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なぜ私が『Flash』に、そこまでこだわるか。それを勝手に示そうと思う。
単純な話です。良いモノを伝えたいから、でも誤解してる人が多いからです。まず最初に言いたいのは、Flashというメディア(あくまで一つの媒体と捉えます)はブラウザ上で閲覧可能なため、ネットをしながら、その流れで見る事ができます。他のアプリケーションの起動の必要はありません。また、最近のPCであれば、ほとんど初期出荷状態でブラウザにプラグインがインストールされた状態でしょう。つまり、何らかの手を加えないと見る事のできない特殊なものでもありません。
『誤解している人が多い』というのはどういう事か。それはFlashが氾濫しすぎたせいでもあります。世の中に多く普及しすぎたとでも言い換えられましょうか。本来Flashは、アニメーションやWEB制作など『仕事として使われる』ような存在でした。ところが普及・認知度があがり、価格が下がり、WinnyなどP2Pソフトによるコピーも増え、一般人でも簡単に手に入るようになったため、学生であったり制作を生業としない人も多く使うようになりました。
『Flashはホントに楽しいアプリケーションです』。ゆえに、趣味で使う人々は、その楽しさゆえに、様々なものを作り、ネットへアップし続けました。それが誤解を産んだと言えましょう。先日お会いしたライターさんも、同様の誤解を多少なりとも持っていました。私が考えるFlashと、誤解している人の意見の相違こそ、まずは取り払いたい枠なのです。
■Flashは重い
これは結構誤解されています。良く『Flashはいいんだけど重いからなぁ』とか聞きます。それは『制作者が悪い』だけですので、Flashのせいにして欲しくありません。普通のjpg画像・gif画像と比べても同じ枚数用意したらFlashの方が軽く見える事も多いです。更に動きを付けても軽い場合もあるでしょう。素人の制作した重いデータ、数MBにもなるアニメーションやゲームだけを見てきた方に是非言いたい。『プロの作ったFlashを見ても、重いとか思いますか?』と。私なら『アバター』と同じデータの大きさで、スーパーマリオとかパックマンとか作ります。
■Flashは分かりにくい
『Flashって、どこがボタンだか分かりにくいから、さわり難い』とかも聞きます。これも全面Flashサイトなどを作ってきたサイトの氾濫が及ぼした悪影響です。(ズバッと言い切ります) ユーザビリティ・アクセシビリティを考慮しない人間が作ったものに『分かりやすい』は存在しません。これも制作者が悪いと言えます。ただし、仕事としていないFlash使い全員を非難はしているわけではありません。すごく頑張ってる人もいますし、プロ顔負けの作品を作る人も居ます。
ここでいう素人とは『Flashを使いこなしていない人』という意味です。今でも『デザイナーズサイト』とかの名目で『デザイナーっぽく作るからユーザビリティは二の次』なサイトはありますよね。私は意味のないデザインはものすごく嫌いです。例えお金を貰って仕事していても、ユーザビリティ無視のデザインは、もうお腹いっぱいですし、そのデザイナーは『素人』と呼ばせて頂きます。
■更新が面倒
これも作り方次第です。外部ファイルとの連携や他言語などとの連動でも、いくらでも効率を上げられます。『Flashを使うので、更新は面倒になってもしょうがないです』と言われた事のある企業さん。そんな制作会社は今後使わない方がイイデスヨ。更新が面倒なFlashは、制作者が怠慢か、もしくは制作者の使っているFlashのバージョンが4以下かのどちらかの理由でしょう。
#この際、クライアントの予算不足という問題は除く
◆SEO対策が…
『Flashは動きもいいし、軽いし。だけどね、Googleへのヒットがね…』。最近目立って見かけるようになってきたSEO・SEMの文字。検索エンジンへの登録、上位ヒットが高く望まれるようになってきました。Flashで制作されたswfファイル内へは、まだ完全に『検索エンジンの巡回ロボットがクロールできない』のが現状です。詳細は私の推測の域を出ませんが、今の所、少しはswf内の解析もしてくれるようです。ただ、やはりSEO・SEM的な考え方からすると、Flashでのサイト制作はあと一歩かも知れません。ロボットさん、もっとがんばって!
#これが克服できたら私が考えるFlash最大のデメリットがなくなるわけですから、凄い事ですが
世の中のWEBにはゴマンとFlashが動いています。ただ、もしかしたら良品Flashは1%とか、そんな数値しか存在しないかも知れません。もしあなたが偶然ネットサーフィン中に良品に出会った時、『あぁ、もっと早くこのFlashを見てたらなぁ』と後悔する可能性が少しでもあると思うならば、今からでも遅くありません、偶然ではなく『良品を探すサーフィン』に出掛けてください。
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