研修講師 『期待される管理者となるために』

『部下をパートナーとして職場目標を達成しよう!』

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 こんにちは。ここのところ「社員研修」でのブログ記事を更新してきましたが、まだ終わったわけではありません。ですが、長い話はどうしても嫌われます。そこで続きは、この先他のカテゴリの話題と並行させながら適宜お話しすることとします。

 ときに今の若手社員は、家庭では親から学校では先生からも叱られた体験が少ないため、上司の叱り方によっては“パワハラ”と受け止められ、若手社員の退職要因の一つにならないとも限りません。そうなっては本人はもとよりのこと、戦力として育成してきた会社にとっても大きなマイナスです。そのため、新任管理者の中には「叱る」ことを躊躇(ちゅうちょ)する人がいるかもしれません。
 でも、どうなんでしょう? 部下が可愛ければ子供同様言うべきことはしっかり伝える必要があります。問題はその「言い方」です。

 そこで、「職場マネジメント」における部下への<叱責の仕方>についてご一緒に考えてまいりたいと思います。部下育成上の犲言佞良要性瓩砲弔い討呂海譴泙任砲眇修珪紊欧討ました。ここでは『職場コミュニケーション』の切り口からの「叱り方」について触れることとします。

I.第一ステップ(暗示)

  まずは、暗示です。これは暗示を与えることによって、当人にその変則行動(考え方)
を悟らせ、修正させることを狙いとしています。ここでいう暗示とは、ごく一般的な意
味で、
 〇 それとなくほのめかす
  〇 考え方の糸口を与える
  といった程度のことを示します。英語で言えば、ヒントとかサジェスチョンと言った
 ほうが分かりやすいかもしれません。

  これは言いたいことを、漠然とあるいは婉曲に表現することで悟らせようとする行為
 です。その真意は、相手(部下)になるべく<叱責>を意識させないようにするところ
 にあります。

1.暗示の基本技法

(1) 微笑
   相手に敵意を持っていないことを示す。

(2) 短い言葉
   長い言葉では焦点がぼける。

(3) 親しみ
   一緒に歩いている時や、電車を待っている時などチョッとした時間をそれと
  なく利用する。

(4) 第三者をまじえずに
叱責を意図した暗示では、二人だけの機会を選ぶのがよい。第三者が同席すると,
  相手に“自己防衛規制”が働き素直に聞けないことがあるからです。

(5) ユーモア
できれば、ユーモア精神を忘れずに話す。

(6) 例話の引用
    話題の中に相手に対する示唆が織り込めれば、相手はスムーズに受け入れられるこ
とが期待できる。

(7) 改善方法のヒント
適切なヒントで助言する。

(8) 暗示の繰り返し(「反復効果原則」の応用)
   相手が一度のヒントだけで直ぐにピンとくることはなく、少なくとも2〜3回は暗
示を繰り返す方が効果も期待できる。そのため、手を変え品を変え繰り返し暗示するこ
とが望ましい。

(9)大勢の人の前で
   暗示は普通一対一が良いとされているが、例外的には朝礼・ミーティングなどの場
を利用して、大勢の職員に対して話すのも効果的である。それは聞き手が多いと、反則
  行為(考え方)の当事者が強いショックを受けずに聞き取れるからである。


(10) 第三者の活用
たとえば、「褒め方」でも申し上げたように機会をとらえ“気が置けない”同僚の課
  長から言ってもらう。

 「それはそうと、君のところの松木課長が朝の出勤状況の悪い部下がいると悩んでいた
 が、うちにもそういうのがいてね。やはり困っているんだよ」

  というように暗示の段階で反則行為が修正されれば当人は叱られたという意識を持た
ず、したがって“恨み”を残すこともない。要するに、双方に傷がつかずに済むわけで
ある。
 しかし、暗示のテクニックが拙劣だと、却って相手に皮肉やイヤミと受け取られ、逆
効果となる場合もあるので気をつけたいものです。(以下サブタイトルを替え続く)

  では、爽やかな休日を楽しんでください。ありがとうございました。



■ 研修講師 『人材教育研究所』

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