するものといえます。
ケーナは現在、ペルーや、ボリビア、エクアドル、チリ北部、アルゼンチン、
ベネズエラ、ガイアナだけではなく、世界中で演奏され、愛されている楽器です。
それからとても印象に残っている方が山形弁で有名になったダニエル・カールさん
この仕事で控え室の担当になったのですが、TVで見るとどうもとぼけた感じの
ひょうきんおじさんといった印象しかありませんでした
しかし実際に部屋に入ってきたのは、奇麗に髪をなびかせて
優雅に入って来るとても良い男!一瞬誰?と思ってしまった私。
とても奇麗な顔立ちの礼儀正しい紳士でした。山形弁ではなく英語で話していたのですが
私を見つけると奇麗な日本語で「お世話になります。宜しく。」とおっしゃったんです。
思わずポーッとしてしまった私(*^-^*)
本当はこんなに良い男だったんだ〜としみじみと感動しました。
TVと全然違います。本物はとても素敵でした。
タレントさんなどの思い出話は手帳を見つけてまた書きます
次は嫌だった事・頭に来た事・嬉しかった事を書きます。
嫌だったのが、テーブル着席でもバイキング形式の時に
お客様が横柄に持って来い!と命令される時ですね。
「何でもいいから。」と言いつつ持っていったものにケチをつけ
何度も往復させて結局あまり手を付けないで余らせる人。
大体ホテルのお奨めからお客様へお持ちするのですが
それでもケチつける人って居るんですよね。
それから酔っ払って人をバーか何処かのお姉ちゃんだと
勘違いする人、「おい!ねえちゃん!こっち座って酌しろ!」とか
「何でこんな酒しかないんだ?もっと高いの出せ!」と暴れる客
予算で出されるお酒のランクも決まってるのに我儘言うんですよね。
それからドリンクサービスをしている時に、これまた酔っ払いの
おじさんが殆どですがおしりを触ってきたり抱きついたりすること
これはもうとんでもなく嫌でした。
ここはキャバクラじゃないぞ!って感じですね。
マネージャーとかが助けに入ってくれる時は良いのですが
しつこく「いいじゃねぇか、金払ってんだから酌ぐらいしたって
へるもんじゃあるまいし。」と難癖つける客。
世間話を聞いて欲しくて仕事の邪魔をするお客さん
酔った勢いで他人に愚痴をこぼさないで欲しいです。
嬉しかったのはやはり喜んでもらえる事これにつきます。
何度もありますが、一番印象的だったのが年配のご夫婦
着席のバイキングで料理を取りに行けずに座ったままだったのに
気付き「お料理お持ちします。お好きなもの御座いますか?」と
たずなるとホッとした様子で「こういったパーティ初めてで
どうしていいか判らなくて困っていたのありがとう。」と
喜んでくれた事でした。それからは、色々なお料理をお持ちし
デザートからコーヒーや紅茶までお出ししました。
宴会場を退出する際「ありがとう楽しかった。」とお二人に言われ
その後クロークの方からヘルプが入りそこに居ると
偶然にもそのご夫婦の荷物を私が出す事になり
「今日は本当に感謝しています。またあなたに会えますか?
今度来た時にも会えますか?」と何度も聞いて下さり
何度も御礼を言われ「あなたに会いに絶対また来ます。
居て下さいね。絶対来ますから。」と言い続け帰られた事でした。
これはホテルマン冥利に尽きます。どんなに疲れていても
このお客様からの笑顔とありがとうで幸せになれました。
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