イギリス

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 ロンドン・ハイドパークの隣にダイアナ妃が住んでいたケンジントン宮殿があります。

 1997.8.31 に事故死されました。ちょうど今日で10年です。

 月日の経つのはほんとうに早いものです。しかし、美しい人でした。

 ハイドパークを朝早く散歩していると、ジョギングする人たちが快い汗を流していまし

た。
 
 ロンドンには、数え切れないパークやスクゥエアがあって緑がとても豊富です。皇居広

場や日比谷公園が至るところにあるようなものです。日本と同じような狭い島国なのに、

日本とは大違いです。

 公園のあちこちにゴミ箱が置いてあるのは当たり前なのですが、その横に

は散歩の犬の糞を放り込む「糞箱」まで設置してあります。欧米というところは、ほんと

うに公共ということについて考えさせられところです。
 
 イギリスでは、公園学という学問が成り立つほどにパブリックスペースは尊重されてい

ます。
 
 日本でも東京はかなり緑に恵まれています。
 
 上野の山は元々、徳川家菩提寺の寛永寺の山でした。明治維新によって徳川家の上野の 

山の領地も召し上げられて、そのあとに病院を造ることになりました。病院建築の顧問だ

ったオランダ人医師が言うには、ここには西洋風の公園が必要だということになり、病院

の予定が上野公園になったそうです。
 
 西洋的な公園という思想が無かった日本では、これを契機に芝公園、浅草、深川などと 
いくつも公園が造られていきました。このときに、この西洋人の助言がなかったら東京も

大阪と似たり寄ったりのものになっていたかもしれません。
 
 東京に比べて、大阪などは猫の額にも満たない名ばかりの公園で、埃っぽいだけの街に

なってしまっています。
 
個を重んじる欧米の伝統とは根本的なところが違うのでしょう。公共という概念の違いで

す。あてがわれた公共ではなくて、個から発生した公共ということろでしょうか。
 
写真上から

   ・ケンジントン宮殿

   ・ハイドパーク

   ・ハイドパーク
 

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ヒースロー空港からパディントンエクスプレスに乗って終点パディントン駅に到着。この間のチケットは13ポンドとちょっと高いと思いました。 
 パディントンに着いてあらかじめ予約しておいたセネターホテルを探すには外はもうすっかり暗くなっていました。
 不完全な地図を頼りに、スーツケースを引っ張りながら街灯の明かりを頼りにホテルを探しました。途中、すこし薄暗くて人通りの少ない歩道では、スーツケースを曳く駒音が大きく響くのがはばかれました。
 そのホテルはエントランスの外壁が修復中で、それで足場が組んであってホテルの看板が見えにくくなっていました。一度は通り過ぎてしまうなど、戸惑いましたが、どうにかチェックインして旅装を解くことが出来ました。まわりは住宅地といった感じで、駅から徒歩10分というところでしょうか。
 中国の奥地じゃあるまいし、シャワーも暖かいお湯が出なくて、生ぬるくほとんど水という状態でした。旧式なエレベーターと狭い廊下の安宿ですが、それでもこれから三泊のお世話にならなければならない部屋でまずは途中のスーパーで買ったビールで一息。
 イギリスでは、ビールはいわゆる日本のような普通のビールと、ビタービールと呼ばれるイギリス風に濃いビールが有ります。これは度数も10度から15度くらいと日本酒なみです。
 日本を出てからの長時間の疲労がビタービールでとろけていきます。
 日本時間でいうと朝10時に日本を発って翌日の早朝という時間帯にあたります。ずっと起きっぱなし。さすがにビールのせいもありますが、突然睡魔が襲ってきてそのまま寝てしまいました。

  London Underground 、チューブと呼ばれる地下鉄の一日券が、4.10ポンド。
 翌日早く地下鉄パディントン駅で、このトラベラーズカードを買って、まずバッキンガム宮殿に向かいました。衛兵の交代式、イギリスの象徴的な光景です。お上りさんよろしく、という感じなのでしょうが大勢の群衆とともにそれなりに感動しました。
 それから、ナショナルギャラリーへ。この旅で最大のお目当てのフェルメールとのご対面です。
 入場料は、無料。入り口に任意の寄付箱がおいてあるだけす。
 ここにはなんとゴッホもラファエロも、ルーベンスやレンブラントといったバロックの巨匠達も、世界中のあらゆる天才達の絵画が揃っていて、とても一日で全部は見ることが出来ません。
 広い建物にゆったりと配置された美術館内を見てまわっていると、秀れた作品から発するオーラが、陀羅尼のように耳元に拡がって行き、その瞬間のことが貴重な想い出です。
 毎日ここへ通うことができたらどんなにいいだろうと想いながら、、夕方のピカデリーサーカスあたりへ夕食のレストランを求めに再びフラリと地下鉄に乗ったのでした。
                     写真は ロンドン・パディントン駅 & 地下鉄車内   

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