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写真 上から   暮れゆくグランプラスの空

         グランプラスの絵の夜店

         ホテルへの帰り道のウインドウ

         ホテルへ帰る石畳を行く筆者


 パック旅行じゃないというと、言葉が話せるからいいですね、とよく言われます。

一人じゃ行きたいけれど、言葉が話せないから行けないんだなぁといわれます。

確かに、言葉を流ちょうに話せたらどんなにか楽しいだろうかと思います。

でも、片言の英語とその国の数個の単語でも十分です。むしろそのほうが

とっても冒険的です。

 言葉とは、概念です。ですから一つの単語をとっても人それぞれに思い浮かべる

イメージは違います。本来あやふやなものです。

 言葉は、身振り手振りも立派な言葉です。声を発しないし単語がないので、非言語の言

語とでも言えると思います。大げさに言えば魂の会話です。

 日頃、企業の中で使われている言葉は、合理性に富んだものでなければなりません。

そこでは言葉はまったくの記号でしかなく、企業内人間はその企業のアイデンティティを

一つにするために統一された解釈が求められます。あやふやはいけません。

みんなが同じでなければなりません。間違っていると思っても、企業側のニーズに

合わせて解釈するという苦痛に耐えなければなりません。自分の解釈はありません。

この企業領域に限定された言葉に封じ込められた「生」は、本来の生を退化させるだけの

生であり、むしろ死んでいるといえます。あゆふやな非言語を密封して生きることは、息

苦しいときに魚が水面に出て呼吸するようなことが認められていないと言うことです。

 旅の楽しみは、この非言語にあります。あやふやで不安ですが、次から次へと

道が開かれていきます。かっと目を見開いてその行方を見つめていなくてはなりません。 
じつに楽しいです。日頃そんな風に言葉の行方を見つめることなんてありませんから。

 片言の英語と身振り手振りで普遍性を言い当てたり、あるいはとんでもない結果になっ

たり。それは生きているということに通じるような気がします。

決まり切ったお手本のような解釈の味気ない言葉を生きている日常にはない楽しみです。

 ブリュッセルのグランプラスの広場は夜になっても人が絶えません。

 ムール貝とワインでほろっとなって、夜の石畳の道をふらりふらりとホテルへ向かい

ました。途中何人かが声をかけてきます。何を言っているのかベルギーの言葉は

全くわかりません。でも、危険な人物かどうかは、言葉がわからなくても

危険じゃないということがわかります。言葉が通じなくとも通じるものです。

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