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昨日は『ラブいぬベンジー/はじめての冒険』のアフレコ収録でした。
今回は、字幕版と日本語吹き替え版の2つのバージョンで公開するのです。
日本語吹き替え版を作ることにしたのは、
ひとつ:子供さんにも見てもらえるように
ふたつ:ベンジーをはじめとした犬の動きを集中してみて欲しいから
です。
何しろ、ベンジーたち動物は人間の言葉をしゃべりませんから。
なのに、ちょっとした動きや、表情で、
ああ、今こう思ってるんだ、とか
うんうん、泣きそうなんや、とか
わかってしまうんですよ。さすがベンジー、特技は演技です。
でもって、今回アフレコを担当していただいたのは、よゐこのお二人!
実写映画のアフレコは、はじめて、ということです。
役柄はベンジーに振り回される動物保護管理局ののっぽと太っちょの二人組みで、
影の主役といっても過言でない重要な役どころ。
実写映画って、画面では、ちゃんと体を使って演技している人がしゃべっているわけで、
さらにアニメのように後から声をあてることを前提にしているわけでもない。
そこに声だけでその気持ちを表現して、さらに口の動きもあわせて・・・って
考えただけでも頭こんがらがります。
ディレクターからも、はじめての実写アフレコでこんなに沢山の出番があると、まる一日仕事になるよ
と釘さされたベンジースタッフ。
(まる一日って言葉に含むニュアンスは、いったい何時間なのか怖くて聞けませんでした)
さて、当日、朝10時からアフレコ開始。
一発目のアフレコシーン、まずはテストから。
最初、よゐこさんはなかなかテンションがあがらないようで、
(まあ朝10時にいきなり、ハイテンションのシーンをやってと言われてもねえ)
1シーンにうん、まあ、ちょっと、時間がかかってしまったのですが、
さすがに話術のプロ、
時間がたつにずれ、どんどん調子はうなぎのぼり。
そうなるとですね、ディレクターもどんどん欲がでてきて注文も厳しくなり、
ほんの一言でも、「もうちょっとラストを強めに」とか
(すみません、私にはこの微妙な強弱の差がわかりませんでした)
台詞もなくBGMが流れているだけのシーンでも、
「ちょっとアドリブで息遣いいれてみましょう」とか・・・
すると、よゐこさんからも役柄になりきって台本と微妙に違う台詞が飛び出して
それがまた「こっちのほうがいいから、採用!」となったり
監督がOKだしても、「ここの台詞、気になったんですが」と自らのダメだしで取り直しとか・・・
(自らに厳しいところ、見習わなくては)
お二人にはあえて関西弁で吹き替えてもらいました。
ベンジーに振りまわされる二人組みで、お笑い部分ももってたりとか、人情味あふれる役だったので、
関西弁にしたいと思ったわけです。
でもって実は、ベンジースタッフも関西出身が多く、
はっと気づくと関西弁がとびかったアフレコ現場になってしました。
「さっきんとこ、もっかいやろか?」「ほな、休憩いれましょか」・・・
アフレコすべてが終了したときは、日もとっぷり暮れて、もう夜。
終わった瞬間、大きな拍手があふれたことは言わずもがな。
極め付きはディレクターのこの一言
「これは、絶対に字幕よりも絶対吹き替えのほうが面白い!」
こんなに長時間、ずっとスタジオにこもりっぱなしで、
収録いただいたよゐこさん、本当に本当にありがとうございました!
11月には、来日するベンジーと是非、涙(?)のご対面をお願いします!
でも本当はディレクターから当初、言われていた時間より、
なんと2時間ちかく早く終わったのでした。
ラブいぬベンジー/はじめての冒険 11月ロードショー
http://www.benji.jp
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