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そして風の便りでグレンがアメリカへ帰ると聞きました
マリーン達には任期があり期限が切れば帰国するのは当たり前の事でした
でもグレンの任期はまだあるはずでした。
どうして?彼はマリーンの中でも上級階級の人で何処かへ赴任しなければいけないような
人事異動があったのかと思いもしました。
そしてそれもすぐに別れがやってくるとは考えても居ませんでした。
彼に会わなくなって半年が過ぎ私の心は波打ち始めました。彼が帰ることが本当に迫っている事を
リチャードに知らされたのです。すぐに会いに行くように言われました.
でもそれでも勇気が出なかった。そして期限が過ぎてしまう!
そう考えた時私は彼の居るベースへ電話をしていました。
もう両親の反対の言葉も聞こえませんでした。彼が行ってしまうこの事だけが私にとって総てでした。
しかし無常にも電話に出た交換士はこう告げました。
「あーグレンならもう日本には居ないよ。何処へ行ったかは判らない。悪いね。」
頭が真っ白になっていました。
そして喪失感を抱えて過ごしていた私がリチャードと再会出来たのは随分と月日が過ぎてからです。
彼が話してくれたのはグレンが日本を早く発った理由と私と別れた後の彼のこと。。。
グレンは私は他にベースにやってくるSEXが目当てだったり良い男ハンティング
しているような子とは違っていて初めて信頼出来る人に心から安らげる人に出会えたと
思ったそうリチャードに語っていたそうです。
私と肉体関係を結ばなかったのは大事にしたかったからで本当に愛していたからだと。
信じていたのにどうして判ってくれなかったのか。。。それも他に好きな人が居た。
裏切られた。グレンは本気で嘆き苦しんで毎晩酒びたりの日を送りマリーン仲間も
呆れるくらい荒れた生活を送っていたと知らされました。
そしてもう誰も信じない信じられない。。。もう結婚は一生しないよ。。。
それが彼が最後に残した言葉だったそうです。
グレンは私に裏切られ傷ついたまま日本に居るのは嫌だと上官に申し出て
アメリカに帰るように要請して帰ってしまったのだそうです。。。
本当は私も彼を愛していました。ただ怖かった。。。
アイダホに一人でお嫁に行く事も彼に本当に愛されているのか自信が無かった。。。
でもリチャードの話を聞き私は毎晩泣きつづけました
後悔で一杯になりました。。。どうして本当は愛しているとグレンに告げなかったんだろうと。。。
ベースで調べてもらったり努力をしましたが結局グレンの連絡先は判らないままで
私の心の中には彼を傷つけてしまった後悔と彼と別れてしまった後悔で一杯でした。。。
リチャードの最後に言った言葉が今でも耳について離れません。。。
「あなたがグレンを裏切った彼は本当にあなたを愛していたのに。。。
グレンは本当に傷ついていた。。。あたなのせいだ。。。」その後リチャードとの縁も
切れてしまいました
私は今でも本当は彼をグレンを愛しているのかもしれません。。。
もっとも彼は私の事などこれっぽっちも覚えていないでしょうか。。。
もし出来るならもう一度彼に会ってあの時の事をしっかりと謝りたい。。。
そして本当は愛していたと伝えたい。。。
私はこの恋で一番愛していた人を傷つけてしまった事を後悔し
そして自分は人を愛してはいけない。。。幸せになってはいけないのだ。。。
そう心の何処かで思うようになってしましました。。。幸せから逃げるようになりました。。。
そしてその通りいつも最高な幸せが訪れると自分からそれを壊し恋を終わられる事を
繰り返すようになりました。。。
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