原発数進派の方は「女川原発は立派に津波に耐えた」と言います。
 
本当にそうでしょうか。
 
女川原発を襲った津波は13メートル。
福島第一原発を襲った津波は最大15.5メートルです。
女川町内をおそった津波は約18メートルです。
 
女川原発が津波の浸水を免れたのは、津波の高さがたまたま、13メートルであったからです。
それでもわずか80センチの差で助かったのです。
 
女川原発建設時に、このような津波を想定して、14.8メートルの高さに設置したことがまことしやかに宣伝されました。
 
しかし私は疑っていました。それより牡鹿半島が大山造山運動で海から隆起し、ボーリングの結果、余り掘らなくとも岩盤にぶつかり、経済的にも高台に作ったほうがよいと判断し、取水のため海水ポンプ室をピット化したのではないでしょうか。ちなみに1号機の設置許可申請書には、津波の高さは3.1メートルと発表していました。
 
読売新聞2012年7月3日付け記事によると、「ただ首藤伸夫・東北大学名誉教授(77)(津波工学)は『当時、津波のリスクを十分に考慮する雰囲気がなかったことは確か』と語っています。その証拠に、災害発生時の前線拠点となるオフサイトセンターと、放射線測定を行う県原子力センターは町中心部の標高8メートルの場所に建てられた。ともに震災で全壊し、職員6人は死亡行方不明となった。首藤名誉教授は言う。『原発用地に選んだ場所はたまたま高台だったかもしれない。津波を考えたら他の施設も高い場所に建てたはずでしょう』」と。
 
私たち、原発の危険から住民の生命と財産を守る会は、女川原発2号機の公開ヒアリングの時から、「津波の引き潮の時、冷却用海水が取れるのか」とただし、3号機建設の際、東北電力は、引き潮の想定をマイナス7.4メートルに変更し、取水口前面の海域をマイナス10.5メートルまで浚渫(掘り下げ)しました。
今回、海底を掘り下げず、元の浅い海底のままだったら、津波は原発の敷地を浸水したのではないかと東北電力の方に問いかけたところ、「敷地に上がったと思います」と答えました。
 
イメージ 1
 

この記事に

開く コメント(2)

3月に入ってやっと私の活動報告を出すことができました。
 
3月2日、今日は午前中、登米のチラシ配布の支援に和子さんと阿部律子町議そして私の3人で出かけました。とても風が強く寒かったのですが、300枚の配布でした。
 
午後からは、長町病院など民医連の方々が被災地の視察に訪れ、女川町の実態をお話しさせていただきました。
 私からは、復興などまだまだで生活もままならず、4月からの医療費窓口負担が復活すれば、受診の抑制は必ず起きて悲劇が起きるのではないかと心配していると訴えました。 
イメージ 1
 
イメージ 2
 なお三重県の大紀町では出馬益子さんと大東政司さんの二人が見事に当選しました。
 
 大東、出馬両氏の合計得票は837票(得票率11.57%)で、前回町議選から179票、得票率で3.44ポイントの増。昨年の衆院選比例票を2.4倍にしました。

 日本共産党と大東、出馬両氏は、暮らしを守る党議員の役割を前面に押し出し、町独自の介護保険料・利用料の軽減や高校生の通学費助成、獣害対策の充実、環太平洋連携協定(TPP)参加反対、「即時原発ゼロ」の実現などを訴えました。

この記事に

開く コメント(0)

女川町で原発反対の集会やデモが行われていないから、ともすれば「女川町民は、原発に反対でない」と誤解されているようです。確かに町長や議会の多数はまだ原発再稼働反対とはなっていません。しかし、彼らは強力に推進するともいえない状況にあります。
 
実はもう町民の中では原発反対が多数を占めています。
 
それは2009年の女川原発3号機へのプルサーマル導入問題で、私たちは3500世帯にアンケートを行い、892通の回答を得て、そのうち58%が反対、賛成はわずか18%にすぎませんでした。その民意を踏みにじってのプルサーマル導入でした。住民投票を求める町民の声も 賛成58%、反対20%でした。私たち(高野博、阿部律子町議)が提出した住民投票条例を当時の2010年3月の町議会で否決されました。しかし、このアンケートになんと300通を超す意見が寄せられその大半が原発は危険と訴えていました。
 
福島原発の大事故が起きる前から、女川の町民は原発の危険に真正面から立ち向かい、意見を発していたのです。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
この結果を2010年4月に55ページの冊子にまとめ3500世帯全世帯に届けました。
 
その一年後の2011年3月11日。福島原発の大惨事が起きました。女川町も大変な被害を受け、多くの町民が津波で犠牲になり、家も工場も、漁業資材もすべてうしまいました。しかし、女川原発がかろうじて大惨事を免れ、何とかいま歯を食いしばって復旧・復興への取り組みを始めています。
 
こうした中、町内津波を免れた1100世帯と仮設住宅1200世帯の約2300世帯に全県の支援もいただいて、女川原発再稼働反対の署名行動を行いました。これまで提出した町内の署名数は2500筆を超え、その他生協前や支援活動の中で署名をした方々も数多くおられるようで、実質的には3000筆を超えていると思われます。世帯で抑えていますが、過半数の世帯をはるかに超えて、その時直接お会いした人の8割は快く署名をしてくれます。これは前述したプルサーマル問題でのアンケート結果を踏みにじられた町民の怒りも重なっていると思います。
 
そのほか、宮城県内外で2万筆を超える署名を2月21日に宮城県知事に提出しましたが、これで累計8万筆を超える署名数になったと思います。
 
イメージ 3
 
 

この記事に

開く コメント(1)

忘れない

 2月4日は、総務民生常任委員会で、本町の再生可能エネルギーの取り組みについて議論をし、5日〜6日は鳴子で宮城県党の議員団会議で学習会をしてきました。今日は大和町で「北方領土の日宮城県集会」に参加してきました。
 
 今日は2011年3月11日の写真が出てきましたので、ご紹介します。これは当日、地震で少し高台の学校の校庭に避難していた女川二小の子供たちを、さらに高いところに連れて行ってくださいという先生の指示で、運動公園の高い丘に子供たちを誘導していたとき見た光景です。正確には子供たちを丘の上まで引率し、ブルーシートを桜の木に結わえてから、体育館脇の駐車場から撮った写真です。
 
イメージ 1
 
 家々が流されている風景です。私の家はもう見えませんでした。慌ててとったのでピンボケですがすっかり海になっていることがわかると思います。ここが私たちの町内会があったところです。約100軒、300人が暮らしていたでしょうか。
 
イメージ 2
 
3月12日、次の日同じ場所から撮った光景です。何もかもなくなっているのです。
女川町全体の死者行方不明者は867人、2400世帯の家が流されました。私たちの町内会だけで64人がなくなっています。20%を超える最大の犠牲者を出した集落の一つです。
カメラはないので、携帯電話のカメラで撮ったものです。
しばらく行方不明の写真でしたが、見つかりましたので、ブログに紹介します。
 

この記事に

開く コメント(0)

盛土は大丈夫?

 女川町の復興計画の中に現地再建の地域を設けることになりましたが、津波の浸水域を考慮して、海抜18mぐらいをめやすに住宅の建設を認めると決め、そのために10mや15mの盛土工事をするところまで出てきました。
 
 当然、住民からは安全なのか、地滑りが起きないのか、液状化はないのか、など次々と声が上がっています。町としては、本当に巨大な津波を経験し、もう低いところには住めないという住民の思いや町民の命を最優先に考えて、18mを基準にすると説明し、工事は何度も盛土を固めて地盤沈下や地滑り、液状化を防ぐ対策をとると説明していました。
 
 議会でも大問題になっていますので、震災復興特別委員会として1月30日、31日と二日間、神戸の先進地を調査することになりました。
 
 場所はなんと国際文化都市「彩都」でした。30メートルからそれ以上の谷を埋めて、造成地をつくっている現場を見せていただきました。そこには埋設される暗渠排水や排水のための竪穴などの工事も直接見ることが出来ました。
 
 しかし、規模が大きすぎて女川町にはあまり参考になりませんでした。でも、その場で、あるいは説明会・懇談会で、意見交換ができたことはよかったと思います。
 
 女川の場合は、擁壁が問題になります。また、地盤が大丈夫かという問題もあります。黄金地区などはほとんど埋立地ではないでしょうか。
 
 加えて、女川町内には沢山ある沢から水が地中にもぐり込んでいて、地下の水の管理が大問題になるのではないでしょうか。
 
 私の知り合いの水産加工会社の方が、凍った魚を井戸からくみ上げた地下水で溶かしていました。こうした例は沢山あると思います。こうしたことを、懇談会で工事を指揮するURのみなさんにお話ししました。参考にしていただければ幸いです。
 
イメージ 1
 
ところで、これまで歩いた歩数を記録していませんでした。
1月21日 893歩
1月22日  2293歩
1月23日  5050歩
1月24日  2217歩
1月25日  4862歩
1月26日  3709歩
1月27日  1847歩
1月28日  11826歩
1月29日  4129歩
1月30日  6093歩
1月31日  10320歩
2月1日   3565歩
2月2日   2568歩 でした。あまり歩いていないことがよくわかります。どうにかしなければ太る一方です。

この記事に

開く コメント(0)

[ すべて表示 ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事