流風月海

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物語2 (自作小説 恋愛物)

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最近の日課は 朝に 祖父と武術を極めています。後は 主に祖母のお稽古のアシスタントや花嫁修業として家庭教師がつき 一時間ごとにレッスンがはじまります。 生花、茶道、お琴、日本舞踊、社交ダンス、タンゴ、楽器、語学、料理にマナー、エチケットなど花嫁修業と言われているものをみっちりと朝から夕方まで。そして夕食前に父とまた武術や勉強をしてそれから夕食をとります。

そしてエステをされてお風呂に入りヨガをしてこうして日記を書いています。
今私と社会を繋ぐものは 祖母の所へ来るお弟子さん達との交流に龍吾が誘いに来てくれるだけです。
それも祖母は、禁止しているので見つかると速やかにその場を離れないといけません。

こんな毎日で唯一自分が出せるのは 祖父と武術の稽古をしている時と夜こうして自分の気持ちを記す事だけです。
後は こころや龍吾に会う事で慰められていますが、もう1ヶ月で全てがなくなってしまうと思うとさびしい感情がないとは 言えません。

留学していた時は 祖父や龍吾にこころ の事を思い出していつも心に居たのできっと今回もこの家から出ても大丈夫でしょう。ただ他所にお嫁に行くからには 祖父とこころとは連絡は出来ないでしょう。
そして龍吾は いくら幼馴染で兄弟のようと言っても男性なので逢ってはいけないのは当然の事。
でも全てから切り離される気がして・・・でも旦那様につくすのが女の役割と教わってきたのでこれからはきっと旦那様やご家族の方たちが私にとっての居所となるのかも知れません・・・

祖父と成人式が終われば そのまま相手の方の所へ向かわなければいけません。
龍吾が その時がチャンスだから逃げろと言われ 少し迷ってはいるものの 小さい頃からの約束で義務でもあるのでそれは 祖父を裏切る事になります。龍吾は 自分と結婚すれば言いというのですが、私は龍吾の妻になる気も一家の跡を継ぐつもりないのでそれは断ったのですが・・・彼の事、何をするか分からないという面もあります。最悪の場合は、龍吾と戦わないといけないかも知れません。
それは 私にとっては とても残酷な事・・・・それだけは 避けれるように話してみようと思っているのですが 何せ頑固者の子供なのでどこまで聞いてくれるか・・・

とふと 愛は そこでペンを止めた。果たしてこの先何が待っているのだろうと考え込んでいた。今まで何も怖くなかった。死さえも。だが、見ず知らずの逢った事もない男性と一生過ごしていかないといけなくなると思うと・・・心が冷えた。まるで冷たい風が吹いているようだった。一層の孤独を感じていた。

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