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新緑やこのまま溶けてしまいたい
透明な空気の中の若葉山 花水木残照綺羅を撒き散らす |
俳句
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出勤に胸膨らませ花の道
春昼やあくびの中に無の境地 福島のチョウを思いて宙をみる 満開の桜並木を仕事場へ
森の奥さらにおくへと春日影 風に揺れ花にひかりの透けにけり ぶせふ
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囀りやほお擦りをしてみたくなり
のどけしや手仕事に立つ金属音 春眠やこの極楽にもう少し 水温む釣師となりし男の眼 ぶせふ
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巣立つ子を見送り給ふ内裏雛
山茱萸や社長の家は今日も留守 逢いたくて遠回りして花の前 花冷や舌にドロップ溶けてゆき 花の風心のほこり吹払え 囀りや夢見の悪き小悪党 のどけしや市会議員の長電話 春風に揺れる葉影の磨りガラス
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恥多き人生歩む養花天
欲しいのは免罪符なり白木蓮 鳥雲にこころの相談室を待つ 花曇り要は己の生きる道 緑濃き木にいっぱいの椿咲く ぶせふ
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