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715系0番台近郊形電車は、旧国鉄が581系寝台特急形電車の改造により製造した車両です。 地方都市圏における列車運行形態を短編成による等時隔頻繁運転に転換する方針を進めるため、 交流電化区間用および交直電化区間両用の近郊形電車が大量に必要となり、 国鉄末期の財政的に苦しい時期だったため必要最小限の改造内容で、 1984年に九州の長崎・佐世保線用として登場しました。 運行当初は電車化による列車の頻繁運転に貢献しましたが、 種車のままの幅700mm乗降扉や定員が少なく詰め込みが利かない客室など結果的には使いにくい車両で、 JR九州発足後に新形車両が増備されると徐々に数を減らし、1998年に全車廃車となりました。 電車の設計思想が大きく変化した過程での活躍でしたから、 見事に『改造経費節減・つなぎ・使い捨て』の使命を果たしたと言えるでしょう。 同系列に東北仙台地区用715系1000番台、北陸本線用419系があり、419系のみが現役で活躍しています。 (以上はほぼWikipediaの引用です) で、 ウチの小僧も小学生になり、今まで「貯めといてあげる」と言って親が巻き上げていたお年玉を、 自主的に使い道を考えさせる方針に転換することにしました。 \20,000"も"もらったうち、まず\3,000だかの室内用ラジコンヘリコプターを買い込んだのち、 ある晩言い出したのは「Nゲージの419系を買いたいなあ」というお言葉。 はあ?419系ってどんなのだったっけ?形式番号を言われてもすぐに思い浮かばないのです! 小僧の持っている絵本(新幹線から私鉄通勤型まで幅広く網羅しているスグレモノ)を見せてもらい、 ようやく583系寝台特急形電車改造の近郊形電車であることを、思い出したのでした。 しかしスーパー○○などと呼ばれる"今どきの車両"を言い出すのかと思っていたので、 「本当にいいの?」と何度も何日も聞いてみても、頑として希望を変えないのです。 強いて言えば「似てるから715系でもいいかな」という、またしても意味不明なお言葉。 調べたところマイクロエースというメーカーが製品化しているようですが、 419系基本3両セットで定価\11,550という(私には)目の玉の飛び出るような高額で、 また生産量が少ないという情報の通り、出張帰りに何軒か鉄道模型店を覘いてみても、 419系や715系は影も形も見当たらないのでした。 先の日曜日、出張が早く終わったのを見計らって小僧と合流し、 久しぶりに都内の中古鉄道模型店を回ってみることにしました。 数件回って419系や715系が無ければ小僧を納得させることができますし、 さらに"今どきの車両"を安価で入手することができれば、喜んでくれるだろう・・・という"目論見"でした。 ところが2軒目の店で・・・"事故"は起こってしまったのです・・・ 『715系国鉄色両端切妻編成 基本4両セット』と『増結4両セット』が輪ゴムでくくられ、 \12,000という値札が付いて置いてあったのです! 店員のお兄さんがまた親切なことに箱を開けて中味を見せてしまうと (おそらくこんな小さな子供がこの車両に興味を示すのは、何かの間違いだろうと思ったのかな?)、 もう小僧は興奮して箱に張り付いてしまい、私が何を言っても聞いていません(笑)。 仕方がありません、一応オカンに連絡して金額に許可を与えるか確認したのち、 めでたく"お買い上げ"となったのでした。 家に帰って小僧が最初に気づいたのですが、この製品のTc(先頭車)、
車体裏側のスライドスイッチをオフすることによって前照灯が点かないようにする、 つまり連結して編成中間に入るTcだけ前照灯を消すことができるという、 なかなか凝った造りになっています(感心)。 あ、もちろん小僧は購入後毎日のように運転してますヨ。 しかも「これは普通列車だから」と、他車両に比べ速度を落として運転する凝りようです(笑)。 しかしだな・・・やっぱり小学1年生には『カマボコ電車』はあまりにマニアックな車両でないかい・・・? |
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