社員研修 『期待される管理者となるために』

「過去と未来は鉄の扉。 変えられる未来に向かって挑戦しよう!」

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 こんにちは。前回の補足です。
 
 さて、あなたはお客様の姓名をどの程度記憶なさっていますか?
 あるゴルフ倶楽部の受付担当者は会員プレーヤーの名前を5,000人覚えていたと聞いたことがある。また、某ホテルの伝説のドアマンが配車係当時は、お客様・ドライバー・車種・自動車番号をワンセットで2,000人分、計8,000を覚えこんでいたそうです。いずれも業務上の必要性からとしても誰もができることでなく、人知れぬ努力は大変なものでしょう。
 次に歴史上記憶力の天才として伝わっている人の逸話を実像は別として申し上げます。

 あなたもご存知のナポレオンは、軍団長であった将軍当時3万の軍勢を擁していた。が、彼は将校(士官)以上の姓名は全て記憶していたと伝え聞く。
 士官の末端である少尉(職場リーダー)が配属されてくると深夜テントでカンテラの明かりのもと、軍団表と人事考課表を照らし合わせて見てはその名前と彼のバック・グラウンド(家庭状況・生まれ故郷など)をキッチリ頭に叩き込む。
 
 戦場が白兵戦に入ると白馬にまたがり、部下がネームプレートを付けていなくても、
「ボンジュール第一少隊長ジャン・モンブラン少尉、アルザーヌの母君はお元気かね? そうか、それは何よりのことだ。君も頑張ってくれ給え。さらば、いざ前進!」と士気を鼓舞したそうです。

 大将軍からじきじきに名前を言われた現場第一線リーダーは感激する。関心を示されて不愉快になる人はいません。「ヨシッこの人のためには、花も嵐も踏み越えて、これが男(女)の生きる道!」と奮起したかもしれません。
 これがですネ、「オイッそこの若い将校!・・・・そうだよキミだ。ボサッとしてないで。前だよ、前へ」では、言われた士官が身命を賭して戦おうという気はサラサラ起きないことでしょう。

 その点『ほめ上手』と言われた戦国武将「加藤清正」と同じく、相手の認識に応える名前を始めとする言葉をタイミング良く狎辞瓩暴个弘婬舛髻古今東西を問わず人の機微に長けたリーダーは、心得ていたようです。
 誰にでもある<認識欲求>に応えることから「誕生日」を覚えることも同じと考え、いつでしたか「部下や後輩の誕生日ぐらい覚えてみようかなとお考えになったことがおありですか?」と、あなたにお尋ねした次第です。

 時代が変わり、お国柄が違っても『感情の動物』である人の<心理>に変わりはないでしょう。この先いくらネット社会が進展しても『士は己を知る者のために死す』。これも、万国共通の人の心理と考えます。次回はここでのテーマをカテゴリを替え、身近な職場事例で考えてみたいと思います。

 では、平成最後のお盆休み中の方は引き続き有意義に休暇をお過ごしください。ありがとうございました。



■ 話し方研修講師 『人材教育研究所』 ( http://www.hanashi.biz/ )

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