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O157で3歳女児死亡 無認可保育施設で5人が感染

2007年08月06日

 大阪市は6日、同市北区の無認可保育所に入所している10カ月から5歳までの乳幼児計5人が病原性大腸菌O(オー)157に集団感染し、うち3歳の女児が死亡した、と発表した。ほかの2人は腹痛や下痢の症状を訴え、現在も市内の病院に入院中。発症していない2人も自宅静養しているという。5人は保育所で調理された共通の給食を食べた可能性があるが、市は「感染源が外部だった疑いも捨て切れない」として、因果関係を調べている。

 女児らが通っていたのは、保育サービス会社「タスク・フォース」(本社・同市西区)が経営するポポラー大阪天六園(同市北区本庄東1丁目)。昨年7月に開所し、現在、0〜7歳までの計31人が通園している。

 市によると、女児は7月29日に下痢の症状が出て、激しい腹痛を訴え、その日のうちに入院。脳障害を起こすなどして6日午前、多臓器不全で死亡した。今月1日に市内の病院から「3歳の女児がO157に感染して入院している」との届け出が市にあったという。

 その後、11カ月の女児と1歳の男児も相次いで入院したが、2人はいずれも快方に向かっているという。ほかの園児や5人の職員には今のところ症状は出ていないとみられる。市保健所は同園が保存していた7月21〜28日の給食を検査機関で分析し、集団食中毒の可能性を調べる一方、ほかの感染源についても調査を進める。

 市は開所まもない昨年8月18日に、同園に立ち入り調査を実施した。その際、厚生労働省の基準で、保育士や看護師など有資格者を職員として2人以上配置する必要があるのに、全員が無資格者だったことから書面で改善を指導。さらに、年2回以上実施する必要のある健康診断の計画が策定されておらず、口頭で指導していた。
朝日より転載


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