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こんにちは、えび助です。今回は予告通り落語の記事を書きます。
今回紹介するのは「初天神」です。 あらすじ 今日は初天神の日。ある男が今日は初天神だからと女房に羽織を出させようとしているが女房は息子の寅ちゃんがもうすぐ帰ってくるから一緒に連れていけと言う。 その寅ちゃんというのが七つ八つは憎まれざかりで必ず何処かへ連れていくと「あれ買え、これ買え」とうるさいので連れて行くのを渋る。 夫婦が揉めている所へ、寅ちゃんが帰ってきてしまい、連れていかないと言うと隣の親爺さんに家であったことを全部喋ろうとするので仕方なく連れて行くことになった。 いざ天神さんに行きますというと初天神だというのでいっぱいの人だかり。 もちろん屋台もいっぱい出ている。 寅ちゃんが「今日はまだあれ買え、これ買えと言うてへんから、ご褒美に何か買って」と言うが全部毒だと言ってなんとかやり過ごす。 結局飴玉と蜜付きの団子を買い、次に凧揚げを買えと言う。 何とか安いのを買おうとするが店主のせいで糸や唸りまで付けて買ってしまう。 いざ凧をあげようとすると父親のほうが夢中になってしまい寅ちゃんに糸を渡そうとしない。 「お父つぁん、はよ、凧貸して」「あかん、今ええとこや」「そんなこと言わんとはよ貸して」「うるさいわい、だいたいこんなん子供の持つもんやない」 「あーあ、そんなんやったらお父つぁんなんか連れて来なんだら良かった」 この噺は松富久亭松竹作と伝えられていて、元々上方の噺ですが三代目三遊亭圓馬が大正時代に東京に移植しました。 次回は「付き馬」をやる予定です。お楽しみに。 それでは皆さん、さようなら。 |
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初天神は愛宕山の次に好きです!
息子と店主に丸め込まれて大きい凧と替えの糸まで買わされて(僕が聞いたのではそうでした)、最終的に自分が凧あげに夢中になっちゃうお父さんってなんか人間味があって好きですねw
最後の息子のセリフも、結局父も息子も似たもの同士だっていうことを暗に告げているようで、人間や親子っていいなあって思います
にしても、こんなお父さんが全国に何人くらいいるんでしょう?
2012/1/29(日) 午後 6:19 [ 奈津紀 ]
奈津紀さん
そうですね。この噺に出てくる親子は結構似た者同士の所はありますね。
ただ単に子供だけずる賢い訳じゃないでからね。この噺を聴く限りでは。
2012/1/29(日) 午後 6:55 [ えび助 ]
飴玉→団子→凧と最後まで演じられる事が少ない根多です。
小三治、さん喬クラスのベテラン真打から、前座まで幅広く演じられるのも特徴ですネ。
子供の「買って!」とだだっ子になり泣きながらねだる演技に、演じ手による幅がかなりあります。
遊雀、喬太郎、白鳥は、かなり個性的です。
2012/1/29(日) 午後 9:00 [ Mars_jj_boy ]
Marsさん
そうですね。確かにこのネタは若手からベテランまで幅広く演じられていますし、時間の伸び縮みも聴きますもんね。
確かに最後までやられることはあまりないですね。
2012/1/29(日) 午後 9:42 [ えび助 ]
初天神と云うのは、天神様を祀る神社の最初の縁日の事で、1月25日ですね。
子供がいろんなものをねだる演目で「真田小僧」とちょっと似ている演目ですね。
小三治が東京落語会のイイノホールでの最終回でやった「初天神」は、東京落語会の歴史を語ると云う事で、マクラで大師匠たちの物真似をやった名演が残ってます。その記事をトラバしておきますね(^∇^)*
2012/2/1(水) 午前 8:10
藪井さん
トラックバック有難うございます。
真田小僧も最近上方でも演る人が増えてきました。
2012/2/1(水) 午後 10:37 [ えび助 ]