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壺阪寺は、目の御利益があるお寺で有名です。
近鉄壺阪寺駅を降りて、土佐の古い街並みを歩く。そこには忘れていた昔の日本の街並みが佇んでいました。
道路も、家々の生け垣も、川の水も、とにかく整然としていて美しく配慮されているのに驚かされました。
玄関先には、道行く人を意識した花が飾られていたり、出窓にはその家の家宝とも思える日本人形がこちらに向けてありました。
自分の家の前の道を掃くのは、少し前まで、どの家でも母親達の日課でした。毎朝、各戸から、母親達が先陣を争うようにして箒を持って家の前の道を掃除し、そして水をまく。そんな懐かしさのある街並みです。こんなところに、と言ってはとても失礼なのですが、驚きました。実に素晴らしい街並みがありました。古き良き日本がありました。
清水谷という集落を過ぎて、壺阪寺への山登り。旧街道の道すがら、点在する石仏がちょうどよい休憩になります。
壺阪寺から高取城跡まで、香高山と呼ばれる山肌をくねくねと歩く。途中、山肌に刻まれた五百羅漢様達に出くわして、見上げながら汗をぬぐう。1600年前後に刻されたそうだが、400年あまりの風雪に耐えた羅漢さま達の彷徨を見ました。
584mの高取城跡にのぼり、猿石を見ながら下山して、子島の村から土佐まで、そしてついでに飛鳥駅まで歩いて15kmというところです。
小春日和、高取城からの大和平野一望はすばらしい眺めでした。
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