人間万事塞翁が馬

人の幸福や不幸は予想のしようがない、だから未知なる人生は面白いし、夢も描ける。

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本の紹介

先週末の日曜日、ある会の集まりに参加してきましたが、その時にたまたまめぐり合った本です。皆さんにご紹介したいと思います。タイトル「底辺人生から明日を求めて」、著者は城河原村樹、出版社は幻冬舎ルネッサンスですが、今の若い人たちに是非お勧めしたい本です。たまたま作者は私と同じ熊本県天草市の出身の方です。


天草といいましても上島・下島の大きな島のほかに数々の小さなから成り立っています。ちょっと天草の紹介をしますと、人口はピーク時が17万人くらいで、現在は8万人強くらいで半減しているようです。人口減少の主原因は、団塊世代を中心に都会への出稼ぎ労働者として中卒、高卒を境に北九州、関西、中京、関東へと若年労働者が散らばって故郷を後にしたからです。


作者の天草での幼い頃の生活が如何に貧しかったか、どうしてそのような幼少期を送らざるを得なかったか、その時の作者はどのようにして生き延びてきたかが、普通は恥ずかしくて他人に知られたくないものですが、作者は如実に文面に隠すことなく現わしています。人はそれぞれ違った環境で育ってきていますが、作者のような度重なる苦労を経験された方もめずらしいような気がします。


私より一回り先輩の作者の幼い頃の実体験は、田舎ものの一人として私なりに多くの部分で理解できますので、尚更、読み終えて感動してしまいました。おそらくかつての日本には、作者と同世代の方の時代は同じような環境の中で生きていた人も多かったはずですが、なかなかその実態を現代人に知らされる機会はありません。


その意味でも、この本が出版された意義は大きいと考えるわけです。是非、皆さんの周囲の若い人たちにこの本をお勧め願えれば幸いです。この作者の将来ある若者への心静かなメッセージであると理解しています。








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