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バーニー・エクレストンは15日、来月バーレーンで開催される2011年の
シーズン開幕戦が、同国の内乱のためにキャンセルされないとは明言しなかった。 最近のエジプトとチュニジアでの反政府暴動に触発され、バーレーンでは 数千人の民主化運動活動家が、催涙ガスや警棒で武装した機動隊と衝突し、 報じられるところによると市民3人が死亡したという。 バーレーンの人権センターの副所長は15日、来月のグランプリは 「平和的なものにはならないだろう」と警告した。 バーニー・エクレストンは、イベントをキャンセルしなければならないのでは ないかという質問に「わからない。何が起きているのか、正確につかむのは 難しい」と答えた。 彼はバーレーンのサルマン・イブン・ハマド・イブン・イサ・アル・ハリファ皇太子と 連絡をとろうとしていると述べた。 エクレストンはデイリー・テレグラフ紙に「ご想像通り、彼は少し忙しくしているので、 何が起きているのかまだわからない」と語った。 「危険であることは明らかだ、そうだろう? 人々が騒動を起こして、世界中に 広めたがっているのなら、とても簡単だろうね? バーレーンのスターティング・グリッドで問題を起こせば世界中に放映される」 「先ほども言ったように、あとで皇太子と話をする。 成り行きを慎重に見守っている。彼らが正しいと思うことに従うつもりだ」 バーレーンのサキール・サーキットは、今週末GP2アジアシリーズを開催し、 その後F1のシーズン前テストとシーズン開幕戦を開催する予定である。 |
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http://livedoor.blogimg.jp/markzu/imgs/4/5/452f9473-s.png F150のシャシーが高くなり、ノーズは平坦になっている(上)が、 フロント・ウィングは、昨シーズンのF10(下)の最終バージョンである。 新しいフロント・サスペンション(1)は高いウィッシュボーンを 有しており、フェラーリにとって初めてステアリング・アームが 上部ウィッシュボーンの内側に入っていない。 視界を改善し、燃料タンクのための空間を増やすため、ドライバーは コックピットでより垂直に座る(2)。 サイドポッド(3)は貫通保護が向上し、吸気口は昨シーズンの マクラーレンと同様のスタイルに成形されている。 マシンのリア、「コークボトル」セクションは幅が広くなり、シーズン前に さらに変化するであろう排気管は、非常に低い位置にある(4)。 フェラーリは2011年もプッシュロッド・サスペンション(5)を継続しているが、 ギアボックスのサイズを縮小し、ダンパーとロッカーの取り付けは 15cm前に移動した(円内)ため、非常にコンパクトなパッケージングで プルロッド・サスペンションと同じメリットを得られる。 リア・ウィングとディフューザ前の領域(6)は、気流を改善するために 狭められた。 リア・ウィングとディフューザ自体は一時的なソリューションに 過ぎないので、チームはマシンを走らせて、その信頼性を テストすることができる。 開幕戦までにアップデートされたバージョンが搭載されるだろう。 |
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ヘレスで実施された4日間のテストセッションが終了し、最終日の13日(日)はウィリアムズの ルーベンス・バリチェロが1分19秒832の最速タイムを記録した。 最終日のドライブを担当したドライバーや関係者のコメントは以下の通り。 【レッドブル】 イアン・モーガン(レースエンジニアリング責任者) 「全体的にはとても堅実なテストだった。いい具合に走り込めたし、マシンは信頼性がある。 今回のテストで集中したのはタイヤの理解を深めること、タイヤの力を限界まで引き出す方法だ。
私はいい進歩を遂げられたと思っている」
【マクラーレン】 (ドライバーおよび関係者のコメント未発表) 【フェラーリ】 フェルナンド・アロンソ 「最初の2回のテストで一番大きいのは間違いなく信頼性。 僕もフェリペ(マッサ)もずっと1日に少なくとも100周は走れているから本当にポジティブだよ。 テストでの目標はできる限りマシンをタフに仕上げること。
その上でバーレーンに乗り込むときにはパフォーマンス改善を狙った開発を導入する。
最近はずっと言っていることだけど、タイムシートを見るのに意味はない。 レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノー、メルセデスGP以外が優勝を争うようなことがあれば超びっくりだ。 レッドブルは他チームに対して0.5秒のアドバンテージを築いて昨年を締めくくったし、
バーレーンで彼らが最強じゃなかったとすればおかしいでしょ」 「(ピレリタイヤは)今年一番の変更点だし、まだマシンのセットアップやドライビングスタイルをタイヤに 合わせる作業は必要だと思う。
これまでの感じだと、ピットストップを増やして、戦略を変えないといけないんじゃないかな。 一度に全部じゃないけど、同じタイヤのセットで40周前後は走れた。
それでも、バーレーンは気温がもっと高くなるから状況はかなり違ってくるだろう」 「レースコンディションで可変ウイングを試してみたけど、オーバーテイクが楽になるかどうかを はっきり理解するにはまだ早過ぎる。
FIAが設定した600mの制限がそれほど限定的じゃないかどうかは見てみないと。 今の状況が変わる可能性だってあるからね。
僕たちに見えるのはわずかだけど、自分と同じようなパフォーマンスのマシンを追い抜くのは まだかなり難しいような気がする。
僕たちのシステムはきちんと機能している。ブレーキングのときだってトラブルは一度もなかったからね」 【メルセデスGP】 ニコ・ロズベルグ 「プレシーズンテストではすべてのラップに価値がある。 僕たちが取り組んだ今日の作業は良かったけど、長い時間、作業がとまってしまったことは不運だった。 今は大きなラーニングカーブだから、この先も多くの作業が待ち受けている。
でも、この先の開発については進歩し続けられると確信している」 ロス・ブラウン(チーム代表) 「テストは困難なしにはいかないものではあるが、ヘレスでの4日間はチームにとってとても有益だった。 間の2日間は優れた信頼性を発揮でき、かなりのマイレージを走り込めたものの、残る2回のテストに 向けてコース上での時間を最大限に生かすには解決しなければならない問題がある。
マイケル(ミハエル・シューマッハ)もニコ(ニコ・ロズベルグ)もマシンにはいい感触を得ており、 この先の開発を推し進めると同時に、信頼性、タイヤの理解力向上、KERSの作業を優先的に行なっていく」 【ルノー】 ブルーノ・セナ 「ものすごい1日だったよ。R31を初めてドライブするチャンスだったし、展開には満足している。 僕にとっては学習の1日。
可変式のウイングやKERSはこれまでに一度も使ったことがなかったから順応しなきゃいけなかった。 作業量が半端じゃなくて、マシンバランスを変える2つの作業をしないといけないから最初は 簡単じゃなかったけど、最後はもっと身についたと思う。
今日はリラックスして走り始めた。徐々に自信をつけて、ランチタイムまでにはいろんなことに
慣れることができたと思っている。 終盤にハードなラップを走るのを楽しみにしていたんだけど、赤旗や天候状態もあって時間が足りなかった」
【ウィリアムズ】 ルーベンス・バリチェロ 「今日は何度かロングランを走り切り、いろいろと異なるものを試して様子を見た。 今朝は初めてフレッシュタイヤを履いて走れたから勢いがついたと思う。
マシンのパフォーマンスは順調だからそれには満足している。 小さな問題はあったけれど、いい方向性を見つけられたし、新車のマイレージを増やせるのはいいことだ」 サム・マイケル(テクニカルディレクター) 「今日は何がなんでも100周以上を走ってやろうと思っていたのだ! これまでの制限された走行を終え、セットアップやロングランに集中した。
ルーベンス(バリチェロ)はピレリタイヤを学ぶため、いろいろなことを試したが、機能したものもあったし 、そうでないものもある。
セッションの終盤にわずかな降雨があり、ピレリのウエットタイヤのデータもいくらか集められた。 今日は使わなかったが、次のテストではマシンにKERSを再搭載する予定だ」 「途中で油圧漏れに苦しんだものの、マシンの根本的な故障といった大きな問題はなかったし 全体的には励みになった。
特にこれだけタイトなパッケージであることを考えるとね。 ここ数日のダウンタイムを引き起こしたすべての問題は小さいことだし、システムはすぐに正常な
状態に戻るだろう」
【フォース・インディア】 ポール・ディ・レスタ 「多くのマイレージを稼ぎ、今回も生産的な1日だった。 今はそれがすべてだからね。それによって明確な方向性を見いだせるし、異なる燃料搭載量で
新車のパフォーマンスに関する多くのデータを得られる。 タイムは気にしていない。それよりもバランスやセットアップの微調整をしたり、DRS(ドラッグ還元
システム)など次のテストで使う開発パーツをいくつかつけてグリップを得られるようにしたりした。 終盤にかけて、次回のテストに向けていい形を見いだせたし、来週には確立できそうなポジティブなこともある。マシンのフロント部分の何かが壊れちゃってグラベルにはまってしまい、最後の走行が できなかったのは残念だった。 それにはガッカリしているし、今はチームが調べているところだけど、それまでは走るたびに
よくなっていたと思う」 ドミニク・ハーロウ(サーキットエンジニアリングディレクター) 「今日の目標はレースでの走行を想定した状態でVJM04のマイレージを稼ぐこと。 若干、風が強かったのでパフォーマンスを考えた走行は難しかったが、その他にも複数の システムテストに取り組んだり、DRSのウイングを初めて使ってみたりした。
うまくいったと思っている。今回のセッションはメカニカルトラブルで短縮されてしまった。 マシンはグラベルに乗り上げたため、大きなダメージを負わずに済んだことが幸いだ。
とはいえ、問題をきちんと理解し、できるだけ早く修正しなければならない」 【ザウバー】 小林可夢偉 「僕にとっては本当に興味深い2日間でした。 今日はコース上での時間を失ってしまいましたが、それでも十分な距離を走れましたし、
新しいタイヤの特性もかなり学習できました。
まだがんばらなければいけませんが、僕にとってはポジティブなテストだったと思います」 ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者) 「今日はパワートレイン関連のトラブルで早々に停止を余儀なくされたが、それでも妥当な マイレージを稼ぐことができた。
今朝はピレリのハードコンパウンドを履いてメカニカル面のセットアップオプションをテストするため8周の 走行からスタートした。
11時以降はスーパーソフトタイヤで一発アタックに取り組み、その後は再び硬めのタイヤを 装着してセットアップ作業に励んでいる。
お昼からはミディアムとハードのタイヤでロングランを実施し、最長で18周を走り込んだ。 可夢偉がコースオフを喫してグラベルにはまったものの、マシンにダメージはない。
最後はウエットでの走行がなかったので早くに切り上げなければならなかったのだ。 全体的にヘレスはとても優れた路面コンディションだったし、タイヤの評価やシステムおよび
セットアップの作業をかなり進められた。
可夢偉にとっても新システムを試せたのはよかったはずだ。 その重要性は高まっているからね。
チームにとっては新しいドライバーのセルジオ(ペレス)と共にこのヘレスで適切な作業ができたので 本当にポジティブな経験になったと思う。
もう少し距離を走られればよかったとは思うが、まだ次のテストがある」
【トロ・ロッソ】 セバスチャン・ブエミ 「今日は予定していたすべてのプログラムができたから、1日を通してマシンが走れるようにがんばってくれたチームにおめでとうと言わなきゃね。 今日は90周を走り、昨日より長く走れたから満足していいはずだ。 スーパーソフトと、それから終盤にちょっとだけインターミディエイトのウエットタイヤを初めて履いた。 これから開幕までそれほど雨が降るとは思わないから、何もしないよりはマシかな。
マシン開発の点ではまだ道のりは長いけど、それでもこの2日間にはとても満足している。 バレンシア以降、信頼性はテストを通して改善したし、これからはパフォーマンスについてもっと
考えながら、この方向性を維持して取り組み続けなきゃいけない」 ローレント・メキース(チーフエンジニア) 「相当な距離を走り込めたし、新車の信頼性やパフォーマンスに関して多くを学べたので、 全体的には素晴らしいテストだった。
この先もマシンのポテンシャルをすべて引き出せるように改善していかねばならない。 それがこの先数週間の最も重要な目標だ。願わくは来週のバルセロナテストでさらに達成したい」
【ロータス】 ヘイキ・コバライネン 「1日を通していくつか小さな問題が発生したこと、それから、この3日間とは違う天気に なったことで少し混乱の1日になったけれど、セットアップオプションについてはさらに 前進を遂げられたと思うし、最後のラップではマシンの素晴らしいペースを示せた。
このタイヤを履いて最適なバランスをどうやって見いだしていくか、その作業にたくさんの 時間を費やしたんだ。
この部分については前進し続けられているように思う。
中断があったことはちょっと残念だけど、テストってそういうものだしね。 この先数日で問題解決に取り組めるし、バルセロナではロングランからスタートできると思うから、
ポジティブな気分でヘレスを出発できる。来週またマシンに戻るのが楽しみだ」 ディーター・ガス(スポーティングディレクター) 「まずは、終盤のトリッキーな天候状態にもかかわらずヘイキ(コバライネン)が素晴らしいラップを 走ったことには全員が満足している。
彼もヤルノ(トゥルーリ)も、ここ数日間は本当に素晴らしいパフォーマンスだった。 彼らの努力に感謝したい。今日はマシンにいくつかトラブルが発生したことや天気の変化に
よって影響を受けたが、テスト全体を通してヤルノとヘイキにマシンの可能性を示す
チャンスを与えるべく必死に取り組んできたチームに感謝すると共に、同じように 懸命に働いてくれているファクトリーの皆に感謝する。
そういったトラブルはありつつも、マシンは速いようだし、バルセロナと最後のバーレーンに
向けてとてもいい基盤を築けたと思っている」 【ヴァージン】 ジェローム・ダンブロジオ 「新車MVR-02を初めてドライブした2日間は本当に興味深くて、自分にとってもチームに とっても有益だったと思う。
新車についてはまだ理解しているところだし、今日はマシンに乗る時間を多く取れなかったのが残念だ。 でも、ヘレスで取り組んだ作業には満足しているし、今はバルセロナでマシンに乗るのが待ち遠しい」 |
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13日(日)、ヘレスで実施されたプレシーズンテストは最終日を迎え、ウィリアムズのルーベンス・バリチェロが 最速タイムを刻んで終了した。
バリチェロの記録は午前に8周の連続走行に臨んだ際にマークされたもの。
午前の作業中にグラベルに乗り上げて赤旗の要因を作ってしまったザウバーの小林可夢偉だが、2 番手タイムを残してヘレスでのプログラムを締めくくっている。
日曜日は天気がすぐれなかったにもかかわらず大勢のファンがサーキットに詰めかけ、 その多くの声援を受けたスペイン出身のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は 上位につけた2人同様、午前中に刻んだタイムが3番手となった。
午後のセッションは燃料を多く積んでの走行に取り組んでいる。
ジェンソン・バトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)と いった他のトップチームの面々は速いタイムを狙うアタックラップよりも大量の燃料を搭載しての作業に
集中した。
午後は8周を走ってピットレーン入り口でストップしてしまったものの、再び競争力の向上を発揮した ロータスはヘイキ・コバライネンが6番手タイムを記録している。 一方でフラストレーションのたまる1日を過ごしたのがヴァージン。
午前にオイルプレッシャーのトラブルでストップした後、短時間で修復できると予想された作業に 4時間を費やしてしまい、ドライブを担当したジェローム・ダンブロジオは終了間際になってようや
くコースに戻ることができた。
また、フォース・インディアのステアリングを握ったポール・ディ・レスタはサスペンションに問題が発生し、 グラベルにはまってしまっている。
トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミはアロンソに次ぐ4番手に入った。
数名のドライバーが雨天用のタイヤを履いてコースに出たものの、雨の降り始めが予報より 若干遅れたため、有意義な評価に取り組むには遅すぎた。
ヘレス - 2011/02/13
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12日(土)に行われたヘレステスト3日目は、初めてルノーR31のステアリングを握った
ニック・ハイドフェルドが最速タイムをたたき出した。
ロバート・クビサの代役として最有力候補に挙がっているハイドフェルドは、昨シーズンの最終戦以来
約3カ月ぶりのF1ドライブとなった。
タイヤコンパウンドや燃料搭載量、プログラムの違いはあるとはいえ、タイムシートの最上段に
名前を刻んだことは今後のシート獲得に向けて好感触のはずだ。
他にも、小林可夢偉(ザウバー)やフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)といったドライバーたちが
ヘレステストに初登場し、周回を重ねていた。
セッションを終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。
【レッドブル】
セバスチャン・ベッテル
「今日のテストはうまくいった。可変リアウイングはかなり難しいね。
昨年のFダクトみたいにすごく自然に機能するし、ドライバーとしては可能な限り使いたい機構だ。
タイヤ(のグリップレベル)が下がった時はフレッシュタイヤと比べて使うのが難しいけど、慣れるだろう。KERS(運動エネルギー回生システム)はあまり楽なシステムじゃないけど、慣れなきゃいけない。
今はまだ練習期間だからね」
イアン・モーガン(レースエンジニアリング責任者)
「今日もいい1日になり、セッション終了までに数多くの赤旗中断があったものの、
すべてのプログラムを完了できた。
幸運にも現時点のわれわれはスケジュールよりも先行している状態なので、多くの時間を失わずに
済んだのだ。マシンは毎日信頼性を発揮している」
【フェラーリ】
フェルナンド・アロンソ
「問題を経験せずにこれほどの長距離を走破できたのはすごく重要なことさ。
タイヤ特性を理解するという今回のテストにおける最大の不明点を解明するにあたり、たくさんの
データを収集できたのは有益だった。
バレンシアでも行ったことをここでも繰り返したい。ライバルたちがどんなことをやっているのか
分からないから、タイムについては考えられないってことをね。
僕ら自身の努力や、1カ月後のバーレーンでどんな位置にいるのかということに集中する方が優れているよ」
「(この日のテストでロバート・クビサに向けた特別カラーのヘルメットを装着したことについて)ロバートの
体調が日々ポジティブな方向に進んでいるのはうれしいことなんだ。
これからたくさんの忍耐を必要とされるだろうけど、最も重要なのは彼が改善してるってことだからね」
【メルセデスGP】
ミハエル・シューマッハ
「ヘレスで担当した2日間を終え、ここで達成した事柄には満足できているよ。
今日もまたたくさんの距離を走ることができ、いくつかの小さな問題を除いてはテストプログラムを
堅実的に行ってすごくうまく走れたんだ。
これこそ、この時期に望める事柄だよ。次の金曜日からバルセロナでスタートする次回のテストで、
開発を継続できるのが楽しみだ」
【ルノー】
ニック・ハイドフェルド
「今日は本当に楽しかった。初めてマシンに乗ったり新しいチームと作業をしたりする時は慣れるのに
いつも時間がかかるものだけど、マシンをドライブするのは喜びだよ。
トラブルを多く抱えることがなくいい1日を過ごすことができ、幸運にも投じた変更のすべてが正しい
方向に進んで改善できたから、どんどんプッシュできたんだ。
ラップタイムについては、ライバルたちの燃料搭載量や作業内容が分からないから比較するのは
すごく難しいね。改善できる部分は常に存在するとはいえ、このマシンの第一印象はポジティブなものさ」
エリック・ブーリエ(チーム代表)
「今日はニックにマシンをドライブするチャンスを与え、大きな評価をすることができた。
われわれの最初の印象はとても積極的なものだ。
彼はチームとうまく仕事をし、優れたフィードバックを与えてマシンを改善してくれた。
86周を走破したことやタイムが励まされるものだったことについては、ロバート(クビサ)や
ヴィタリー(ペトロフ)のこれまでのフィードバックやチーム全体のハードワークに感謝しなければいけない」
【ウィリアムズ】
サム・マイケル(テクニカルディレクター)
「午前中にはたくさんのセットアップ変更を行って走行したが、KERS(運動エネルギー回生システム)の
冷却システムに問題が生じてしまった。
そのため、マシンを安全に保つために停止していくつかのパーツを外し、これによって3時間を要してしまった。
午後には空力セットアップを行っていいロングランができ、ルーベンス(バリチェロ)は風洞実験のための
いいデータを収集してくれた」
【フォース・インディア】
ポール・ディ・レスタ
「新しいシステムはまだ試していないんだ。今は基本的なマシンでマイレージを稼ぐために走っており、
問題が発生しないか見守りながらパフォーマンスを発揮しているんだよ。
(今回のテストで)KERSを走らせることもないだろうし、可変ウイングについては今晩決めることになる。
僕らは僕らの優先時効にそって作業する必要があるけど、それは明日学ぶべき事柄なんだ。
すべてをこなせてはいないけど、僕らはここで必要としている作業をしなきゃいけない。
僕らはマシンの走行距離を増やしているけど、多くのチームはKERSを試しているね」
「前に進む前に理解しなきゃいけないし、道のりをしっかり築いていくというのは何かを変更しながら
進むよりも最適な事柄だと思っている。
(変更しながら進む場合は)チームが間違った方向に簡単に導かれる可能性があるからね。
僕らには適切な基礎が備わっていると思う。今いるポジションについて言及するのは難しいし、
もう少し走りたいね。まだプログラムのすべてをこなしたわけじゃないんだ。
それでも、速さや快適さを感じるために自分自身を慣れさせるには十分な周回数を走ったと思っている」
【ザウバー】
ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)
「バレンシアテストから長らく走行機会がなかったが、今日は(小林)可夢偉にとって
最新のC30とピレリタイヤを試すテストになった。
これまでユーズドタイヤを使い全体的なセットアップ作業を行ったが、実際には大規模な
パフォーマンス作業はやっていない。
午前中にはメカニカル作業とセットアップ変更に取り掛かり、セルジオ(ペレス)がドライブしていた時の
方向性を確認した。
午後にはいくつかの開発パーツを試しロングランに集中したが、エンジントラブルによって
その作業は早めに切り上げることになってしまった。明日もテストを目いっぱい行えることを楽しみにしている」
【トロ・ロッソ】
セバスチャン・ブエミ
「僕が前にマシンをドライブしたバレンシアテストと比べ、チームはいい仕事をしてマシン開発を勧めてくれた。
現時点ではパフォーマンスレベルについてとやかく言えないし、今はすべてを理解することに重点を
置いているわけだけど、間違いなく改善されている。
だから、ピレリのハードコンパウンドを試した今日の作業には満足しているし、これで4種類のコンパウンドを
試したということになる。
ここではさらに1日にテストが控えているから、さまざまな分野の作業を行いたい」
【ロータス】
ヘイキ・コバライネン
「今日はすごく励まされる1日になったし、本当に楽しんでマシンをドライブできた。
バレンシアで感じたのと同じフィーリングを得ることができたよ。
基本的にいいマシンだし、さらに改善できるだろう。
今日は本当にいい成果を残すことができた。エキゾーストに問題があったものの、プログラムの大半を
消化できたんだ。
スタッフたちが問題解決のためにいい働きをしてくれたし、1日の終わりにはたくさんのセットアップ変更や
すべてのタイヤコンパウンドでの走行を行い、燃料搭載量を変更することもできた。
午前中にはDRS(ドラッグ低減システム/可変リアウイング)をレースモードで試したよ。
すべてを楽に動作させるためにはまだ複雑な状況が続いているとは思うけどね。
システムに慣れてしまえば、かなりシンプルなものなんだよ。
レースモードとプラクティスモードの2つで操作したけど、ウイングのポジションもうまく戻ってくれたから
ブレーキング時には何の問題もなかったし、すべての動作にすごく満足できた。
中団でセッションを終えることができたから、今日の作業はすごくハッピーなものになった」
ディーター・ガス(スポーティングディレクター)
「今日の作業の進み方には、僕たち全員がかなり満足できるだろう。
中盤にはエキゾーストの問題によって走行時間を失ったが、プログラムのほとんどをこなせたので
特に午前と午後の終わりはいいものになった。
今日学べたカギとなる部分はタイヤについてだ。
タイヤの能力を最大限に生かすために本当に学ぶにはもっと作業が必要だと思っている。
それでも、今日はピレリと共に間違いなく前進することができた。
今日はレースコンディションにおいてDRSを使うこともできたけど、この状態で用いることができたのは
今日が初めてだ。
とてもうまく機能したし、レース中のシナリオでこのような働きをするのであればいいものだろう」
【ヴァージン】
ジェローム・ダンブロジオ
「今日の作業を本当に楽しみにしていたし、ついに新車をドライブできたのは最高だね。
たくさんの周回数を走破できたし、マシンの中でかなりの時間を過ごせたのはテスト特有のことだろう。
すぐにMVR-02のドライブになれることができたし、明日はさらにたくさんの有益なデータを収集して
チームの開発を前進させるための助けになりたい」
ジョン・ブース(チーム代表)
「今日はガレージで過ごす時間もごくごく限られたものとなってとても生産的な1日になり、
たくさんの走行時間を生かしてマイレージを稼ぐことができた。
ジェロームは素晴らしい仕事をしてMVR-02でのデビュー走行を行い、マシンに乗るたびに
進歩していく姿は素晴らしいものだった。明日も同様の流れとなり、素晴らしいテストになることを期待している」
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