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あらすじ 長屋に有る一件の空き家を長屋の連中の物置部屋に使おうと長屋に古くから住んでいる人呼んで古狸の杢兵衛さんが一計を案じる。 もし、借り手が訪ねて来たら家主は遠方に住んでいるから杢兵衛さんが全般を任されていると言って杢兵衛さんの家へ来させて借り手を脅して空き家を借りさせないという算段。 早速借りたいという男がやってきたので杢兵衛は3年程前にあの空き家に住んでいた美人の後家さんの所へある日、泥棒が入り後家さんは泥棒の匕首で刺されてしまう。 それからと言うもの、借り手が付いても夜が更けて深夜二時ぐらいになるとたちまち、女の幽霊が現れて皆すぐに出て行ってしまうと言う話をした。 借り手はよっぽどの怖がりだっのか慌てて逃げ帰り自分のがま口まで忘れてしまう有様。 大儲けしたので喜んでいると次にやって来たのが職人風の威勢の良い男。 杢兵衛さんがさっきと同じ噺をしても一考に怖がる気配が無い。 困った杢兵衛さんは濡れ雑巾で男の顔をひと撫でしようとすると、男に雑巾をぶん取られ、逆に顔中を叩かれこすられてしまう有様。
男はすぐに引越して来るから掃除をしておけと言って帰ってしまいます。 早速明くる日に荷車を押して引っ越して来た。
引っ越しも完了して男が湯に行っている間に現れたのが男の職人仲間五人。 日頃から男が強がりばかり言い今度は幽霊が出る部屋に引っ越したというので本当に度胸があるかを試すために一人が仏壇に隠れて、折を見て鉦をチーンと鳴らし、二人が細引きで障子を引っ張ってスッと開け、天井裏に上がった一人が放棄で顔をサッ。
仕上げは金槌で額をゴーンという作戦を立てこれが見事に大成功。
職人仲間五人衆は今に友達か何かを連れて戻ってくるだろうから、 もう一つ脅かしてやろうと、表を通った按摩に、家の中で寝ておいて野郎が帰って来たら「モモンガア」と目を剥いてくれるように頼み、 五人は蒲団の裾に潜って、大入道に見せかけようとする。 ところが男が親方を連れて引き返してきたので、さあ大変と五人は退散。 按摩だけが残され「モモンガア」。 「みろ。てめえがあんまり強がりを言やあがるから、仲間に一杯食わされたんだ。 それにしても、頼んだやつもいくじがねえ。この腰抜けめ。尻腰(しっこし)がねえやつらだ」 「腰の方は、さっき逃げてしまいました」 この噺は江戸後期の滑稽本作者兼 落語家の滝亭鯉丈が、文政6年(1823)に出版した「和合人」初編の一部を もとにして、自ら作った噺とされていて上方では「借家怪談」の題で演じられています。 大抵は二人目の男の所で切られる事が多く最後まで演じられる事は滅多に有りません。 次回の落語の記事も夏の噺の予定ですのでお楽しみに。 それでは皆さん、さようなら。 |
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今回紹介する落語は「肝潰し」です。
あらすじ
幼馴染の吉松が患っていると聞いて見舞いに行った男。 吉松はお陰様で悪いと言うので訳を聞くとお医者様でも有馬の湯でも治らない病、つまりは恋患いだと言われる。 その訳と言うのは吉松が晒七尺を買う為に呉服屋へ行った。 「晒七尺をおくなはれ」とその店の番頭に頼むが他の客との応対で忙しい様で邪魔臭そうに「いっぺん言ったら分かりまんがな。こっちは今大きい買い物をしてんねや」と言われてしまう。 すると、その店の娘さんらしき人が番頭に注意をし、丁寧に謝ってくれた。 更に、先程のお詫びの印にと反物一反を仕立てて家に届けてくれると言う。 晒七尺を持って家に帰ったその日の夜中に戸をどんどんと叩く音がする。 開けてみるとそこには呉服屋の娘。 訳を聞くと昼間の事を根に持って番頭が色々と意地悪をする上に、気が進まない縁談を無理に進めて今晩仮祝言をすると言われ、親類は皆番頭側に付いている為、慌てて此処へ来たと言う。 暫くここにいる事は出来ないだろうかと言う娘に吉松こんな汚い部屋に泊める訳は行かないと言うが仕方も無いので隅の方で寝かす事にした。 しかし、暫くすると戸をどんどんと叩く音がする。昼間の番頭が若い者を四、五人引き連れてやって来たのだ。 嫌がる娘を無理に連れ出すのをどうする訳にもいかず情けなく思い涙がポロポロ…。 と言う所で目を覚ましたのが丁度二時。 つまり、最初から最後まで全部が夢。 吉松は夢の中の娘に惚れて恋患いになってしまった。 吉松曰くお医者さんに相談した所が昔の古い中国の医学の本に夢の中の娘に惚れて命までもが危ないとなった時に辰なら辰年、辰の月の辰の日、辰の刻と年月の揃った女の生肝を煎じて飲むと元気になると言われたがそれ以外に手だては無い。 男は兎に角気をしっかり持つようにと吉松に言ってその帰り際、死んだ母親が妹のお花は年月が揃っていると言っていた事を思い出した。 吉松は兄弟同様で吉松の父親は命の恩人なので何とか助けてあげたい。 家に帰り、妹のお花と軽く話して寝酒に一杯。 飲めない酒を飲んだ為かお花はもう既に寝てしまった。 すると、男は出刃包丁と砥石を取り出して寝ているお花の側に近付いて 「寝耳ながらによう聞けよ。吉松の親父は我が子同様に育ててくれた上にわしが貧の盗みで罪を犯したとき、若い者の身体に傷付けたらあかんちゅうて代わりに監獄にいってくれた。 その御恩は絶対に返さないかん。 吉松が大丈夫だと分かったら直に後を追うから身の因果やと思ってあきらめてくれ」と出刃包丁を振り下ろそうとするがどうしても刃が下に下りない。 思わず流した涙がお花の頬に落ちた。 「兄さん、何しなはんの!、あんたはわてを殺す気か。」 「いや、違うねん。今度仲間内で芝居をする事になったんやがわしに当たった役が寝てる女を出刃包丁で殺す役や。ほんで、お前が寝てるさかいに芝居の稽古をしようて思ってこんな事になったんな」 「それならえぇけど、ふと目を覚ましたらあんたがわての顔の上で出刃包丁を振り上げてるさかいに、わて、ほんまに肝が潰れたし。」 「肝が潰れた!あぁー…。薬にならんがな」 この噺の元は御伽噺だったようで生粋の上方噺です。 上方では主に米朝一門が演じていますが東京にも伝わっており二代目三遊亭円歌、六代目三遊亭圓生の音源が残っています。 次回は夏に相応しい噺を紹介する予定ですので、お楽しみに。 それでは皆さん、さようなら。 |
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こんばんは、えび助です。久しぶりに記事を書きます。
ここ最近は各地で局地的な大雨があったりと、天気は不安定 ですし、いよいよ暑さも本格的になってくるでしょうから皆さんも お気を付け下さい。 さて、今回は落語の記事を書きます。
今回紹介する落語は「かんしゃく」です。 あらすじ この噺は大正の頃のお話。 ある金持ちの旦那、この人が有名な癇癪持ちで今日も今日とて、運転手が運転する自家用車に乗って帰ってくるや否や、箒を片付けろだの下駄は出しっぱなしだの水が撒かれていないだの、 蜘蛛の巣が張っているだのと言いたい放題。 折角お客さんが来ても「湯が湧いとるか、飯の支度もまだか!」と怒鳴り散らす。 余りの酷さに客が帰ると「何だって帰った」と怒り出す有様。 妻の静子さんも流石に辛抱し兼ねて実家に帰ってしまった。 実家に帰って静子さんは両親に一部始終を話すが、父親はいったん嫁いだ上は、どんなことでも辛抱して、亭主に気に入られるようにするのが女の道だ、 「けむくとも末に寝やすき蚊遣かな」と雑俳にもある通り、 辛抱すれば、そのうちに情けが通って来て、万事うまくいくのが夫婦だから、短気を起こしてはいけないと諭し、亭主が癇癪を起こさない様に、朝早く起きて練って上手く役割分担をしなさいと言って娘を帰らせます。 静子さんは帰宅後さっそく女中や書生に役割分担をさせ、用意周到。帰宅の一時間前から玄関で勢揃い。 何時もの様に旦那が自家用車に乗って帰ってくると家のもの総出でお出迎えをされたので悪い顔をする筈がない。 家に入っても「うむ、帚も片付いた。おっ。下駄も片づけたな。水もまいとる。帽子掛けもちゃんとしとる。蜘蛛の巣も片付いたな。・・・花も活け変えたか。うむ、いい。いい。」さらには「御苦労さまでした。お暑いうございましょう。」と、座布団に座り扇風機とアイスクリームまで用意される至れり尽くせりの有様。 これでは流石の旦那も癇癪を起こせない。 皆はホッとするが、旦那は急に起こり出し、「おい!これでは俺が怒る事が出来ないじゃないか!」 この噺は三井物産の創始者である益田孝の次男の益田太郎冠者(本名益田太郎)が初代三遊亭圓三の為に書き下ろしたもので益田太郎冠者はこの他に「宗論」や「女天下」等の作品を遺しています。 主な演者には八代目桂文楽、三代目三遊亭金馬、十代目柳家小三治等がいます。 大分落ち着いたのでやっと久しぶりに更新が出来ました。多分このペースでしか更新出来ないと思いますが悪しからず。 上手くいけば今月に1本、来月には2、3本記事が書けると思いますので お楽しみに。
それでは皆さん、さようなら。 追記
今回の記事で初めて画像を貼り付けてみました。今後も皆さんが読みやすく分かりやすい記事を書けるようにより一層頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いします。
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こんばんは、えび助です。
今日は代休の為、学校がありません。 「何の為の代休なんだ」とお思いの方もいらっしゃると思いますので、近況報告も兼ねて説明させて戴きます。 15日の金曜日と16日の土曜日は僕が通っている高校の記念祭(文化祭)でした。 勿論うちのクラスも出し物をしなければ行けない訳で劇をする事に成りました。 簡単に内容を説明すると、「もうすぐ記念祭があり、A組は(自分のクラスです)ステージでダンスをする事になったが皆様々な理由で練習に参加しない生徒がいるし、おまけに不良グループも非協力的な態度を取っている。 しかし、不良グループのぱしりをやっているK君の一言でクラスは一致団結して練習をし、無事本番を迎えて大成功を納めました。めでたし、めでたし」というお話。 僕は不良グループの番長役でして、勿論現実では不良ではありませんが、現実とは全く異なる不良の役を演じる事になって大変でした。 おまけにダンスも覚えなくてはならないという大変な状況でした。 更に、運悪く体調を崩してしまい(実は私、えび助はマイコプラズマ肺炎に罹っておりました) 練習にも余り参加できませんでしたが何とか無事にダンスも科白も覚える事が出来ました。 本番は二日とも緊張しましたが、何とか成功しました。二日ともダンスで失敗はありましたが。 最も家族も喜んでくれましたし、会場の雰囲気も中々良かったんでとりあえず一安心でした。 という事で中々良い記念祭だったと思います。 以上で記念祭のレポートを終わります。 6月中には後1.2回程更新するかもなのでお楽しみに。 それでは皆さん、さようなら。 台風も近づいているようなのでくれぐれもお気を付け下さい。 |
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こんばんは、えび助です。今回は前にも言った通りアーティスト紹介をします。今回紹介するアーティストは「カラスは真っ白」です。
バンド名からして不思議ですがまずはプロフィールを。 メンバーはヤギヌマカナ(ギター、ボーカル)、シミズコウヘイ(ギター、MC) ヨシヤマ・グルービー・ジュン(ベース)、 クロダタイヘイ(ドラム)の四人。 札幌を拠点に活動しているバンドで、 2010年結成。 6月13日に初の全国流通盤となるミニアルバム「すぺくたくるごっこ」を発売。 とりあえず不思議なバンド名ですが曲もかなり不思議な感じが漂っていますが、一回聴くだけでかなり癖になるほど中毒性のあるバンドです。 YouTubeを見ていて偶然見つけたバンドなんですが、初めて聴いた時はかなり衝撃を受けました。 歌詞やボーカルの世界観もさる事ながら音もかなりポップで聴きやすいあるばむとなっております。 ボーカルのヤギヌマさん曰く「カラスは真っ白のでびゅーみにあるばむができたよ。 ごっこあそびじゃおわらない、あかのたにんもあおのたにんもまきこむ、 ぜりーびーんずみたいな1まいだよ。きいてみてね。」(ヤギヌマさんが書く文章は殆ど平仮名です、ホームページより引用)という事なので皆さん是非チェックしてみて下さい。 折角なのでホームページのURLを貼り付けておきます。 http://acrowiswhite.com/ ホームページではPVとアルバムの全曲ダイジェストが聴けるので良かったらどうぞ。 それでは皆さん、さようなら。 |

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