北極海に浮かぶカナダ・バンクス島。 カナダでは、先住民がガイドとなり、絶滅の心配される ホッキョクグマの狩りを商売にしています。 アメリカでは1970年代に禁止となったため、ハンティング好きの アメリカ人がやって来ては、この10年で800頭以上のホッキョクグマが 撃たれたといいます。 2006年4月16日、ガイドを伴いホッキョクグマを狙っていたアメリカ人 ハンターのジム・マーテルさんは、体毛は白いのに、目の周りが黒く 縁取られた変わったクマを仕留めました。 それを見たガイドは「グリズリーとのハイブリッド(交雑種)では ないか」と言いましたが、環境天然資源省の係官は「ホッキョクグマの 許可証でグリズリーを撃った」として、1年以下の懲役と10万円の罰金 を言い渡しました。 そこでついにDNA鑑定されることとなったクマは、ガイドの言う通り、 ヒグマの仲間であるグリズリーの父とホッキョクグマの母の両方の遺伝子を 受け継ぐハイブリッドであることがわかりました。 野性のハイブリッドが確認されたのは初めて。世紀の大発見でした。 アメリカの国内法で、寄付や売買を禁じられたこのクマはジムさんに返され、 剥製になっていました。 横から見ると、背中に筋肉がついて肩が盛り上がり、長くてカーブした爪を 持っています。これはまさしくグリズリーの特徴。 DNAが極めて近いホッキョクグマとグリズリー。実は、世界の動物園で 少なくとも29頭のハイブリッドが生まれ、10頭の子供を残しています。 そもそも、30年前までは、北極圏の島々にグリズリーはいませんでした。 両者の生息するエリアははっきりと分かれていたのです。 しかし、1990年以降、北極圏の温暖化が進むと、グリズリーが北上し始めました。 さらに、氷の融解によって取り残されたホッキョクグマが、グリズリーのいる陸に あがるケースも増えています。 こうして出会ったホッキョクグマとグリズリーによって生まれたハイブリッドは、 温暖化の申し子ともいえます。 氷に依存して暮らす動物たちを研究している米国立科学財団のブランデン・ケリー 博士によると、アザラシにも異変が表れているといいます。 ワモンアザラシは4月頃、雪と氷の間に巣を作り、雪の屋根によって天敵と寒さ から赤ん坊を守ります。 ところが年々、雪解けが早まり、多くの赤ん坊が無防備の状態にさらされるように なってしまいました。アザラシが減ると、それを捕食するホッキョクグマにも大きな 影響となります。 氷の融解が早い年は、子グマの死亡率が高いということも分かりました。 大陸棚で水深の浅い所はアザラシが多く、ホッキョクグマにとって良い狩り場と なりますが、北極の氷は2000年から急激に解け始め、どんどん海岸から離れ、大陸棚 から遠ざかっています。 栄養不足に陥り、このままでは、ホッキョクグマの数は50年以内に3分の1に減って しまうという予測もあります。 交雑を繰り返せば新しい種が生まれ、いつしかホッキョクグマは消えてなくなって しまうかもしれません。 生き残りをかけた「進化」の末、陸の上で草の根を食べ、白くなくなってしまっても、 ホッキョクグマと呼べるのでしょうか? (テレビ朝日HP「素敵な宇宙船地球号・ホッキョクグマの悲鳴が聞こえる」より) ホッキョクグマの生息域がどんどん狭まって、やせ細った姿や、氷を探して 延々と泳ぐ姿を見るのはとても辛いものです。 人間の活動によって被害を被っている動物たちが、種を変えてまで生き延びようと しているのですね。。。 温暖化の進行を止めることが難しい今、「シロクマ」と言えなくなる日が来ると
しても、この過酷な環境に耐えて、生き抜いてほしいと願うのは、間違っている のでしょうか(*'-'*) |

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こんばんは、ハルさん。
生物のハイブリッド化は、ガラパゴスでも起きています。
ウミイグアナとリクイグアナのハイブリッドです。
北極圏の温暖化で、追い詰められたホッキョクグマとは少し事情は違いますが。
ホッキョクグマも餌のアザラシの減少で、以前より体が小さくなったと聞きました。
これがダーウィンの進化論のひとつらしいです。理屈はどうでもよくて、問題は危機が迫っていることですね。
先ず、先進国が欲を抑えて行動しないと、何も進まない気がします。
2008/6/18(水) 午後 10:30 [ - ]
こんばんわ。haruさん。
今日、朝電車の中で読ませて頂きました。
ちょっと泣きそうになってしまいました。
まず、温暖化とは別に、ホッキョクグマのハンティング・・・
何ゆえの?害獣なのか?
己の快楽の為に無抵抗な動物の狩りをする・・・
これが人の出来る業でしょうか?
憤りを越して深い悲しみに苛まれます。。
残念ながら、温暖化はとどまる事を知らない状況です。
現状では少しでも改革は進んでるでしょうが、
あくまでもそれは人間の為にであって、動物の為にどこまで
考えているのか解りません。
それでも尚、生き延びようとする動物たちを見ると
胸が張裂けそうです。
どんな形であれ生き延びて欲しいですが、
「しろくま」は「しろくま」であって欲しいです。
そうでなくては、ならないと思います(私見です)
ハイブリッドは進化では無いです。
でも生き残って欲しいです。
複雑な思いです。。
また泣きそうになってきました。。。
2008/6/18(水) 午後 10:32 [ - ]
ガラパさん。こんばんは☆
ほんとうに、先進国がリーダーシップを執って
いかなければ、ほかの誰が、壊れかかった地球を、
動植物をこの危機から救ってくれるのでしょう。
欲に眩んで環境を破壊し続ける人たちに、私たちの
声は届くのでしょうか?
2008/6/18(水) 午後 11:40 [ haru ]
飛魚さん、こんばんは(*'-'*)
昨夜は睡魔と闘いながらの更新で、読みづらい記事に
なってしまいました。。読んでいただき嬉しいです☆
私も、TV番組や何かの記事などでこのような事実を
知ると、人間の愚かさに暫らく落ち込んでしまいます。
今、このような状況にあっても、理性を働かせられず
快楽や利益を追求してしまう人間がとても悲しいです。
どうしたら、この美しい星の危機に気づいてもらえる
のでしょうか。。。
2008/6/18(水) 午後 11:58 [ haru ]
25%削減が、白クマを救う1歩なるといいですね♪
2009/9/29(火) 午前 10:16