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アムステルダムの運河の彼方
浮いたり 沈んだり
泣いたり 笑ったり
歌の文句じゃないけれど 人間と人間の歴史は繰り返し
本当に飽くことのない繰り返し。
だから今が最悪と思っても、またいい時がくる
絶好調ならやがてくる凋落の予感をもてばいい
そうはいっても、苦しいときは確かに辛い。でも残念なことに、歴史は人間全員を救った
ことを証明できていません。社会主義だって、資本主義だって、どんな政治でも
全員を満足させることは出来ませんでした。
アムステルダムの無数の橋をかいくぐりながら、その橋の下の蔭に
人生の辛さを思いました。
果てしなく続く辛さ、しかし運河はどこかで明るく広い海に繋がっている。
そう思うことが希望を生む気がしました。希望さえ持っていればチャンスはある。
アメリカの繁栄とその覇権意識が崩れつつある今、世界の秩序が組み替えられて
いきつつあるに違いありません。それは浮いていたものが沈むだけのことで、あたりま
えの必衰。新しい秩序の模索は、新しい海への航海に似ていて希望を孕んでいます。
大きなパラダイムの切り替えには、わくわくするようなチャンスと新鮮な
呼吸にまだ見ぬ感性の解放の期待があります。
ちょっと調子に乗りすぎて他を見下げるしかしなくなったアメリかを乗り越えて、再び
新しい新大陸の発見に至って欲しいものです。
新しい年が、「希望」の海に乗り出せることを希望しています。
だって、人間なんてしょせん祈るしかないんですもの。
浮いたり沈んだり、ですよ。
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