【内容情報】(「BOOK」データベースより) 名料理屋「一柳」の主・柳吾から求婚された芳。悲しい出来事が続いた「つる家」にとって それは、漸く訪れた幸せの兆しだった。 しかし芳は、なかなか承諾の返事を出来ずにいた。 どうやら一人息子の佐兵衛の許しを得てからと、気持ちを固めているらしいー。 一方で澪も、幼馴染みのあさひ太夫こと野江の身請けについて、また料理人としての自らの 行く末について、懊悩する日々を送っていた…。 いよいよ佳境を迎える「みをつくし料理帖」シリーズ。幸せの種を蒔く、第九弾。 【目次】(「BOOK」データベースより) 神帰月ー味わい焼き蒲鉾/美雪晴れー立春大吉もち/華燭ー宝尽くし/ひと筋の道ー昔ながら シリーズの最新刊『美雪晴れ』。 イッキに展開のある話となった・・・ように感じました。 澪と澪が母親のように慕う芳に転機が訪れます。 この2人の思いを知る『つる家』の主人:種市や、奉公人として働く人々の心遣いが、温かく たまらない気持ちになりました。 苦労を肌で知っている人々の無償の善意が、この物語の世界を 人情味あふれる温かい世界にしているように思います。 『つる家』のように安くておいしい料理をつくる料理人を目指すか。 高級食材を使った究極の料理をつくる料理人を目指すか。 澪は、料理人として歩む道に迷いを抱きます。 揺れ動く澪の心を推し量り、町医者の永田源斉が言葉をかけます。 「食は、人の天なり……」 以下本文より 「食は命を紡ぐ最も大切なものだ。ならば料理人として、食べる人を健やかにする料理をこそ 作り続けたい。 澪は潤み始めた瞳を凝らして自身の手を見つめる。 叶うことなら、この 手で食べるひとの心も身体も健やかにする料理をこそ、作り続けていきたい。この命の限り。 そう、道はひとつきりだ。」 澪がどんな料理人になっていくのか。 また、どんな料理をつくりだしていくのか。 さらには、野江を身請けするという志を叶えるためにどんな道をたどっていくのか。。。 今回の物語で気になったのは、芳の息子である佐兵衛の行く末。 料理人の道をあきらめたはずなのに、未練を残す心の内が伝わってきました。 それと、伊勢屋の美緒さんも気になる。 もひとつ。 あれからどうしているのか小松原さま。。。 と思っていら、付録のようなお話が本の最後にありました。 最終巻は8月に出ると、本の後ろに書いてありました。 早く続きが読みたいやら、終わってほしくないやらで複雑ですw .
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