社員研修 『期待される管理者となるために』

「過去と未来は鉄の扉 変えられる未来に向かって挑戦しよう」

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 おはようございます。職場マネジメントにおいて部下を<叱る>ことは、男女社員を問わず指導・育成上必要なことです。避けて通るわけにはいきません。今回は<叱り方>の中での、「忠告の仕方」、「注意の仕方」に焦点を合わせ申し上げます。

1.昔から「盗人にも三分の理」、「一寸の虫にも五分の魂」といいます。いわんや部下である。言い分
もあるでしょう。
 「課長はそうおっしゃいますけど、失礼ながら、どうも私とは価値観が違うように思えます」と、反論
 してくることも考えられる。
  人間は理性(30%)、感情(70%)といわれる感情の動物です。部下には先入観をもたずに油断をせ  ず、用心深く忠告(注意)をおこなうことが肝要です。

2.高飛車な上から目線でのものの言い方には気をつけましょう。「俺は上司だ、お前は部下だ」という
 よりは、同じレベルに立って話すことです。
 「私だって失敗したことは二度や三度じゃきかないさ。だから、偉そうなことは言えないが、君の将来
 を考えた場合やはり言わなきゃいけないと思ってね。君なら私の気持ちが分かってくれると信じてい
 る」
  というくらいの気持ちが、部下に受け入れられるポイントともいえます。

3.実際には“眉間にしわ寄せ”怒りたくなる場合もあるものです。しかし、冷静な注意は「良薬」だ
 が、感情的注意は「毒薬」ともなるので気をつけましょう。そうでないと、話し方としての忠告の目的
 (改めさせる)を達成することは難しいものです。これは、ハラスメント以前のことです。

4.人間は“自尊心”の塊です。また、部下が所帯持ちの場合、家へ帰れば立派な「一国一城」の主であ
 る。身近な他人と比較することは、当人の反感を買う元です。
  たとえ事実ではあっても、自分の奥さんの前で親友の奥さんを引き合いに出し“比較忠告”するのは
 好ましくありません。子供を叱る時でも同じです。
  従って、部下の態度面の場合は、できれば当人の過去と比較することです。
 「君が転勤してきた当時はあれほど前向きに仕事に取り組んでいたじゃないか。あの頑の姿勢を忘れた
 のかね」といったように、本人を奮起させ激励する言い方を工夫したいものです。

5.人を注意・叱責するには、警察官の現行犯逮捕ではないが、本来はその場その時を捉えて“すかさ
 ず”いうのが一番効果的です。
  たとえば、工事現場での安全確保をするために、本人も自覚していない小さなミスこそタイミングよ
 く、ハッキリ指摘した方がよいでしょう。
  反面、大きなミスで自ら反省していることが見てとれる時には追い討ちをかけず、時期を見極めま
 しょう。

  ここでの留意点は“小言幸兵衛”ではないが、箸の上げ下ろしまで、のべつ幕なしに言わないことで
 す。部下は「また言ってやがる!」と、“馬耳東風”と、聞き流す者もいるかもしれません。
  ですが、口うるさい上司だと部下に嫌われたくないため、肝心なことまで見て見ぬ振りをするのはい
 かがなものでしょう。言うべきことを言わないで“先送り”すると、大きな「問題」を惹き起こすこと
 にもなりかねません。(以下続く)
  では、また。ありがとうございました。


  「うたた寝の 叱り手のなき 寒さかな」 (小林一茶)



■ 管理者研修講師 『人材教育研究所』:「部下をパートナーとして職場目標を達成しよう」

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