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こんばんは、えび助です。今回は落語の記事を書きます。
今回紹介する落語は「首ったけ」です。
あらすじ
辰つぁんの敵娼である紅梅が回しを取られてどんちゃん騒ぎ。
これのせいで機嫌が悪い辰つぁん、若い衆相手に愚痴をこぼしてとうとう帰ると言い出す。
紅梅が辰つぁんをなだめに行くが紅梅が「じゃあ帰ったら」と言ってしまったのが発端で売り言葉に買い言葉、とうとう辰つぁん、カンカンに腹を立てて店を出て行ってしまう。
大引け(午前2時ごろ)後だったので、真っ暗で帰るに帰れない。
向いの見世に灯りがついていたので止めてくれるように頼むと明日、よりが戻って向いに帰られると立場がないと言う。
二度と行かないからという約束で上がるとそこの若柳という花魁が辰つぁんに気をかけていると知り、それから毎晩の様に通うようになる。
何日か行けない日があったので今晩は行こうと思っているとその日の昼間、吉原で火事が起こってしまう。
若柳を助けようと息巻く辰つぁん、表からは人がごった返していて入れないので裏のお歯黒ドブに回った。
花魁達が化粧気もなく走ってくるが、煙に巻かれて右往左往していた。そこに数人の花魁が駆けて跳ね橋から一人落っこちてお歯黒ドブにはまってしまい脇の下まで泥が浸かってしまった。
辰つぁんがみんなの力を借りて助けようするとそれが紅梅。
「お前は紅梅だな!」「あっ!あんたは辰つぁん!」
「良くも夜中に追い出しやがったな、お前なんか助けねぇ、潜っちゃえ。」
「そんな事言わないで助けてよ。もう脇の下まで泥が浸かっているよ。」
「薄情な奴は助けねぇ」「薄情じゃないよ。みてご覧、今回ばかりはこの通り首ったけだ」
この噺は四代目圓生が実話を元に作った話だと言われています。
この噺は五代目古今亭志ん生が得意としていて、実の息子である十代目金原亭馬生と三代目古今亭志ん朝も演じていました。
という事で次回は「初天神」を紹介します。お楽しみに。
それでは皆さん、お休みなさい。
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