社員研修 『期待される管理者となるために』

「過去と未来は鉄の扉。 変えられる未来に向かって挑戦しよう!」

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 おはようございます。今朝も出勤お疲れ様です。

 最後は、「快笑」です。笑いには、ユーモア・ウイット・ジョークとがあります。あまりにもくだらない冗談は別として、あなたは多分笑いのわかる性格の方だと思います。
 ところが、戦前生まれの男の中には笑えない人がいた。笑いを馬鹿にしていたわけです。「男は人前で歯を見せるものではない。ヘラヘラしゃべったり笑ったりするんじゃない。ナ、男は“腹”だ」と。

 内面的態度形成の要因の一つに家庭環境があることは既に申し上げました。このような父親に育てられた子供は、親の影響を受けるものです。親父みたいな男にはなりたくないと思っていても、中にはその子の性格を歪ませ、社会へ出てから人間関係に苦労する人もいます。

 私が痛烈にやられたのは、ある先輩でした。「松木、お前は滅多に笑わねーナー。笑わないのはいいよ。だけどな、他のものが迷惑するんだよ。はた迷惑だから少しは考えたらどうだ」と言われました。はた迷惑っていうのは、チョッと痛かったですね。
 
「お前は真面目な奴だけど一緒に飲んでいるとナ、酒がまずいんだよ。話をしていてもそうだ。何か気分が沈んできちゃってな。お前が何故そうなったかは知らないけどナ、俺が教えてやるよ。ベルクソンの『笑いの哲学』を読んでみろ。エラスムスの笑いを勉強してみろ。笑いについてお前も何か気がつくことがキットあるはずだ」。こう言われて、ナルホドなと思った次第です。

 「笑い」というのは、人間だけにある心の働きです。ペット好きの方ならご理解いただけるでしょうが、20年来同じ犬と寝起きを共にしていると、嬉しいときの表情・しぐさでナニをうったえているかの犬の気持ちはわかるものです。たとえ犬馬鹿と言われようとも可愛いものです。
 しかし、犬(動物)は怒ることはあっても笑えないのです。本当の笑いは知らないのです。

 笑えるということは、極めて人間的行為なのです。それを無視しているということは、人間として生きようとしていないことともいえます。このことに気が付き、私は笑いが大事だと知りました。

 これからのサラリーマンは、厳しい職場環境にあってもユーモアを解せる精神的ユトリを持つだけでなく、悔しいこと辛いこと悲しいことと出会っても、“できれば”笑い飛ばせるようになりたいものです。
 
 たとえば何か言われても、「アーそうか。確かに俺にもそういう悪いところがあるけどな、まぁまぁいいところもあるからサ。そんなに俺の悪口ばかりいうなよ」と、笑い飛ばせる上司はとても話しやすいものです。その点、同じことを言っても、一々目くじらを立てる上司もいないとも限りません。

「お前、今何と言ったんだ! もう一回ハッキリ言ってみろ。ナニ言えない? 言えないなら言うな!!」
 同じことを言っても笑い飛ばせるのと、目くじら立てるのと、どっちがいいか。人間的には笑い飛ばせる人に“魅力”を感じますが、あなたはいかがですか?

 別のお話をしましょう。家庭のお父さんに笑いが無いと子供が悪くなる。何故か?
 救いを外に求めるからです。家よりも外のほうが、なんとなくホッとする。家では、モー息が詰まるから、賑(にぎ)わうところへ出かけることになる。子供にとっては、悪い奴でも“救いの神”に見えてしまうわけです。これは、危ないことです。
 ですから、笑いというのは、自分だけではなく周りも幸せにするのだということが、今の私には少しは理解できているつもりです。(以下続く)

 今朝の都心では8時前に30度になっています。では、外へ出る方は暑さと安全に十分気を付け頑張って下さい。ありがとうございました。



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