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書道を習おうと思う人は、たぶん大多数が「字を上手に書きたい」という動機からで
ありましょう。
しかし何が上手なのか、何を美しいと見ているのでしょうか。
書聖といわれる中国の王義之、日本の三筆といわれる弘法大師空海、嵯峨天皇、橘逸勢、
そして日本の三蹟である小野道風、藤原佐理、藤原行成などの書蹟をみて、美しい!と感
激できるでしょうか。
弘法大師空海のその書を見てどこが上手なのかよくからない。なにが日本の三筆なのか
なかなかわからない。
上手な字とは、賞状などの字、駅のプラットホームの駅名にあるような字、いわゆる看板
字と多くの人は思っていますから、そういう観点から見ると空海の字は難解です。
美しいと言うことには、奥深いものがあります。
わたしは、ようやく最近になって空海の字に心からの感動を覚えるようになりました。
これまでは漠然と「上手」だなぁ、だったのですが、今は「上手な字」を超えて畏怖すら
感じています。
ところで、そもそも、あなたが他人から「上手な人間」ですねと言われたらどう思いますか?
「上手な人間」よりは「美しい人間」と言われた方がずっとうれしいし、「個性的で深
い人」と言われた方がうれしいと思います。
書道においても「上手」といわれるのはあまり嬉しくありません。
初めは、物まねから始めて上手な字を目指すのはいささか仕方がないのですが、目的は
美しいと感動する目と心を持つことです。
その時、いわゆる「上手な字」なんぞは当たり前に書けるようになっていると思います。
書聖といわれる王義之、日本の三筆、三蹟などの書をみて感動できるようになりたいと
思いませんか。http://www.zuizan.com/
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私はまごう事なき悪筆です。パソコンを使う前は、原稿用紙に万年筆で書いたレポートなどはカミさんに清書してもらっていました。ですから字の上手な人は羨ましいとおもいます。しかし、、随山さんのブログでは、上手なだけでは不十分なんですね。そういえば、名だたる禅僧の墨蹟も決して上手といえる字ではないですね。精神性の深さが字に出るのでしょうか、それを読みきる眼力が必要になりますね。
2008/1/20(日) 午後 5:03 [ bodai_ju ]
bodai juさん、わたしの思うところ、俗に言うきたない字が悪筆とは思いません。俗に言う上手な字でも悪筆としか思えないものが多くあります。詩や文章でも、やたらロマンチックに雰囲気だけの言葉の羅列に酔わせるということがありますが、そんなものに限って悪筆といえるようなものが多いんじゃないでしょうか。
2008/1/20(日) 午後 8:55
先生、私の自筆も見て下さい。そのうち。
宜しく。ペコリ。瑠
2008/1/21(月) 午前 11:08
永年字を書いたり見たりしてますと、字でその人がわかるような気がしています。勤務評定で優劣つけがたいときは履歴書の字を見て決めたり(上手とか下手という基準じゃなく)、ボーナスの査定の時その人の人柄を字に見たり(上手に書こうとしている人はすぐにわかります。だいたいはあまりいいことはないようです)、とにかく字を見るとその人となりや運命がわかるような気がしています。(笑)
2008/1/21(月) 午後 1:09
ruriさん、拝見したいですぅ(笑)
2008/1/23(水) 午後 10:03
亡き母も ↑のように 申しておりました。 字質 ・・・ その人の 気性が わかるようですね。 心の尖った人 まあるく穏やかな人 おっとりした人 気短な人・・・ それなりの 字体のようですね。 そういえば 心乱れているときなど 字体も 乱れますものね。 ・・・心は 隠せないもの ですね。微笑。 PS. ZuiZanさん お心静かに 書を執られる お姿 ・・・ 心顕れます。
2008/1/23(水) 午後 10:12 [ taku_m_2 ]
takuさん、なんとなくわかるのです。普通の人が、ヘタな字、と誰もがおもっても、そうじやないのですねえ。いい字かあるんです。反対に、まあ綺麗な字を書いておられますねぇ、といっても、ふぅむ、待てよ、と疑ってしまうのですね。人も字もみかけによらずです(笑)
2008/1/23(水) 午後 10:43
昨日はめずらしく、コメントをいただきました。
お元気のご様子、嬉しく思います。あはは。
オペラですか・・・・うらやましい。久しく見て
いません。そして一杯 飲む・・・なんと美しい。
今日も素敵な1日をお過ごし下さい。
人も字もみかけによらず・・・・・
2008/2/27(水) 午前 11:43
吉永さゆりさんの字をご覧になったことありますか?流れるようなそれはそれは優しい字です
私には書けません 幼い頃娘は、ペン習字を習っていました
しかし成長すると 習った?と言ってしまいそうな字です。でも いつも丁寧な字なんです
ノートに書いた字なども とても丁寧な字なので
私は感心しています
読書家は丁寧な字を書く人が多いですね
母も うん?と思うような字でした。でもきれいな字でした。やはり本を大切にしていました。
字とは心なんでしょうか?
活字を大切に思う心なんでしょうか?
2008/6/3(火) 午後 1:32
マサコさん、字でも絵でも写真でも彫刻でも料理でも、なんでもきっと自分が行為をしているということが大事なんでしょうね。自分の言葉を発しているって言う事じゃないですか。料理の上手な人はきっと心も豊かなんじゃないですか。字でも、料理でも、見た目の美しさは、本当の味わいとは関係ありません。なんでも噛みしめる美味しさが大切なんだと思います。ですから、自分はなんにもしない評論家は信用なりません。
2008/6/4(水) 午前 9:52
岡本太郎が、「上手な絵」ではなく、「いやったらしい絵」を描け!と言っていましたね。
ZuiZanさんの字に、私は一目惚れしました。
私も書道を始めたいと真剣に思うのですが、時間と場所がない!!(笑)
でも、お正月はゆっくり「書き初め」に挑戦しようかな。
2009/12/10(木) 午前 8:41
vernunft さん、光栄なことです。ありがとうございます。昔は、詭弁を弄してケンケンがくがく意味のない議論をしたり、審査員のうけねらいの「上手な字」を目指していたときもありますが、今はゆっくりと、ゆっくりと、誰に認めて貰おうとする訳じゃなく、まあ独我論かもしれませんが、「規則」と「振る舞い」を考えています。分かる範囲の言葉でゆっくりやるのが分相応と・・・・(笑)。年かなぁぁ
2009/12/10(木) 午後 3:04