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写真上から
キジル千仏洞への途中、塩水渓谷。川が干上がって白い塩が一面に噴いている
荒涼とした大地
キジル千仏洞の玄関口 鳩摩羅汁の銅像が建っている
キジル千仏洞の岩肌の石窟
石窟の飛天図
クチャ(庫車)の西方、荒れ地を走ること80Km。後漢にさかのぼる仏教石窟遺跡があります。
とにかくものすごい難路、悪路。おしりを車の座席から浮かせて中腰にしていないと
とてもじゃないが座っていられない。上下左右に飛び跳ねながら草木のない茶色の大地を
走り続けました。
そうして随分単調な時間が過ぎました。汗と砂埃でくちやくちゃです。
まだかまだかと、いくつかの岩山を越えたとき、あっけなくキジル千仏洞が現れました。
そこはわずかながらも緑の土地でもありました。緑の木々がこんなにも人の目を癒すのかとホッとしま
した。
毎日何気なく過ぎていく、それが当然と思っている私たちの日常からすれば、ここではそんな
日常なんてなんの自慢にもなりません。
この砂漠の岩山の果てには、私たちの毎日とはちがう何かが潜んでいます。
こんなところに立っていると、なぜ自分が「ある」のか、あまりにもちっぽけな己の存在に
呆れてしまいます。
タクラマカン砂漠の北縁、天山山脈の南、ここキジル千仏洞は宇宙そのものです。
惰性に過ごしている毎日にあって、誰しもふと「こんなはずじゃない」と疑問におそわれる
時があります。それなりに没頭して過ごしている毎日ですが、ふと空虚になって得体の知れない
不安や疑問に取り憑かれるときがあります。何かが違うのではないか、もっと違った生き方があるん
じゃないかと。
毎日の目的と思って過ごしているものが、じつは目的なんてなにもないんじゃないかって。
目的の根っこがわからない。
とても詰まらぬことに夢中になってるんじゃないか、無駄な時間の繰り返しじゃないかって。
テレビゲームに夢中になっている子供と同じじゃないかって。
キジル千仏洞あたりには、そんなことに対する出口がありそうな空間が開けていました。
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あなたが思いあたっている出口が今のワタシにも考えるヒントになりました。また、このように荒涼たる地の果てにこのような文化があったんですね。
2008/1/7(月) 午後 8:36
mamiさん、わたしたちは壁画は美術的な対象として見がちですが、このころは信仰の対象なのですよね
2008/1/7(月) 午後 9:39
fayさん、ヒント?きっといいヒントがあったのでしょうね。このころの人たちとわれわれは変わりないですものね
2008/1/7(月) 午後 9:40
・・・ 美しい壁画 神を崇拝して止まぬ 時代 ・・・ 信仰心に溢れていたのですね。 荒涼とした大地 ゆえ 何かに縋るように ・・・。 ・・・ ちっぽけ そうですね 突き詰めて 考えたなら ・・・ このような 大地に 放り出されたなら そのように 感じるのでしょうね。 ・・・ 『自然』が 諭すかのよう ・・・ 肌で 体で ・・・ 学びますね。微笑。
2008/1/8(火) 午前 0:11 [ taku_m_2 ]
凄い崖の下の白いところは塩ですか。この辺りは海に近いのですか。2番目の画像を見ているとイエス・キリストが悪魔の誘惑を受けるために入って行った荒野にイメージがピッタリです。
フレスコ画はとても色鮮やかですね。
2008/1/8(火) 午前 5:23
テレビをデジタルにしてからNHKの番組でこのような景色を多くみます。
本当に写真のように壮大ですね^・^
2008/1/8(火) 午前 7:14 [ - ]
こんばんは!ご訪問 ありがとうございます。 / ↑の コメント 一箇所 訂正がありますので 再度 書き込みさせていただきますね。
・・ 美しい壁画 神を崇拝して止まぬ 時代 ・・・ 信仰心に溢れていたのですね。 荒涼とした大地ゆえ 何かに縋るように ・・・。 ・・・ ちっぽけ・・・ そうですね 突き詰めて 考えたなら ・・・ このような 大地に 放り出されたならそのように 感じるのでしょうね。 ・・・ 『自然』が 諭すかのよう ・・・ 肌で 体で ・・・ 学びますね。微笑。
2008/1/8(火) 午後 8:11 [ taku_m_2 ]
takuさん、繊細ですね、そういうのって好きです
2008/1/9(水) 午前 10:50
Miyokoさん、海は近くはなく砂漠です。白いのは岩塩です。太古の昔はヒマラヤも海だったそうです。
2008/1/9(水) 午前 10:52
amannda3さん、空気がとにかく透き通っていますからよけいにまばゆく見えます
2008/1/9(水) 午前 10:53
それを見るまでにラフな道やとてつもなく悪い道を通って
やっと到着できた様子でね。
岩塩の存在も私にはちょっと不思議に思えます。
一度いってみたいです。
2008/1/11(金) 午前 9:56
seattleさん、乾燥地帯には、岩塩はめずらしくありません。
2008/1/14(月) 午前 9:50