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その日も、朝早くから宗教画を求めて歩き回ろうと意を決していました。

まずはギルランダイオ。

その前に、ホテルの近くのカフェーで目覚ましコーヒー。

しかし、イタリアには圧倒される。宗教画の氾濫です。この数日、頭の中が

宗教画で何が何だか分からない始末です。

それでも、とぼとぼ、うろうろ、フラフラと、薄暗い路地を通り抜け、

このあたりかなぁと探し歩いて、お目当てのものとご対面したときは

うれしい気持ちになります。
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この方角のはずだと見当をつけて路地に入り込みました。

すれ違う住人が、ジロリと見つめます。

チャオと声を掛けると、その目つきが突然柔らかくなり、チャオと返事が

帰ってくる。

サンタ・トリニタ教会は、すぐに見つかりました。
イメージ 2


フィレンツェのゴシック様式だということです。

入り口では、ショートパンツやノースリーブの入場をチェックする人が居て

そんな人は入場を断られていました。こういうチェックはどこにでもちょくち

ょくあります。厳格で毅然としています。

日本人の若い女性二人が断られていました。新宿や渋谷で見かけるあの格好

の女の子達です。

日本人がそのように断られているのを何度か見たことがあります。

日本人は何かを失っているような気がしています。

時と場所や慣習や礼儀、道徳。

その点、キリスト教的道徳や節操がある西洋人となにもない日本人ははっきり

と違います。

 ギルランダイオのフレスコ画「聖フランチェスコの生涯」「牧者礼拝」

は美しく輝いていました。

聖フランチェスコは大好きな聖人です。

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