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遠いところへ行きたい、誰も行ったことの無いような異国の地に立ちたい、人にはそんな願望
があります。遠い国、遠い町、それは憧れです。そんなイメージにぴったりな町が、わたしにとっ てはカシュガルでした。 カシュガルは、はっきりと異国です。彫りの深いチュルク系ウイグル人が、日本人にとってはエキゾチックで近寄りがたく見えてしまう人たちです。古来、中央アジアの交易の中心地としていろんな人種の皺が刻まれています。
しかし、少年の頃読み漁った本に出てくるようなラクダの隊商に出くわすことはさすがにもうありません。 カシュガルは、日本からみればはっきりと異国です。あらためて、そう感じるところがカシュガルです。
十五年くらい前に行ったときは、ノスタルジックで複雑な文明の香りに満ちあふれていましたが、最近はすっかりコンクリートにおおわれた中国の平均的な都市作りの型にはめられていました。ラクダの隊商が居なくなって、そして今度はウイグル人が漢族におしやられて居なくなってしまうのではないか、なんだかそんな心配をしてしまうほどの変貌ぶりです。 |
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2010年07月23日
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