社員研修 『期待される管理者となるために』

「過去と未来は鉄の扉。 変えられる未来に向かって挑戦しよう!」

全体表示

[ リスト ]


[話し方研修] ブログ村キーワード


 おはようございます。

 さて、話の決定権は聞き手にあります。話し手ではありません。その前に、あなたは人前でどういう話がすぐれているとお考えになりますか? その条件をかいつまんだ形で申し上げます。

 第一は、何と言ってもわかりやすいこと。
 文章でも菊池寛がおっしゃっています。「すぐれた文章の基本的な条件は、わかりやすさにある」と。 難解な文章、こなれていない文章、読んでもスーッと入ってこない文章、これらはすぐれた文章とは言い難いと評されます。話も同じでしょう。

 あなたが部下や後輩に話をされた時に、吸い取り紙に滲み込むように、自然と相手の体内に話が入っていく。一つひとつがうなずけて、非常に納得がしやすい。そういう話に心がけたいものです。その点、他人行儀な話をする方が多いものです。
 たとえば、司会者から紹介を受けてその場に出ていく。

「ただ今司会の方からご紹介いただきました、不肖私、松木錠と申します。本日はご多忙のところ、かくも多数の方にご参集下さいまして・・・・・・」と何か硬い言葉を使いがちです。
 それよりも、
「ただ今司会の方からご紹介いただきました私、松木錠でございます。今日はお忙しい中こんなにもたくさんの方がお集まりくださいまして本当にありがとうございます」これでいいのでしょう。

 よく話というのは「対話調」でと言われます。呼びかけるように、膝を突き合わせて日常茶飲み話を交わすようにする。欲を言えば立場に応じ、そういう中に一つの「品格」があれば申し分ないでしょう。その品格を踏まえてとにかく「平易簡明」であること、これが第一条件になります。

 第二は、主題(テーマ)が明確であること。
 話というのは、あることを訴えようとして話をされるわけでしょうから、そのポイントが洗われたようにクッキリと浮かび上がってくる。そういう話がすぐれた話と言えます。

 反対に何か小さな起伏がいくつかあるんですが、大きな山がない。あのことも触れたけれどもこのこともこの人は触れている。一言で何を強調されようとしたのだろうか? そのことがもう一つ握れない話というのは、わかりにくいものです。

 例えば、自己紹介でも履歴書的にダラダラやりますと、なんとなく狒躄崚瓩砲浪燭その方がわかったような気がするものです。しかし、もう一つその方の犖沈的瓩覆發里ハッキリと把握できないということがあります。ですから、主題が明確であること。これが二番目です。

 第三は、主題に応じて身近な材料が縦横に駆使されていて、非常に変化に富んでいること。
 家庭でも良い材料があるとそれなりに良い料理ができるように、話というものもやはり材料が必要です。聞き手の理解度(レベル)にもより一概には言えないものの余りにも抽象的・観念的ですと、なかなか人は話についていけません。

 ある場合には非常に抽象度を上げて集約してみる。またある場合には抽象のレベルを下げて、身辺的なことに触れながら話をする。聞き手は、「アーなるほどね。自分の身の回りには言われたことが確かにあるナ」と、そういう一つの爐Δ覆困瓩出てくる。そういう話材が縦横に駆使されることが大切なことだと思います。

 よく言われるのが、話というものは『言葉で絵を描きなさい』と言われます。「会話体」を入れるなどして立体的に絵を描いてみせる。「このとおりだよ」と、提示してみせる。相手は一目瞭然にわかる。そのような話がすぐれた話と言えます。

 第四は、使われる言葉が新鮮で、的確な表現の言葉であること。
 私たちは言葉によって話をします。ですから、その言葉が生き生きと使われないと“古色蒼然”とした古びた話になりかねません。
 特に、スマホ世代の若い方に訴えていくときには語彙力を高め、爛團船團銑瓩箸靴芯靴佑襪茲Δ文斥奸△修里茲Δ文斥佞了箸なに私たちは習熟する必要がありそうです。

 第五は、無駄のない展開と構成で組み立てられていること。
 大勢に向かって話すのは厄介なものです。人間が話を聞くのが好きだったら、こんなに楽なことはありません。しかしこれまで申し上げてきたように、人は話を聞くということに抵抗感を持ちます。長い話をすればするほど、話の効果は減っていくと言っても過言ではないでしょう。

 以上ご参考までに申し上げました。この先秋の結婚披露宴を始めとして人前での話をする機会があることでしょう。そのようなことが予定された場合は、あなたの犖沈瓩鮴犬しつつ創意工夫なさり、十分な準備をしてお臨みください。
 では、今日も一日お元気で。ありがとうございました。



■ 話し方研修講師 『人材教育研究所』:「部下をパートナーとして職場目標を達成しよう」

※ お問い合わせはこちら ☞ http://www.hanashi.biz/index.html どうぞお気軽に。

この記事に


.


みんなの更新記事