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今晩は、えび助です。少し間が空いてしまいました。体育祭に模試にその他諸々と何かと忙しかったのですがなんとか余裕ができたので更新します。
さて、今回も落語の記事です。 今回紹介する落語は「無精の代参」です。 あらすじ 不精な男の家に朝早くから近所のある男がやって来る。 この無精な男と云うのがとんでもなく無精で男が来ても布団に入りっ放し。理由を聞くと、昨日の朝、起きようと布団から出ようとしたが、足の親指に服のほつれが引っかかり、それを取るのが邪魔臭いからとずっとこの態勢のまま。同じ着物をずっと来ていて、風呂も長い間行かず。挙げ句の果てには洗濯と云うものが何かを知らない、正に無精の中の無精。 そんな無精男にある男は「能勢の妙見さんに月詣りに行ってんねんやが、どうしても用があって行かれへん。お前やったら体が空いてると思って来たんやが、代わりに参ってくれへんか。」と頼む。 無精の男は「断んのじゃまくさいから行きまひょか。」ということで、賽銭、蝋燭代、弁当一式を用意してもらうが、何せ不精者だからそれを懐に入れるのが面倒なので、首に括りつけてもらう。 準備は整いさあ出発となるが、やはり不精者の事なので自分から歩き出そうとしない。 「あんた、行けるようにしとくんなはれ。」「どないするねん。」「能勢の妙見はんとこ指してトーンと突いとくんなはれ。」と思い切り突かれて、そのまま男は能勢の妙見宮へ向かう。 ブツブツぼやきながら三国、岡町と過ぎて暫くするとお題目が聞こえて来た。 「お。題目の声聞こえてきたな。でも坂道でだんだん勢い弱なってきた。こら、止まってまうがな。足に力いれなあかん。あ、今度は止まらんようによってきた。こらあかん。」と参詣客に当たってしまう。 「もし、何しなはんねん。人に当たってきて。」「えらいすんまへん。あんたに当たらんかったら、すんでのとこで賽銭箱に当たるとこやった。ついでに頼みあんのやけど」と、首にっくてある賽銭と蝋燭代を出してもらい、代参の代参をしてもらった後、 「ほな、もと来た方へ向き変えて、トーンと突いておくんなはれ。大阪の丼池に着くぐらいの強さで頼んます。」というが、相手も流石に怒って強く押してしまったから、「うわ〜。むちゃくちゃ突きよった。」一間ほど跳びあがりながら坂を下って行く。「こら、大阪まで行くどころの話しやない。堺から和歌山、通り越して海はまってしまいよる。」と慌てていると、はずみで首に括ってある弁当が前に回ってきて邪魔になってきた。 すると向こうの方から大きな口をあけた男が坂を上がってくる。 「あれ。大きな口あけて登ってきよったで。腹減ってんねんやろか。あいつに食わしたろ。お〜い。下から口あけて登ってくるやつ〜。」 「わしか〜い。」 「腹減ってんねんやろ。わしの弁当やるから食べてくれ〜。」 「そんなもん、食うのじゃまくさいわい。」 「何や。わしと同じこと言うとるで。腹減ってんのと違うんかい。何で口開けてんねん。」 「笠の紐ゆるんでんので、顎でとめてんねん」 この噺は「能勢の妙見さん」がどんな所かを分かっておいた方が良いと思うので簡単に説明を。 大阪府北西部と兵庫県の境にある妙見山頂に能勢の妙見さん」こと能勢妙見宮、正式名称 無漏山真如寺境外能勢妙見宮が有ります。行基により開かれた古刹で、一時衰微していましたが17世紀初めに身延山の日乾上人によって再興、今妙見大菩薩を本尊とする関西随一の日蓮宗の霊場となり、「日本三大妙見」の一つです。 今でも沢山の参拝者で賑わっていて、関西ローカルの番組でもしばしば取り上げられます。 詳しくは下記のホームページをご覧下い。 http://www.myoken.org/menu.html
「能勢の妙見さん」のある豊能郡能勢町は大阪のどちらかと云うと郊外に有るので、いざ行こうと思うと遠いのですが是非行楽シーズンである秋口に足をお運び下さい。 そろそろ落語の記事で自分の意見も書きたいと思うのですが、受験生なので忙しい、紹介したい噺は3つぐらいは有る、自分の意見を纏めるのに恐らく時間が掛かる等様々な理由で、ほぼ不可能な気がしています。 そんな事よりまずは勉強なので、受験が無事に終われば、色々な記事が書けると思います。 これからどんどん忙しくなる予定ですが、それでも月二、三回は更新しようと思っています。 今は季節の変わり目ですので体調管理には充分お気を付け下さいませ。 それでは皆さん、さようなら。 |
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2012年09月25日
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