風になりたい!

通り過ぎる貴方が風なら、私も今すぐ風になりたい……

友達

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学生の頃、特に1年の頃にツルんでた仲間は男が4人で女が2人だった。

K内、H迫、家N、W部、Y恵、そして私。

どうしてそのメンバーになったかは定かではないけれど、(ん? いや、おぼろげには覚えてるけれど)

よく飲みに行っていた。

講義が終わると上福岡(埼玉のね。私ともう一人の女友達が住んでいた女子寮があった。で、男友達のうち

2人も上福岡に住んでいた)で電車を降り、男どもはパチンコをして、女2人は見学。

4人の男がやると誰かしらは勝つので、そいつのおごりで飲みに行く……そんな風に飲み歩いていた。

(考えてみると、女2人はあんまりお金を払ってなかったような……パチンコでスルこともないし、勝たない

からおごることもないし……。うまくやってたなぁ、私とY恵)

なんでそのメンバーだったのか……。

定かではないと書きながら、すぐに思いあたったけれど、全員が浪人組だったからだと思う。

H迫は3浪。(おいおい!! 親不幸もの〜!)家NとW部は2浪。他3人が1浪。(ま、私たちもか?)

3浪と2浪が自然と仲良くなり、そこにK内が加わり、それから私とY恵が加わった。

よく遊んだ。……ほんとによく遊んだ。バイトやなんかもしてたけど、時間はふんだんにあったから。

その頃、誰も彼氏、彼女がいなかったし。

つき合いかけた話はあっても1、2度のデート止まりで、誰一人としてちゃんとした相手が出来なかった!!

だから、何かっていうと6人集まり、上福岡ではしゃいだ、騒いだ、飲んだ!!

昔の青春ドラマを地でやってた気がする。

………………………………………………

で、6人+他のクラスメートって時もありつつ、ワイワイとはしゃいで師走を迎えた頃、……事件は起きた。

(あ、事件って言っても、あくまでも私レベルの話だけです。そんな社会的な事件ではないですから!)




って、ほんの触りを書いたところで次回に繰越〜〜〜 チャンチャン♪

もう先月の話じゃ〜。……って何の話?

なんだか、BT−7の詳細記事も書いとらんし、もっとさかのぼれば大型教習日記だって詳細記事書いと

らんけど、ま、細かいことは置いといてっと〜

先月末のえ〜っと、あれは29日!

影っちとさくらさんがうちに遊びに来てくれました〜!!

え? 何しに? って!?

そりゃぁ、もちろん!! 

……ノンタンの餌食になりに! っでしょう〜〜〜!?!?!?



その前の週まで、毎週末ず〜っとツーリングに出かけっぱなしだった私。

(土日両方ともではないんですよ! どちらか片方だけです! 誤解のないように!)

ノンタンにちょっと涙目で言われてしまいました。

「おかあさん、ノンタンのこと置いていっちゃやだ。遊びに行くときはノンタンもだよ〜……(;o;)」

ノンタンごめん! ごめんなさい!! って気持ちになりました〜。反省!! 

で、10月最後の週はバイクに乗らずにノンタンと公園に行ったり、3人で車でお出掛けしたりしようと

約束したのでした。

(この約束は夫も一緒にしたんだけど、なぜか28日の日の夫は1日中車とバイクいじり……この借りは何で

返してもらおうかなぁ〜)



で、10月最後の週の半ばに影っちから連絡が……。遊びに行っていいかい? と……!

アッハッハ! 飛んで火に入る夏の虫〜、影っち〜!

影っち、車を買ったばかりです。荷物がいっぱい積めるやつ。バイクだって積めるやつ。

(どういうタイプの車なのか、よくわからないけど。バン? ワゴン?)

その車で遊びに来てくれることになりました!

で、ちょっと前からうちに飲みにおいでよと誘っていたさくらさんも一緒に誘ってみました!

餌食が二人に!!

二人、朝の10時くらいに遊びに来てくれ、さくらさんは2時くらいまで遊んでくれました。

影っちにいたっては6時くらい(だっけ?)まで遊んでくれました〜。

影っちの車で出かけて遅いお昼を食べ、公園に行き、ノンタンが遊ぶのにつき合わせてしまいました!

ほんと感謝感謝!!



これに懲りないで、また遊びに来てや!

今度はお泊り飲み会やろう!

それから、影っち、お土産もいっぱいありがとう!!

さくらさんも、ノンタンにいっぱいお菓子買ってくれてありがとう!

うちに来ると、なんだか必ずノンタンの餌食にされるのがお定まりになってしまっているけど、他の方達も

あまり恐怖におののかず、ぜひ遊びに来てくださいましな〜。

よろしくお願いいたしまする〜!!

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昨日、やっと会えました!

きよママんちの三男坊のチビちゃん♪http://blogs.yahoo.co.jp/kiyomama0220/41834149.html

彼が頑張っていることは前にも紹介したことがあるのでhttp://blogs.yahoo.co.jp/loveloveonly1/20059327.html

覚えている方もいらっしゃると思いますが、その後順調に回復していて随分元気な顔を見せてもらいました。

ずっと会いたかったんですよ。きよママにも、チビちゃんにも。

チビちゃんが頑張っているのを見ると自分も元気になれたからすっごく感謝してたんです。

で、直接会ってもっと元気をもらいたいな、少しでも恩返しが出来たらいいなとずっと思っていて、きのう

ようやくそれが実現しました!


チビちゃん、水の事故に会う前は「ドラゴンボールになりたい!」って言っていたそうで、(え? ゴクウ

とかじゃなく? ボールになりたい? って感じでしょ? 当時5歳でしたからね、大目に見てあげま

しょー!)ゴクウとゴハンとベジットのフィギュアを持っていきました。(ガチャぽんのね、それもうちで

ダブってて夫があげていいよって言ったやつ。でも、けっこう精巧にできてるから喜ぶかな〜って思って)

で、それを病室できよママと一緒に組み立てて「チビちゃん、見て見て〜〜〜!」………………………って

言ってるのに、……寝てんじゃ〜〜〜〜ん!!

お〜い! チビちゃ〜〜〜ん! ゴクウを連れて来たんだけど〜〜〜!!

起きろ〜〜〜! ……なんて、たたき起こしたりはしないけどね。

早く目を覚ましてくれないかな〜〜〜。

どんな顔して喜ぶのか見たいんだよ〜〜〜!

結局、目を開けてもちょっとボーっとした感じ。まだ眠そう。あ、また寝ちゃった……って感じでした。

で、きよママも私もお昼がまだでお腹がすいていたので食堂へ……。


ここの病院の食堂、いつもきよママが言ってるけどほんとに美味しい! 

松茸ご飯をいただきました! 熱々の美味しい松茸ご飯とお吸い物、そして、サックサクの天婦羅がついて

850円!(だったよね?) 

安い! 安すぎる! で、美味い! これはお見舞いに行かなくても、食事だけに行ってもいいくらい!


……さて、食べ物の興奮はこれくらいにしておいて、(でないとキリがないからね)病室に戻ると……アハ、

やっぱりまだまだウトウト。

起きないかなぁ〜、ゴクウだぞ〜! とか言いながらもきよママといろんな話をしていると(きよママとも

初対面でしたよ〜。だけどいつものオフミのように初対面という感じは全くなく、話題が尽きない!)、

訪問学級の先生がいらっしゃいました。

あ、この先生がよくチビちゃんにお土産を持ってきてくれる先生だ! おぉ〜、やっぱり優しそうだ〜〜〜!

え? 若そうって思ったけど、うちの夫と同い年じゃん! へぇ〜、10歳サバよんでも大丈夫ですよ〜〜!

なんて話もしてましたが、先生がチビちゃんにマッサージなんぞをしている間にチビちゃんが起きました!

で、挨拶なんぞをしてみたけど、最初はちょっと初めて見る私の顔に人見知りをしてたかな?

でも、きよママがチビちゃんが昔こんな悪さをしたとかの暴露を始めたら、照れ笑いみたいな顔やちょっと

ムッとした顔をしてみたり、いろんな表情を見せてくれました。

先生が硬直している手足をさすっているので、私も手を握ったり、可動範囲内で手首や肘を動かしてみたり

しながら話をしてたんですが、時間ってあっという間。

12時半ころ病室に入ったけれど、またたく間に4時頃の時間になっていたよう。

先生が4時半までいてくれるとのことで、きよママとコーヒーを飲んでから帰ることに。

チビちゃんに「また遊びに来るからね」と言うと、私の目をじっと見つめてくれていたので「うん!」という

返事ではないかと思いました。

じゃあ、さよなら! またね! と病室をあとにして、きよママとコーヒータイム。

またやっぱり話は尽きなく、コーヒーを飲みながらきよママといろいろと話をしました。

そうしていっぱいいっぱいチビちゃんときよママに元気をもらって帰路についたらぶらぶなのでありました!

どうもありがとうね。きよママ!! チビちゃん!!

(タオルはきよママが熱狂的なファンである永ちゃんタオル……すっごいいっぱい持ってるようだ)

あ、ところで都内のその病院まで、らぶらVちゃんで行ってみました。(都内だから小回りが利くようにと

思ってね)17号をまっすぐ行けばいいから楽チン楽チン♪と、とってもスムーズに某病院を見つけました。

だけど、駐車場の出口は見つかったのに入り口がわからない! 

え〜〜〜? どこ〜〜〜!? って探すうちにどんどん病院から遠ざかる!

仕方ないので、歩道にいったん止めて、道行く人に聞きました。……で、無事、駐車場へ。


さてっと、行きはよいよい帰りは……。

まず、駐車場を出てから、帰り道の17号が見つけられない。

とりあえず走るか! と走り出したけど、いつまでたってもさいたま系の行き先は出てこない。

これはこれは……北に向かわず、西に向かっておりましたです……。

なので、ちょっち方向変えてみました。右に曲がったあと……どっち曲がったっけ? そしたら……

お! これは17号じゃん! やった! 

……と思ったら、日本橋方面に向かっておりました。

……逆じゃん!!

で、今度は右、右、右、左! と曲がってみたので、当然17号をさいたま方面に向かうことができました!

おぉ〜〜〜、私もやればできるじゃん!(感心するなよ、そんなことで〜。それよか地図見ろ、地図!!)

順調に走ることしばし。お、「さいたままで21キロ」これまた順調!

……であったのだが……あれ? おかしいなぁ? 川口、赤羽方面とかってなってるよ、この道。……

ん? いつの間に? 変だなぁ〜??? だって来る時は赤羽とか通ってないでしょう???

いつの間にか122号だかを走ってました〜〜!!

へっ? いつの間に??? ……なんででしょうねぇ〜〜。不思議ですねぇ〜〜。

ま、いいや! 環七に出たので左に折れました。で、中山道とあったのでその道をたどって帰ってきました。

でも、行きとは違い旧中山道を通ってきた?

ま、どっちでもいいんです。ちゃんと帰ることが出来ましたからねぇ〜〜〜。 

そうそう、中山道に入ってすぐ「さいたままで13キロ」って出てたかな? 

だけど、“あと21キロ”から“13キロ”にたどり着くまで、たった8キロしかなかったわけない……。

20キロくらい走っていたのでは? (……いっぱい走れて良かったね♪)

これはリベンジあるのみ? でも、リベンジしようとすると、行きでも迷うんだよねぇ。

ハハハ! なんでだろ!?(地図、見ないから?)


おうちには無事にたどり着きましたのでどうぞご心配なく。

今までたどり着かなかったケースは一度もありませんからね。(たどり着かない時って警察のお世話にでも

なるのかな?)


あ、ところで、またこれすっごく長くなってる? 

で、これってお見舞いレポ? それとも迷い道レポ? ……さぁ、どっちだ!?

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たった一日だけの友達

昔、高校1、2年生の頃の話。

辺鄙な田舎に住んでいた私だけど、たま〜に新潟市に出かけては買い物したり、映画を見たりという
普通の高校生らしいこともしていた。(野生児みたいなことばかりしていたわけじゃないですよ〜)
(高校のあった市は、これまたけっこう辺鄙な田舎町なので、出かけるとしたら新潟の古町とかだった)

仲のいい友達と2〜4人くらいで出かけることもあったけど、単独行動の好きな私は、その休みには
一人で映画が見たかった。

で、「日曜日、新潟まで出かけたいんだけど」と母に言うと、案の定「おとうさんに聞きな。おとうさんがいいって言えばいいよ」……やっぱ、そうだよね。いつものごとく。

「おとうさん、日曜日、新潟に行っていい?」
「誰と何しに行くんだ?」
「一人で映画観に行く」
「なんで? なんで一人で行くんだ? 誰かと一緒ならいい。でも一人じゃ駄目だ」
「だって、一人で観たい映画もあるんだよ。人と一緒に自分の観たい映画を観るのは疲れる」
「駄目だ。誰か誘え」
「やだ。一人で行く」

……押し問答の末「勝手にしろ!」と父の怒鳴り声が鳴り響き、その結果、私は勝手にさせていただいた。
ま、父の気持ちも痛いほどわかる。特にノンタンを産んだ今ならなおさら。
一人じゃ心配だ。何があるかわからない。
実際、変な人に会っちゃったし。(私は変な人に会いやすい?)
こういうときに嘘も方便で、誰かと行くんだって適当な名前をあげちゃえばいいんだろうけど、
私の性格はそれをよしとしなかった。正直に言わないと気が済まない。
ぶつかるのを覚悟で正直に言うから衝突も多かった。(相手が親に限らずで)

そして、次の日曜日。勝手にさせていただくことにした私は「おとうさんに怒られる〜〜」と半べその
母を尻目に、映画を観に出かけた。
……お昼過ぎの時間帯。そうまでして映画を観たのに、自分の頑固さに自己嫌悪していた私はすっきり
としない気分で古町という通りを歩いていた。
ブラブラと、通りを1往復半ほど歩いた時、「ねぇ!」と話しかけられた。
最初は自分に話しかけられてるとは思わず無視していたが、もう一度「ねぇ! そこの○色のTシャツ
の子!」何色を着ていたかは覚えてないけど、Tシャツの色を言われて自分とわかり、キョロキョロ
あたりを見回したら、路上でアクセサリーを売っているお兄さん(おじさんか?)と目があった。
髪は肩くらいで、ちょっとぼろいTシャツにジーンズをはいている30代くらいの人だった。
「ちょっとトイレに行きたいんだけど、これ見ててくんない!? ちょっとここ座ってさ!」
「……?」不審そうに無言でその人を眺める私に、その人は「やべえ! 頼む!」と言ってどこかに
走って行ってしまった。
いいのかなぁ? お金も出しっぱなしなんだけど……。持ち逃げされたらどうすんのさぁ。あ、客が
来ちゃった。や〜ん。選んでるし。おつり、勝手に出していいの〜? ちょっと、もう客来ないでよ〜
なんて思いながら、その人が戻って来るのを待っていた私。
その人が戻ると、どの商品が売れたかを報告して、「じゃ」と去ろうとしたのに「あ、待って待って!」
と、また呼びとめられた。
「今さ、今日の相棒が食事から戻るから、そしたらお礼になんか奢るよ。だから、ちょっと待ってて」
「そんなお礼なんかいらない」
「ま、いいじゃない? じゃ、お礼はしないから、ご飯食べに行くのつきあって!」
「別にいい……」
「あ、ほら、相棒来た! じゃ、行こう!」
「……」
あとは有無を言わさず、手首をつかまれ連行(?)された私。(ほんと、危なっかしくてごめんなさい)

なんとかってライブハウスに連れ込まれた私は、そこに間寛平似の親近感の湧く顔を見て少し安心した。
(ほんとなら、他に客がいない時点で、もっと心配しろって感じだけど)
で、お兄さんがチャーハンを頼むついでに私にも何かあげてくれとマスターに言い、マスターは「何か飲む? ジュースとか酒とか……俺が作った梅酒は絶品だよ!」というので「じゃ、梅酒。ロックで」と頼んだ。ほんとにけっこう美味しくて、3杯飲んだかな? ちょっといい気分になっていた。

「なんかやなことあったの?」とお兄さんに聞かれたときは、急な質問に「?」っていう感じだった。
「いや、すっごい面白くなさそうな顔して歩いてたからさ」
「あぁ、親とけんかしたからね。それだけ。たいした理由じゃない……」
「そっか。なんか、この世の終わりみたいな顔してたよ。……今はだいぶいい顔になった」
「あんまり変わんないと思うけど」
「いや、違うね!……ま、でも、どっちでもいいんだけどさ。どうしたの? って声掛けたくなる顔してたんだよ。今は少し楽しくなった?」
「ン……? 少しは……かな?」

このくらい話すまでに30分くらいを要した。それまでは梅酒をチビチビ呑みながら、お兄さんとマスター二人の会話を聞くともなく聞いていて、お兄さんがあちこちの街をアクセサリーを売りながら旅をして
いることや、会津若松の街が一番好きだってことや、出身がどこかってことなどを知った。どこだったか
今はもう覚えてもいないけれど。

多くを話したわけではないのに、なんだかすっきりとした気分になっていた。
1時間後、「そろそろ行かなきゃな。つきあってくれてありがと!」と言われ、一緒に店を出た。
お兄さんの露店に戻ると、「もうちょっと話していかない? 座れば?」と言われ、またとりとめもない
ことを話した。
学校の話なんかも話題にのぼると話した。そうしたら噂をすれば……ということなのか、たまたまクラスメートが5、6人でこっちに歩いてくるのが見えた。
「やば! 隠れるから!」そういって私は柱の陰にかくれた。
その子たちがアクセサリーをヒヤカシて行ったあと、また出てきた私に「挨拶とかしないの?」とお兄さんは言った。
「今日はメンドくさい」特に仲が悪いわけでもないが、仲がいい人たちでもなかった。
「ふ〜ん」と多くを聞かないお兄さんの態度が心地良かった。

そろそろ私も帰らないといけない時間になっていた。
「今日はごちそうさまでした」
「いや、こちらこそありがとう。すごく楽しかったよ!」
ふてくされた16くらいの女の子の相手がどう楽しかったのかは知らないけど、実は私もすごく楽しかった。少し救われた気もした。
「もう二度と会えないかもしれないけど、もし、会いたくなったら会津若松の○○って通りの□□って
お店に来て。俺の居所、そこならわかるはずだから」
そう言われたけど、もう通りの名も店の名も覚えていない。1年くらいは覚えていたけど、もちろん行きはしなかった。
「じゃ、バイバイ! もうあんな顔して歩いてんじゃないぞ! 俺じゃなかったらやばかったからな」
「……ばいばい。……わかった」


お兄さんが教えてくれたライブハウスは予備校時代に何度か行った。
昼間、お茶をしにくらいだけど。(浪人生だったから)
そこで、佐々木 好というシンガーソングライター本人も見かけたり、チャーがそこの店に置いてあった
ウン十万のギターを即金で買った話などを聞いた。
私がよく観にいった名画座ライフという小屋(でいいんですよね。ヒコさん?)もそのあとすぐになく
なった。ライブハウスもこの3、4年後になくなった。

あのお兄さんも、もちろんあの日一日だけ。顔も覚えていない。だけど、すごく大事な友達を得たような
気がした。すごい人だったと思う。なんて包容力のある優しい人だったんだろうって思う。

他の人は「お〜い。見ず知らずの人間についていくんじゃないよ〜!」って思うだけかも知れないけど。

……

ヤンキー兄ちゃん

浪人生時代、新潟市内の長屋形式、6畳二間のアパートに姉と二人で住んでいた。

けんかしながらも、毎日ゲラゲラ笑いながら「姉妹もいいなぁ。ちっちゃい時はいたぶられてばかり

だったけど」と思いつつ過ごしていた。

ところが、ある初秋の晩、戦慄する出来事が……!


夜10時頃。いつものように二人テレビを見ていた。(おいおい浪人生! 勉強しろよな!)

そうしたら外で大きな声!

「おい! 何やってんだ! ……オ〜イ! コルァ! まてぇ〜ぃ!」

……!?

間髪いれず、台所の脇の砂地をザッザッザッと走っていく複数の足音。

私と姉はまた二人して??? 

そうして10分も経ったころ、玄関をノックする音がした。

私と姉は二人、顔を見合わせ、姉は意を決したように玄関へ。私もそばに置いてあった竹刀を持って

姉の後ろで援護配置。

玄関を開けると、そこには息せききった若い男が二人いた。

さも全力で走ってきましたと言わんばかりの様子で、ヒザに手をあてハァハァゼイゼイやっていた。

二人いわく、「今、そこの鍵穴から男が覗いてたんですよー。俺たち、そいつ捕まえようと思って

バス停のほうまで追いかけていったんだけど、ビーサンだったから引き離されて逃げられました。

気をつけたほうがいいですよー!」とのこと。

私と姉はびっくりしながらもお礼を言い、二人にはすぐに引き取ってもらった。

玄関を閉めて「なんか気持ち悪いねぇ」と言いながら、もう一度戸締りをして眠った。

そして、また翌日。夜の9時頃だったか、あの二人が「なんか心配で、また見回りに来ちゃいました!」

とやってきた。

「ここの近くに友達がいるんだけど、こちら姉妹で二人暮らしなんですってね。けっこう有名ですよ。

気をつけたほうが絶対いいです」などと言って、10分ばかり立ち話しをしていった。

(有名というのは、多分、姉がわりと美人だったからだと思う。私と全く正反対の細面色白美人だった)

そのあと、週末に2回ほど来ていたが、姉が「もう大丈夫ですから。そんなに心配していただかなくても

変な人はもう来ていないようです。何度もありがとうございました」と言って、夜の訪問(見回り?)は

なくなった。


それからしばらくしての日曜日、私が玄関わきの松葉ボタンやブライダルベールに水をあげていたら、

「久しぶりだねぇ、元気」と声を掛けられた。

あの時の若い男の片割れ、アフロのお兄ちゃんだった。(もう一人はリーゼント。ちょうどのんべぇさん

みたいな感じだった)

「この近くの友達のとこに来たんだけど、留守だったんだ。あれから、もう何もない? 大丈夫?」

と言われ、「うん。何かあったら竹刀でやっつけるから大丈夫!」と答えた私。

それから、いろいろ話をして1時間くらいが経った。

「あ、俺もう帰んなきゃ。また来ていい? いつなら都合いい?」

と言われ、「一応受験生だから予備校以外は家で勉強してるよ。家にいるようだったら寄れば?」と

答えたら、その後、ほんとに週に1、2回は遊びに来るようになった。

いつも彼は玄関で靴を履いたまま上がり端に腰かけて、私は廊下に座り、いろいろ話した。

共通の話題なんて一つもなかったけど、なぜか楽しかった。

たまに表でバドミントンをしたりしても遊んだ。(お〜い! 勉強はしてたのか〜! って感じ)

彼は土日にくる時はいつも私の部屋の窓をコツコツとたたいた。

「お前の姉ちゃん、なんかコエ〜からさぁ」

そう言って、姉がいるときは寄らず、姉がいないと寄っていくのだった。

冬になって、玄関先では寒いから、廊下にストーブを持ってきて話をしていたら

「俺さ、まだ部屋に上げてもらえないの?」と言われた。

「えっ、やっぱ彼とかじゃないと部屋には入れたくないしさ。ごめんね」そう言うと

「そうかぁ。……俺さ、今度仕事が遠くなるから引っ越さなくちゃいけないんだよね。だから、もう今

までみたいに来れなくなっちゃう。K代ももう受験だし、どっか受かったら、もうここには住まない

よな。大学入ったら、俺のこと忘れるんだろうなぁ」

「そんなことないよ〜。こんなにしょっちゅう遊んでて忘れるわけないじゃん。引っ越すってどこ。

たまには帰ってくるんでしょ?」

「うん、たまにはね。でも、そん時にはK代、ここにいないと思うよ」

「じゃあ、連絡先教えてよ。私もどこか受かって引っ越したら連絡するから」

「うん、じゃあ、今度書いて持ってくる」

たしか2月だった。私もあちこち受験していたから、アパートを留守にすることも多かった。

その間に彼は来たらしい。

姉が「あんた、あの男の子と付きあってたん? K代がいない時に来たよ」と言った。

「ううん。付きあってないけど、友達だよ。だっていろいろ心配してくれて、いい人じゃん」

そう言うと姉は「あんた、あの二人の言う事信じてたの? 狂言に決まってるでしょ! 最初はわかん

なかったけど、2回目に来たときにすぐわかったよ。あんなの新手のナンパと一緒!」と言った。

「……そうかぁ〜。そうだったの〜? ……そいで、あの人、なんか言ってた? 紙とか持ってた?」

「ううん。じゃ、また来ます、って言って帰っていったよ」

「そっかー。じゃ、また来るんだね。なんか引っ越すらしくて、住所持ってきてたんだと思うんだよね」

「そんなの貰ってもどうにもならないじゃん。付き合うんでもなければそんなの止めな」

そう姉には言われたけれど、待っていた。

そこを引き払うまで待っていた。けれど来なかった。

姉が会ったのが最後だったのか、私は彼の住所も電話番号も知らなかったから確認のしようが

なかった。

そのあとどうして来なかったのかよくわからない。

姉が冷たい態度をとって、それに傷ついたのか。……はっきりはわからない。

ただ、浪人生時代の中で、彼との時間が一番楽しかったなぁと思い出すだけだ。

何の話をしたかも覚えていない。どこに遊びに行ったわけでもない。

いつも、玄関先で他愛もない話をしていただけだった。

だけど、とても楽しかった。


佐々木好の「ドライブ」という曲は彼のためにあるような曲だ。 http://blogs.yahoo.co.jp/loveloveonly1/13883632.html

ほとんどの話を覚えていないのだけれど、上記のこと以外にはあと二つの話だけ覚えている。

「どこか合格したら、ドライブに行こうか」と彼が言ってくれた。それが一つ。

「うん! じゃあ、それが合格祝いだね。よろしくね!」

そう返事をした。

約束は果たされないまま、もう○○年。

アフロもそうだけど、性格もそっくりだった。

「俺、馬鹿だし、こんな格好だから、すぐ人に誤解されるみたいでさ。そのうち、大人がみんな俺の

悪口言ってるんじゃないかって思うようになっちゃった。大人見るとすぐ隠れたくなっちゃうんだよね」

そうも言っていた。それが二つ目。

実際にドライブに行ったわけではないのに、あの曲が彼とだぶる。

ドライブに行ってたら好きになってたかもしれない。

もう随分昔の話だけど。あの唄とセットでよくよみがえってくる思い出だ。

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