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楽しみにしていた皆既日食 結局見れなかったね なんで今日に限って雨? 一緒に見ようねって 遮光板まで買ってきたのに 見れないまんま 終わっちゃったね 次の皆既日食はいつだっけ? 40年とちょっとかな? あたし達は きっとまだ生きてるね でもさ その時まで 一緒にいられるのかな? 40数年先の皆既日食を 君と一緒に見られるのかな? ううん 約束とかはしなくていいよ 漠然とした先の話だし 守れそうもない約束なんて 最初からいらないから じゃぁさ もし40数年先の皆既日食 一緒に観たいなって思っているなら この遮光板 あたしのと君のを交換しよう 40数年の間に あたしが君を忘れても 君があたしを忘れても 皆既日食のその頃に またこの遮光板を取り出して お互いの事 思い出せると思わない? もしその頃 一緒にいられたなら ふたりはきっと家族で 一緒にいられなかったら 久しぶりの再会で それはそれでいいと思うんだ ねぇ そうは思わない? 40数年後の奇跡のような日食を またあたしと観てみたいって思わない? |
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地平線を眺めていると 地球が丸い事を感じる うっすらと湾曲した海の彼方 ずっとずっと 遠い島に 今 君はいるんだね そう思うと 離れているこの距離も ほんの少しだけ 楽に思えた 君のいるソコも 僕のいるココも 結局は同じ地球の上なんだって 離れていても 僕ら 繋がっていられるんだって ほんの少しだけど 嬉しく想えたんだ |
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今日も僕は 君を待つ いつもと同じ この場所で いつも僕は 君を待つ いつもと同じ このコーヒーを飲んで 待ち合わせには 必ず遅刻してくる君を 時々 呆れ顔で待つ僕と 慌てながら階段駆け上がる君 何もかもが いつも通り 代り映えのしない毎日 代り映えのしない その毎日が 気付くと それが幸せで 代り映えのしない その二人が 代わってしまうと 不幸せで だからね 僕はこの時間が好きなんだ 君を待つこの時間が いつもと同じこの場所で 今日も 僕は君を待つ |
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僕の時計は遅れているんだ 世界から取り残された僕だから みんなの速度について行けない みんな忙しいんだね そんなに急いでどこへ行くの? そんなに急いで疲れないの? そんなに急いで生きたって 最後はみんな同じなのに 忙しい世界 休む事を忘れた世界 僕から見たみんなはいつも早すぎて 僕の横を 光のように過ぎてゆく 声をかける事もできない早さで |
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哀しい程に美しい 空のグラデーションが 僕らを引き裂く こんなに美しい空なのに 僕らには寂しい空なんだ 「また 明日。」 って手を振った でも本当は 君を帰したくはないんだよ もっとずっと 一緒にいたくて もっとずっと 話していたい 君の心に触れていたい 黄昏の夕刻の空を 君と見上げる 空はとても美しくて それを見つめる君が美し過ぎて 僕の心は涙色になった |




