研修講師『期待される管理者となるために』

「部下をパートナーとして職場目標を達成しよう!」

管理者研修講師

すべて表示

管理者研修 【部下指導・育成】 (280) 「働き方改革が問われるこれからの時代、快働し総量で生きよう」 (完)

ID:8559fx
イメージ 1



 
こんにちは。今朝ほどの投稿記事に続けます。サブタイトルは変えましたが、テーマは同じです。Yahoo!ブログとしては最後の投稿となります。
長くなるため、四つに分けて申し上げます。お時間のある時にご覧いただければ幸いです。
 
 世間には誰の応援も得られず、ただ一人でガムシャラに仕事をする。一人でなんだかんだ生きていく、いうなれば〝一人ポッチ〟の人、これを『個量』と言います。

 仕事の性格によっては、個量というのも確かに必要です。しかし組織では、みんなの力を結集して仕事をし、生きていく。これが本来の姿ですね。
 これから仕事をなさるときに、あるいは家庭で生きていかれるときには、人間総量でいきたいものです。身近な家庭事例で考えてみましょう。
 
 例えば、お酒の好きな方が酔っ払って家へ帰る。玄関先で、「オーイ! チョッと水を持ってきてくれ〜 ‼」と大きな声を張り上げる。そうすると奥さんが冷たい水を入れたコップを持って迎えに出てくる。
「あなた、ここのところ飲みすぎよ。からだを壊しても知りませんよ」と注意してくださる。「イャー有難う、ありがとう」と答える。このお父さんを称して総量のお父さんと言います。
 何故だかお分かりですか? 
 
 自分がキッチンに行かなくてもちゃーんと奥さんが『応援』してくれているでしょう。その場で水が飲める。奥さんという『協力者』がいるからです。しかし実際には、個量のお父さんもいるものです。

― おーい水! ―-
「水は台所にあります。あたしは女中じゃないのよ。アンタ勝手に飲みなさいよ」と、冷たい答えが返ってくる。女房一人に応援されなくてナンデ家庭の親父ですかね。寂しいですネ。本当に。
 
 子供さんだってそうですよ。たまの休日にテレビを見ながらささやかな時間を楽しんでいる時に、スポーツ新聞を読みたくなったとする。

― オーイ太郎、スポーツ新聞買ってきてくれないか ー
「ハイッ、お父さん行ってきます」と素直に応える。帰ってきて
「お父さんこれでいいですか」
― イヤー、ありがとう ―

 これはいい親父でしょ。子供さんの『応援』があるものだから、週一の休日に、テレビを見ながらスポーツ新聞が読めるわけです。子供もいいお子さんだ。これを総量の親父というんですね。
 
 ところがこのご時世、そう簡単にいけば家庭でも職場でも誰も苦労はしないものです。

― ナー太郎わるいけどさ、コンビニでスポーツ新聞買ってきてくれないかな ―
「お父さん、僕いま勉強しようとしてるんですよ。お父さんはテレビ見てるんでしょ。お父さん自分で行ったらどうです」
― そりゃそうだな ⁉  ―

 父親の権威が落ちてくるとさらに酷くなっていく。仕事の場面でも同じです。全て自分でやらなければならなくなっていく。
あなたの組織では問題ないでしょうが、270万ある法人企業の中で職場リーダーである管理監督者が今一番困っているところはどこでしょう?
 
 かつてある会社では、職位が上がるほど大変だと聞いたことがありました。
 例えば、〝ポカ休〟などがあると、その部下の仕事は全て上司がやらなければならなかったそうです。部下は誰も応援しないので何でもかんでもリーダーが自分でやらなければならない。そんな馬鹿なことはないでしょう。同じ釜の飯を食っていながら何故そんなことにならなきゃいけなかったか。無論の事原因はあるものです。

 仮に現在でもでもこのような職場体質が残っていたとしたら、時間をかけてでもこの不調和は<改善>すべきでしょう。
 
 そこで<快働>と<総量>との関係をお話します。
 「快働」とは嫌々ではなく快く仕事をしようということで、私の造語です。
 快働している人には周囲の〝応援者〟がいます。総量でやっている人にはやはり快働できる姿になっていますね。
つまり、表裏一体なのです。

一度しかない人生は、〝ショボショボ〟あるいは〝イキイキ〟というように、どちらの生き方もあります。ですが、厳しいご時世でもできれば<快働>すべきと考えます。また、<総量>でいきましょう。
 
「松木さんは簡単に言うけどサ、実際には出来ないから苦労しているのだと前から言っているでしょうが」と言う声が久々に聞こえてくる気がします。
確かに第一線現場では色々な問題を抱えておいででしょう。
 そこで、これからのサラリーマンの「努力目標」について私なりのヒントを申し上げますのでチョッと聞いていただきたいと思います。
 
 それは、<嫌われたらおしまい>だということです。組織とはチームとしての総合力を発揮し、与えられた<目的・目標>を達成する場です。

 働く者の<共通心理>として、好きな人のことは一所懸命応援しようという気になる。反面嫌いな人のことは、理屈では分かっていても「表面的」にしか協力しようと思わないことも否定できません。決め付ける言い方になりますが、ここが<人間の本性>ともいえるところなのです。
 
 このことは、大方の人間が感情と理性の卍(まんじ)の中で生きているからです。その割合は7対3といわれ、ズーッと感情的なのです。理性的ではないのです。
 ただし、いつも申し上げているとおり、ご機嫌取りの勧めをしている訳ではありませんので、誤解いただきませんように。(念のため)
 
好かれるという人は、先ずは足元を絶えず見せるということです。
 人との関わりとかをいう前に、自分が自分を好きかということです。これが一つの〝盲点〟なんですね。
「自分が嫌いでどうするか。自分を愛せなくて人から愛してもらえるか?」という問題提起です。

 これは若い方は別として、自分を考えるのには器用でない年配の男たちにとってはどうも難しい問題のようです。そういう風に育ってきているからです。
 しかし、私も含めこれはいけませんね。そのためには客観的に自分を見て、その悪いところを直しながら良いところを見て、自分を好きになる努力をすることです。おそらく<快働>している人は自分で自分が好きになっていることでしょう。
 
 <総量>で生きていられるような人は、「俺はいいな。俺も生きてきてよかったなー」と思えるのではないでしょうか。
 ということは、絶えず嫌々仕事をし、周囲の協力なくして生きている人は、やはり〝自己嫌悪〟に陥るかもしれません。
 
ところで、<人に好かれる>には、先ずは自分を好きになることが〝早道〟です。次に相手を好きになる。そうすれば相手からも好かれる可能性がでてきます。そのためにはどうするか?

 簡単に申しあげましょう。それは、相手が大事にしていることを大切にして差し上げることです。
 例えば、趣味を上げることができます。あなたも趣味がおありですね。その趣味を大事にしてくれる人には好感を持つことでしょう。その点、相手の名前、誕生日も同じです。
 
 ここでは、<名前>だけに絞って考えてみましょう。今までの人生の中で人の名前が覚えられなかった方が、もしもおいでだとしたら今日からは切り替えてください。人の名前が覚えられない方は『人間関係』が出来ない人と言ってもよく、致命的であると言っても過言ではありません。

 仮に、あなたの名刺を目の前でビリビリ破かれるなどということがあったとしたら、自分が粗雑に扱われたのと同じ気持ちになるのではないでしょうか? 場合によると、殺意を抱くかもしれません。冗談でなく。ここが大事なところなのです。
 
 名前と自分は不離一体、<名前は分身>です。ですから、人の名前を大事にする気持ちは、「俺を大事にしてくれているナ」と相手には通じることになります。
 <自尊語>である人の名前をいい加減にする人は、「何だあの人は。俺をぞんざいに扱いやがって」と相手には受け止められることにもなりかねません。これは怖いことです。名前を憶えられないこと自体が〝損〟をしており、極論すれば人生に無縁とも言えます。
 
 ですから、相手に対し「愛情」がないと名前は憶えられません。そこで、名前一つ憶えることがどんなに大きな問題かを考えていただきたいと思います。
 
 例えば、あなたもバーとかスナックあるいは飲み屋に行かれことでしょう。〝力(ちから)〟あるマダムや女将は一回来たお客の名前は、二回目にも必ず言えますね。ですから、二回目に行ったときに「あらッマーさん、今日はお一人?」なんて言われると嬉しいものです。
 以前友達に誘われチョッと立ち寄ってみただけである。なのに、二回目に行ったときにもパッと名前を言われると「俺ってそんなに印象に残るタイプなのかな?」と勝手に思っちゃうわけです。
 
 実はそうではなく、どんな客でも二回目には名前がスーッと言える努力を、水商売の〝プロ〟である彼女たちは日頃からしているのです。だからシャッター通りにあってもその店は流行(はや)るのです。

 例え飲み代が安くても、名前を間違われる店にはあまり行きたくないですからネ。ほんの一例をお話したにすぎませんが、これは男の性(サガ)というだけでなく、あなたが女性であっても同様だと考えます。何故なら、同じ『人間』だからです。
 
 あなたもご存知のナポレオン・ボナパルトは、軍団長であった将軍当時3万の軍勢を擁していた。が、彼はあなたの職場でいえば管理者とも言える将校(士官)以上の姓名は全て記憶していたと伝わっている。

 歴史上記憶力の天才として伝わっているナポレオンだが、士官の末端である少尉(職場リーダー)が配属されてくると、深夜カンテラが灯す薄暗いテントの中で軍団表と人事考課表を照らし合わせて見ては、その名前と彼のバック・グラウンド(家庭状況・生まれ故郷など)をきっちりと頭に叩き込む。

 やがて、戦場が白兵戦に入ると白馬にまたがり、部下が何のネームプレートを付けていなくても、
「ボンジュール第七少隊長ジャン・モンブラン少尉、アルザーヌの母君はお元気かね。それは結構。頑張ってくれ給え。さらば、いざ前進!」と士気を鼓舞したそうです。
 
 大将軍から直々に名前を言われた現場第一線リーダーは感激する。男冥利に尽きるともいえる。誰が跳ねずにいられましょう。
「ヨシッこの人のためなら、たとえ火の中水の中。花も嵐も踏み越えて、身命を賭しての敵陣突破。これが男の生きる道!」と、奮起したと考えることもできます。

 これがですネ、「オイッそこの若い将校!・・・・そうだよキミだ。ボサッとしてないで。前だよ、前へ」では、言われた士官が身命を賭して戦おうという気はサラサラ起きないことでしょう。

 ここに名前が<自尊語>といわれる所以(ゆえん)があり、名前に『人を動かす力』があるのです。ですから、若き職場リーダーに命運を託した小隊でも、ナポレオン兵は強かったのかもしれません。このような誰にでもある<認識欲求>に応えることから「誕生日」も同じと考え、いつでしたかあなたへお訊ねした次第です。

 時代が変わり、お国柄が違っても『感情の動物』である人の<心理>に変わりはありません。この先どのようにネット社会が進展しても『士は己を知る者のために死す』。これも、万国共通の人の心理と考えます。

男女を問わず『プロサラリーマン』として<職場マネジメント>に成功するためには、どうしても部下あるいは上司との『コミュニケーション』を抜きには考えられません。
 そこで,『リーダーシップ』をタイトルに、その都度サブタイトルを変えながら家庭事例を交えて3週間に亘り集中してお話ししてきた次第です。
 
【まとめ】
 竹は強風があってもしなり強いものです。それは節(ふし)があるが故に大雪にも強いのでしょう。
 日本経済が外国発の事情で振り回されるグローバル時代、サラリーマンの誰しもが『順境』のうちに日々過ごすという訳にはいきません。サラリーマンにとってはこの混迷の時期を一つの〝節〟と考えられないでしょうか。過去を振り返る姿から将来を展望する。この節がシッカリしていればこそ、またスクスクと伸びていけるのだと、物事は前向きに考えたいものです。
 
先週の土曜日【部下指導・育成】(275)で、山登りのリーダーの在り方について申し上げました。冬山遭難の一つに「リングワンデリング現象」があります。猛吹雪の中で『目標』を見失うと無意識の内に同心円を描いて歩き、やがて力尽きて倒れる。
先行き不透明な時代、あなたもこうした現象に陥らないよう気を付け、慎重かつ大胆に行動なさってください。

どうか一回限りの人生です。往路だけで帰路の無い片道切符の人生を、『目標』を明確にして<目標の3原則>に則り前進なさってください。
仮に現在『逆境・不遇』であったとしても『雌伏(しふく)』と捉え〝一人密かに〟自己研鑽し、竹の節を見習って耐えかつ跳ね除けるよう、<家族の明るい笑顔を思い出し>あなたも大いに頑張ってください。
 
 最後に、これからのサラリーマン人生を真剣に生きていくには、「よーし、やってやろうじゃないか!」という気持ちが湧いてきたときには、なんとかなるものです。反対に「俺(アタシ)はモー駄目だ!」と思ったときには、不思議とできないものです。これは、大脳生理学的にハッキリ証明されています。

では、10日(日)投稿記事は検索記事一覧未反映のため後日再投稿したものの、8月9日(金)から連日更新してきた当シリーズは今回で終えることとします。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。(完)

 
【リピーターのあなたへのお礼とご案内】
 お忙しいところお立ち寄りいただきありがとうございます。
既にお知らせしました通り、この度Yahoo!ブログさんのサービス終了に先立ち、ブログ更新は誠に残念ながら本日までとなりました。

住み慣れた当ブログは開設以来あと二カ月で12年目に入る予定でした。この間リピーターの入れ替えはあったものの、おかげ様で新規訪問者数は、65,000人となりました。ご愛顧賜りお礼申し上げます。

つきましては、<主義・主張>の場としてのブログ投稿は、この先下記にて、愛着のあるハンドル名はそのままとして行って参ります。「ライフワーク」の一環としてのブログ活動を息長く続けるため、更新頻度は従来のペースに戻します。ボチボチ投稿していきますので、よろしければお手すきの時遊びにお出かけください。

※ 9月からのブログ記事投稿先 muragon(ムラゴン)ブログ

👉 ブログタイトル:管理者研修講師 『期待される管理者となるために』 (ハンドル名)ブログ寺子屋『ラッキー』 https://mypage.blogmura.com/

あなたの今後のますますのご活躍とさらなるご発展を祈念いたします。心から  誠にありがとうございました。(ブログ寺子屋『ラッキー』)
 
[https://blog.with2.net/link/?1395018 人気ブログランキングへ]
 
■ 管理者研修講師 『人材教育研究所』 (ブログ寺子屋『ラッキー』) 

その他の最新記事

すべて表示

ID:8559fx   こんにちは。 普段あなたは、奥さん・子供さんや部下・後輩の話を聞いておいでですか?  仮に聞いていないとすれば考える必要があるでしょう。聞いていれ ...すべて表示すべて表示

ID:8559fx     おはようございます。ここのところ8月末を目途に連日『リーダーシップ』をテーマに申し上げています。  部下は十人十色であり、理解度も違います。職場ではコミュニケーションを円 ...すべて表示すべて表示

ID:8559fx    おはようございます。   ときに、部下は上司の「ありがとう」あるいは「ご苦労さん」の<一言>でそれまでの苦労も癒され、その後の〝ヤル気〟も出 ...すべて表示すべて表示


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事