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食中毒を引き起こすのは…

 私たちの腸管内には腸内細菌、乳酸菌、レンサ球菌、ブドウ球菌、嫌気性菌、真菌など、腸内の環境に適応し、定住している細菌群があります。このような菌の集団を常在細菌と呼び、宿主の栄養に、あるいは経口的に侵入した病原菌に抵抗性を与えるなど、重要な役割を演じています。
  一方、腸管系病原菌は常在細菌と異なり、外来性の菌でありながら、胃・腸液などの生理的な抵抗作用に強く、影響されずに腸管に到達し、チフス菌・パラチフス菌やエルシニア菌が回腸下部のリンパ小節などで、サルモネラ菌や腸炎ビブリオ菌その他が小腸において、赤痢菌は主として大腸で増殖するように、それぞれ各菌に固有な腸管部位に定着し、そこで増殖、感染を成立させることができるので、より深刻な症状を引き起こすことがあるのです。

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食中毒の変化は食習慣の変化

 厚生労働省の統計によると、毎年2〜3万人は患者が発生し、一向に減少する様子がない食中毒。しかし、その中身は時代とともに変化しています。例えば、原因菌の種類を見てみますと、かつては腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、サルモネラ属菌が三大食中毒として挙げられていましたが、十年ほど前から、その割合は変わってきています。
 というのも、かつて日本人はたんぱく源の多くを魚介類に求めていたため、上記三大食中毒の中でも、魚介類と密接に関わる腸炎ビブリオによる食中毒が圧倒的でした。しかし、近年の食生活の欧米化で、若者を中心に魚離れが進み、乳・肉・卵類を食材とする料理や洋菓子が好まれるようになっています。
 それにともない、食中毒の原因菌の中でも、サルモネラ属菌やウェルシュ菌、カンピロバクター菌等、牛、豚、鶏など、家畜・家禽類の腸管に由来する菌が増加しており、食中毒の原因菌と食生活との間に密接な関係があることを示しています。
   食中毒とは食習慣を映す鏡とも言えるのです。

この時期心配な食中毒!

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 生活環境が衛生的かつ快適になった昨今、“食中毒なんて自分とは関係ない話”なんて思ってはいませんか?でも食中毒は何も食品メーカーや飲食店等によるものばかりではありません。
  「平成16年食中毒発生状況」(厚生労働省)によりますと、飲食店等で発生した食中毒が27.7%に対し、家庭での発生が12.7%という高い数字だということを見逃すことはできません。(グラフ参照)

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胃炎を起こすピロリ菌の祖先は、深海の微生物?

2007年07月03日17時15分

 胃炎を起こすピロリ菌の祖先は、深海にすむ微生物だった――。海洋研究開発機構の中川聡研究員が深海にすむ微生物のゲノムを解読し、こんな結果を得た。今週の米国科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。

写真沖縄の深海から採取、培養された微生物=海洋研究開発機構提供

 中川さんは有人潜水艇しんかい2000で、水深千メートルの熱水孔から微生物を300株採取。水素ガスや硫化水素の濃度など、深海の環境を再現して培養することにも成功し、2株のゲノムが256万塩基対と187万塩基対であることを解読した。さらに詳しく分析すると、この微生物は、ピロリ菌や食中毒を起こすカンピロバクターの祖先であり、遺伝子レベルでは近縁と分かった。

 この微生物に病原性はないが、感染を含む、他の生物との共生関係にかかわっている遺伝子群も共通していた。

 中川さんは「人間に身近な病原体と深海底の微生物が似ていたのは予想外。病原体や微生物が大型生物と共生するまで、どう進化してきたのかを探る大きな手がかりだ」と話している。 朝日より転載

ダイエットの根源!?

小腸細胞のたんぱく質「ラブ8」
栄養吸収に重要な働き

 群馬大の生体調節研究所を中心とする研究グループが、小腸にある特定のたんぱく質に、栄養素を細胞内に取り込むたんぱく質(トランスポーター)を表面に分布させる働きがあることを発見した。表面に分布することで栄養の吸収が可能となるため、この機能を抑える薬品が開発されれば、肥満改善に役立つ可能性があるという。研究成果は英科学雑誌「ネイチャー」電子版に掲載された。

 研究は、原田彰宏教授のグループを中心に行われた。

 グループは小腸の細胞の中にある「ラブ8」というたんぱく質に注目。遺伝子操作でラブ8を持たないマウスを作ったところ、生後3〜4週で栄養失調で死亡した。トランスポーターなどが小腸の細胞内部にたまって表面に現れず、栄養素が吸収できなかった。さらに、このマウスの小腸の栄養吸収速度を調べた結果、ほとんど吸収していないことも確認。ラブ8が小腸での栄養素吸収に重要な働きを持つことを突き止めた。こうした機能を持つたんぱく質は複数推測されているが、動物実験で証明したのは初めてという。

 原田教授は「ラブ8をさらに研究し、栄養吸収の働きを抑える薬品が開発されれば、肥満改善にも役立つ可能性がある」としている。
(2007年6月29日 読売新聞)より転載


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