社員研修 『期待される管理者となるために』

「部下をパートナーとして職場目標を達成しよう」

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 おはようございます。最近お立ち寄りいただいている方もおいでかと拝察します。今回は、職場における「上手な話し方」とはどのようなことかを取り上げてみたいと思います。

 さて、勉強会の席上で「あなたは話し上手の方ですか?」とお訊きすると、イエスと答える人は普通いないものです。反対に「話し下手だと思いますか?」とお尋ねすると、中には軽くうなずく人もいます。謙遜もあるでしょうが、大方の人が普通だと考えているのでしょう。
 では、職場における「上手な話し方」とはどのようなことでしょうか。これは、聞き手が決めることであり、これといったものはありません。

 人は個人差はあるものの、本来聞くよりも話すことを好む動物です。そのため、同じことを言っても、聞き手は猜垢たいように疂垢ます。自分に最も都合の良いようにしか解釈しませんし、聞かないものです。そうした受け止め方に違いが生ずるのは、人は誰しも自分なりの内面的態度(心の構え)をもって聞いているからです。
 
 したがって話をする場合には、相手方のもっている内的条件に意識を向けそれを取り除く努力が必要でしょう。そうでないと、話の意味が通じないだけでなく、「俺はそんなつもりで言ったんじゃないよ」、「あたしはそうは聞いていないわ」というように誤解・曲解されたり、そのため感情問題に発展したりすることもあります。
 ですから、職場ではどう言おうかと考えるより、自分の話が相手にどう聞かれるか、その聞かれようを考えて話すことが大事なことです。

 サラリーマンは、話しのプロを目指すわけではありません。仕事力の向上に専念すべきです。必ずしも能弁である必要はありません。訥弁でもよいのです。それでもTPOを考え、「必要なことを」、「必要なときに」、「必要なだけ」話せるよう心がける必要はあるでしょう。
 殊に、納得・同意・共感を得ようとする場合は、自分の観念を省みながら、相手方の内面的態度を有利に導く努力をする必要があります。
 極論すれば、効果のない話は、ただ口からコトバを出し、言っているに過ぎないということです。

 ここに、伝えることの難しさがあります。これが作業現場では、上司の指示がキチンと伝わらないと、労災事故につながる要因ともなりかねません。「言語明瞭・意味不明」では、困ります。
 そこで、命令を与える場合に限ってみても、質問する、質問させる、復唱させることで、相互に確認しあうことが大切なことになってきます。

 世間には、「俺(アタシ)は孤独を愛するタイプでね。一人にしておいてほしいな」という人もいます。性格的なことですから、別にいても不思議はありません。そのため、職場では必要最小限のことしか口をきかず黙々と仕事をこなすタイプの社員もいることでしょう。
 ですが、管理者ともなると「無口な性格」だからと話すことを避けていては部下との「コミュニケーション」が上手く図れず、職場目標達成に向けての爛戰トル合わせ瓩忙拆磴出てくるかもしれません。

 職場の構成メンバーの能力は、ベテランの古参社員から新人まで様々です。難しいことを難しくいうのではなく、難しいことを分かりやすく、できれば感じ良く話すことにも気を配りたいものです。

 管理者へのお願いとして欲を言えば、マネジメント遂行上必要な戦略・戦術だけでなく、管理者としての話し方にも問題意識を向けて頂きたいということです。
 例えば、<ほめる・叱る>も「説得」のうちです。仕事の教え方についても、『人の本性』に基づいた言い方があります。

 多くの人は生まれてこの方、不自由なく話をしています。グローバル化の時代、外国語の習得には熱心ですが、母国語である日本語の話し方における「働き」、「目的」について関心を持つ方は少ないように思えます。『目的』が達成されない話は、結果的には上手な話し方とはいえません。

 この類のビジネス書はこれまで数多く出版されているが、電子書籍として残るものはあっても再販されるケースは少ないものです。ビジネス能力向上の一環として関心のある方は、図書館を利用するなどして学習なさって下さい。

 では今月もお勤め、特に遠距離通勤の方はご苦労様です。ありがとうございました。



■ 話し方研修講師 『人材教育研究所』 ( http://www.hanashi.biz/ )

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