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写真 高野山大塔
古い友人が昨年夏前から入院しています。
突然、白血病だなんて・・・。
ドナーを探していましたが、なかなか見つからずにこの2/1に臍帯血移植をしました。
ドナー登録者が全国に五名見つかったのですが、いざとなると結局1人も提供
してもらえなかったようで、臍帯血移植になりました。
移植後、生死をさまよっている友人からの携帯メールを紹介します
「心配かけてます。 こちら血小板、ヘモグロビンがさがり連日の輸血です、前処理の効果が丁度きき白血球も最低まで下がって、放射線全身照射で色素沈着、粘膜や咽頭、味覚障害に加えGVHD抑制の大量薬を毎日8回飲むのが辛く、発熱、嘔吐、下痢など、これらを通過し造血細胞生着が明らかになるまでスーパークリーン室です、毎朝イチ採血検査で状況を見て貰ってます。看護師が3交代で付きっきりで、やっと慣れましたが点滴のため1〜2時間で尿意をもよおし深い睡眠は取れてません。 早く美味い酒を飲みたいです」
それに対してメールしました。
「明日、高野山へ行く用事があるので、弘法大師空海様にお願いします」
返事は
「ありがとうございます。弘法大師様によろしくお伝え下さい」
病院のベッドの中で一人、携帯電話を握りしめて歯を食いしばっている姿が浮かんできます。
神仏にすがる想いというのは、「辛い」です。じつに辛い。
人ごとではありません。とくに日頃は祈ることを忘れてしまってますから。
日頃、神仏はそっちのけで自分自分の不遜な毎日ですが、誰でも祈らずにはおれない
時があります。死との直面に際しては祈るしかありません。
わたしは祈ります。
人は所詮祈りに生きていくものなのでしょう。
日頃から、無我に生きて「空」に鎮座していたいものです。
友人が元気になりますように、お祈りしてきたいと思います。
早く治ってまた楽しくゴルフができるように祈ってきます。
美味しい酒を一緒に酌み交わせるように祈ってきます。
わたくしは無信仰者ですが、弘法大師様は聞いてくださると思います。
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