病の腐女子

Boy'sLove大好き腐女子の雄叫びの館です。落ち込みやすい子です。未承認のトラバはご遠慮ください。

love storyパロ〜小林編

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ブログ姉妹のひかるサンが書かれたlove story・小林編。
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コラボ企画 in love story

今回、三度の飯より…。の中で好評連載されていたlove storyのコラボ企画に参加しました。


以前からlove storyの名サブキャラ(?)小林のお話を提案していたのですが、
心の広い、作者であるひかるサンが・・・
「ぢゃ、りぃサン書いてよ〜」
の鶴の一声でこのお話をいただいておりました。

ただ、残念ながらぁたし自身がスランプということもあり、
長い時間をいただいて本日のお目見えとなったわけです。

完成にはひかるサンの多大なるご支援をいただき、
また貴重な時間を割いてのアドバイスと指導のおかげで日の目を見ることになりました。
(本当にファンかってくらい迷惑かけました;;)

この場をお借りして、ひかるサンに御礼申し上げたいと思います。

本当にありがとう!!!

この作品は、まだまだ未熟なぁたしですが、
復帰後初の完結ストーリーとなっております。

本ストーリーのlove storyをぜひご覧いただき、どちらも楽しんでいただけると嬉しいです♡
(あ、love storyはホント楽しいですよ!)

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秘密 act.5

早速、真司は放課後の、引継ぎがままならなかったせいか少々乱雑な化学準備室を訪れていた。

「まったく…先生が未成年にアンナコトしていいんですかね!」

驚かされた反撃にと思い切り冷たく言い放つ。

あの視線の様子では真司がこの学校の生徒だとどこかで気付いていたに違いない。

「ああ。だって、お前のこと知ってたからな。あの海で出会う前に。」

真司の予測は当たっていたが、こうも簡単に認められるとは思わず、少し拍子抜けしてしまう。

「でもなんで?俺、センセのこと見たことないから声かけたんだけど。」

きょとんとした表情で素のままの感情を顔に浮かべていた。

普段の真司ならば、学校という対外的な場所でここまで素直な感情を出していることはまずないのに。

理人のほうも教師の仮面を脱いで、あの日会ったときの口調と雰囲気に戻っていた。

「夏休み前に一度、学校来てたんだよ。そこで、そこ歩いてるキレイな学生さんを見かけたわけ。それがお前」

簡単なことだとばかりに、2階の化学準備室の窓から見える中庭を指差していた。

「キレイな…って…おまっ…ヒキョウじゃん!最初から知ってた上に生徒に目つけるなんて!」

照れて赤くなっているのか、怒って赤くなっているのかわからない様子で、

だが本気で怒りはしていない程度に真司は理人に詰め寄っていた。

「悪かったって。あの晩、偶然お前見かけたとき。『なんか抱えてんなー』って目離せなくてさ。

話聞くだけのつもりだったけど、簡単にあんなこと言うから懲らしめてやろうとホテルに連れていったんだがな…

理性がギリギリのところで切れそうだったよ」

苦笑いで話してたかと思うと、次の瞬間、真面目な顔をして真司を向き合わせる形に手を引っ張った。

「お前、本当にダチのこと忘れな。見てるこっちが…なんつーか… 辛いだろ?お前も」

突然見透かされたことを言われ、それも当たっていることを指され、真司は焦った。

「直紀…ってやつだろ? 必ず、お前から友達でいられる日が来るから。それまでそばにいてやるから…

だから…いつか忘れろ」

肩から背中に手を回され、理人に抱きしめられる。

これで、きらきら濡れている目のふちを見るものはいなくなった。

「なんで…お前、そんなんわかるんだよ。エスパーか」

胸に顔を押し付けたまま、真司は精一杯のつよがりを口にする。

理人はふっと笑みをこぼし、それでも真司の背中をさすりながら抱きしめた腕を緩めないでいた。

「…これからは俺に甘えろ。情けないお前ならあの夏の晩に散々見せてもらったからな」

「なっ…!」

暗にイカされっぱなしだったことをからかわれているかの様な言葉とまなざしに、

真司は赤くなるしかなかった。

「お前の甘えた姿はかわいいからな」

ニヤリと口元に笑みを浮かべ、いやらしい顔をしている。

結局あの晩は、最後の一線は越えるまでは至らなかったが、

真司にとっては恥ずかしくてたまらない一夜の思い出となっていた。

しかし、そんな理人を見ても、真司は不思議と反発心などこれっぽっちも浮かばなくなっていた。



ただ…

「ありがとう、マサト」

言葉とともに、くちびるにくちびるを落とす。

胸には感謝の気持ちが溢れていた。

そこに直紀が恋人に対するような想いと同じような特別な気持ちが混ざっていくのは、

もう少し先の、でも近い未来の話――……













©love story/Hikaru Tanaka/Eiri Sagara

秘密 act.4

厳しい暑さが残る9月1日。2学期の始まりだ。

シン…もとい、小林真司(コバヤシ シンジ)は一番仲の良い井上直紀(イノウエ ナオキ)と

真辺智也(マナベ トモヤ)と林勇二(ハヤシ ユウジ)を始めとする連中と、

始業式に参加するため体育館に向かっていた。

「あーだりぃ。体育館あっちーのになんで集まるんだろうなぁ」

うだる様な暑さに皆それぞれに不満を漏らす。

「そういえば直紀、今回の新任見た?俺らの副坦、ニンシン中毒症とかで休みだろ?」

そう。彼らのクラスの副担任は産休まであと3ヶ月と少しあったのだが、

どうも体調を崩しがちで、ついに妊娠中毒症となり、

幸か不幸か夏休みに入ったばかりの7月末に入院したきりなのだ。

そこで、3学期からの受け持ちを繰り上げ、今回の赴任となったのである。

「ああ。名前はアサイ リヒトっていうみたいだぞ。遠浅の『浅』に居るの『居』、

理科の『理』に『人』という字みたいだぜ」

「なんだよー 男かよー」

耳を立てて聞いていた周りの男子から一斉に軽いブーイングが起こる。

「さっすが委員長。情報早いっ! どんな人だったぁ?」

女子からは浮き足立ったような声が上がる。

みんな思い思いのことを口にしながら、新しい男性教師の情報を1つでも多く得ようと、

場は一気に質問タイムになった。

「あ…ごめん。実は教員ロッカーの名札を準備してるの見ただけなんだ。

それに、本人らしき人は佐伯先生と話してて… でも眼鏡のかっこいい人だったよ」

真司ら友達だけでなく、いつのまにか直紀を囲んでいたクラスメートに丁寧に答えていた。

すると次はその容姿についての質問へと移ろうとしていた。

「あー もう、お前らいい加減にしろ!」

直紀のお人好しにも似たやり取りに無理やり区切りをつけ、真司は体育館へと急がせる。



――俺はまだ諦め切れてないのか?

女子はともかく、男子に囲まれている直紀を見て、ふと不安の芽が心に蘇る。

さらに直紀を忘れるためとはいえ、あんなことをしてしまったことまで思い出した。

あの夏の日以来、マサトとは会っていない。

連絡先すら交換せずに、翌朝はチェックアウト1時間前のアラームが鳴るまで真司は一人で眠っていたのだ。

マサトが出て行く気配すら感じないほどに…

忘れようとしていることを思い出してしまい、どの考えも振り払うかのように足早に体育館に向かった。



式が始まり、退屈な時間が過ぎてゆく。

――いつも思うけど、何で退屈な時間って遅く感じるんだろう。

さすがの真司も集中力が途切れてきて、答えのない答えを考え始めていた。

「では、湯川先生の代理で新任の先生をご紹介します。浅居理人(アサイ マサト)先生です。皆さん…」

少しは自分に関係することだと視線を上げてみると、そこには今しがた胸を苦くさせた張本人がいた。

思わず下を向いてしまったが、教頭の紹介も後半は聞き取れなかった。

いや、聞くより重要なことがあった。とても偶然だとは思えない。

上げた視線の先には、あの日、真司を強い視線で絡めとった瞳があった。

今の真司には呆然と椅子に座るほかなかった。













©love story/Hikaru Tanaka/Eiri Sagara

秘密 act.3

「う…んっ…っく」

ちゅくちゅくという音を立てて、口づけが濃厚になってゆく。

シンは今まで付き合ったどの女の子とも違う口づけに少し戸惑いつつも、

負けず嫌いに火がつき、懸命に舌を動かしていた。

「あっ…ん…ぁ…」

声が漏れる。くちびるのふちから、飲み込めなかった唾液がこぼれてくる。

もう、どちらのものかもわからない。

さらにマサトはシンが首筋が弱いのをさっきの行為で見抜いているかの様に執拗に攻め立ててきた。

「もっ…首…や…めろっ…んんっ…」

舌で弱いところを辿られ、抵抗にもならない抵抗に、マサトが怯むわけもなく、

ついにはシンのバスローブの裾を開き、中心のものに手をやっていた。

「お前は、黙って感じてろって言っただろ?」

瞬間、シンのぼやけた視界にたまに広がっていたマサトの黒い髪が消えた。

同時に中心に強い濡れた快感を得た。

「あっ…やめぇ…きたな…いっ…」

シンの抵抗が強くなる。けれどマサトの力は緩むことなく右手でシンの手を封じ、

左手でしごくことをやめなかった。

「抱かれるつもりはあったんだろ? それに…そんなダチ、今だけでも忘れてしまえ」

「あっ…あっ…あぁ…イ…クぅ……!」

一際強く、やさしく、手と口で刺激され、シンはあっけなく達してしまう。



まだ夜は始まったばかりだった。













©love story/Hikaru Tanaka/Eiri Sagara

秘密 act.2

「シャワー浴びるか?」

向かった先は海近くに並ぶラブホテルなどではなく、

1時間ほど車で走った市街地にあるシティホテルだった。

マサトは慣れた手つきでチェックインを済ませ、さほど待たされずに部屋に向かうことになった。

「…まかせる。入った方がいいとは思うけど、アンタの要望に応えてやるよ」

部屋に入るとマサトは、車までの雰囲気とはがらりと違う、

どちらかといえば少し警戒が薄れたようなものを纏っていた。相変わらず、隙はないが。

「なら入ってこい」

こちらを見るわけでもなく、マサトはすでに備え付けの小さな冷蔵庫からビールを取り出し、

慣れた手つきで飲んでいた。

シンはバスルームに向かうことにした。

「時間はあるんだし、ゆっくりしてこいよ」



シャワーを終えてバスルームを出ると、ルームライトの明かりが少し落とされていた。

「俺は夕方入ったばかりだからいいよな? …来いよ」

ベッドに腰掛けるマサトの方へと誘われて、糸で引かれるかのように近づいてしまう。

その隙に胸元からバスローブに手をかけられ、そのまま首筋に口づけを落とされた。

「…んっ……」

そうしているうちに手はどんどん下にゆき、同時に足と足の間に膝を入れられ開かれそうになる。

「やっぱ…イヤだっ!!」

とっさに、シンは力いっぱいマサトを突き飛ばしていた。

マサトは驚いていたようだが、すぐに平静を取り戻していた。

「お前…初めてか」

確信を持った声音で言われる。

「わ…悪いか!」

涙を浮かべていることなど忘れているかのようで、シンはただただ真っ赤になって動けずにいた。

「悪くはないが、呆れるな。何を好んで行きずりの男と…」

マサトは自分の脱げかけのワイシャツを肩から下ろし、

ベッドサイドの煙草を取り1本に火をつけると、窓際まで距離をとりシンの様子を伺っていた。

「話したければ聞いてやるし、話したくないならこのままだんまりでも帰ってもいいぞ」

それだけ言うと窓の向こうの夜景へとマサトは視線を向けた。



少しの沈黙を破ったのはシンだった。

「…俺の友達が男と付き合ってるんだ」

小さく戸惑いを含むような声で、ポツリと話し始めた。

「はっ。それだけでなぜお前が男に抱かれる理由になる?」

「俺…そいつのことが好きだったみたい…なんだ。最初付き合ってるって聞いたときは、

すごく混乱したけど応援するつもりだった。でも、2人を見ているうちに…

なんでアイツの隣は俺じゃないんだろうって… 今までのように…」

だんだん、先程の涙がまた溢れてきてまつげを濡らしていた。

「どうやっても俺はアイツの『友達』っていうポジションから動けない。アイツもそれを望んでる。

…っていうか、俺の気持ちなんて永遠に気づかないだろうな」

自嘲気味に言うと、いつの間にか一人分のスペースを空けた隣にマサトがいた。

「だったら、想いを告げたらどうだ?そいつが付き合ってるのが男なら、

少なくともお前が偏見の目で見られることはないだろう」

マサトは真剣な瞳で諭すように話していた。

「…できないよ。唯一の『友達』でもいられなくなる。

だけど、何も出来ないことで俺の中で消化し切れない何かがあって…男と寝たら変わるかな、って」

「それで行きずりの俺をご指名ってわけか?」

マサトは煙をわざとシンの方へ吐き出し、意地の悪い笑みを浮かべていた。

まるでバカにしているかの様に。

「! …仕方ないだろう!アンタだって抱かれるより抱く方がいいだろ!」

バカにされたことにムッとし、ついつい投げやりになっていた。

「たしかにな」

そう言うと、いつの間にか空いていたスペースがなくなっており、シンの腕を簡単に取っていた。

「な…なんだよ。」

「お前、バカか。逃げるチャンスはやった。…お前は今から俺に抱かれるんだよ」

「え…っ…だって…」

急な展開に軽く抵抗してみる。

が、腕は解けるどころかマサトの手の締まる力が強くなる一方だった。

「黙れ。 …やさしくしてやるから」

そして、乱暴な口調とは正反対に、予告どおりのやさしい口づけを落としてきた。













©love story/Hikaru Tanaka/Eiri Sagara

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