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少し鉄道車両のしくみに詳しい方には、「何を今さらそんなことを」と笑われそうですが、 運転席に最近標準装備されていることが多い(らしい)、定速スイッチの話です。 これをフルノッチ加速中に押すと、ノッチを一定段数以上(車両によって異なる)に投入することにより、 スイッチ押下時の速度を保ち続けるというスグレモノ。 ノッチが一定段数を下回る、またはニュートラル(惰行)・ブレーキの位置に入れば 定速スイッチは自動的に解除され、車両はノッチ位置通りの動作をします。 特に車両性能いっぱいの高速走行を求められる場面で威力を発揮し、運転士が神経質に加減速を繰り返す 必要がないため、乗客側にも乗り心地が良いという点でサービスになっていると思われます。 先日京都からの帰り道、JR東海道線浜松→静岡間で211系電車の最前部席に座る機会があり、 夜間でしたので運転士の手元は暗くてよく見えませんでしたが、時速110キロを維持して走行中 彼はピクリとも動かなかったので、おそらく定速スイッチを使用していたのでしょうね。 画像はJR東海313系5000番台電車の運転席を撮影したものです。
ちょっと見にくいですが、真ん中に2つある黄色いスイッチのうち左奥のほうが、定速スイッチです。 313系電車運行の東限、御殿場線では性能いっぱいの高速走行をすることはほとんどなく、 御殿場から沼津方向に連続する長い下り坂ではこれとは別に抑速ブレーキを使っているらしいので、 残念ながら同線内で定速スイッチを使う場面にはお目にかかれないようです。 |
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なるほど、そういうアイテムのある車両もあるのですね。
2007/5/30(水) 午後 0:49
YASUZIROさん>この記事を書くに当たって調べて初めて知りましたが、継続的に高速走行する車両(特急や近郊型電車、貨物用機関車)には今や標準的に付いている"機能"のようです。
2007/6/1(金) 午前 1:06
おお、なんということ、知りませんでした。情報有難うございます。でも通勤電車では低速でも欲しいシステムのような気がします。ラッシュ時、ダイヤが乱れて、低速運転するとき、最近の電車は加速性能がいいので、ノッチのON−OFFでけっこうなショックがありますね。特に地下鉄半蔵門線はひどいです。
2007/6/1(金) 午後 0:39
こんにちは。今や、JRでは標準装備となっていたのですね。全く知りませんでした。私鉄では、まだ、一部の特急車の特殊装備なもので・・。
2007/6/1(金) 午後 3:28 [ ポン太の鉄道写真館 ]
YASUZIROさん>やはり加速→惰行→減速のサイクルが短い通勤電車には向かない機能だと思います。ダイヤが乱れたときの低速走行時はできるだけ早く速度を上げたいでしょうし。ちなみにアップダウンのきつい線形では使えないそうです。
2007/6/3(日) 午前 1:14
ポン太さん>今から10年以上前に登場したJR東海373系電車にも付いていると聞き、自分の知識不足を感じてしまいました。私鉄では継続的に高速走行する列車が少ないせいもあるのではないでしょうか?
2007/6/3(日) 午前 1:22
御殿場線,沼津からの登りカーブ連続区間では「定速」運転(75〜80km/h)、御殿場から国府津への降りカーブ区間で「抑速」運転しておりました。運転台かぶりつきでみてました。
2016/10/12(水) 午後 10:51 [ kn_ichiro ]