流風月海

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物語(自作小説)

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新しい教師の噂は 流れ 静かで落ち着いた校内が少しざわめいていた。
少し意外に思いながらも ブレインは、昨日の挨拶を終えてから光達と連絡を取り 様子を伝えた。
教員室に入り、一礼をして言葉を交わし教室へと向かった。

京西は、ブレインが戸惑っているのを見てクスクスと笑った。
「おかしいですか?」と冷静に訊いてくるブレインを見ながら「あっ いや」とごまかしながらも口元を押さえていた。慣れているだろうに ここまで騒ぎになるとは思っていなかったのだろうか。
ブレインの方は、昨日そこまで騒がしくなかったために生徒達の反応がやや不思議で仕方なかった。

授業中も授業後も一日中誰かの視線を感じて過ごした。ブレインは、高校でも大学でも注目を集めていたが ここまでヒシヒシと伝わってくるのは 久しぶりだった。好意的なものばかりで嫌な気はしなかったが、それにしても・・・。ここの教師達は 皆外見的に選んだのではというぐらいスマートでルックスは良かった。新しい教師だから珍しいのかも知れない。ここ何年かは、教師が変わっていないらしいし。
それもまた不思議な話だった。いくら優等生でいい学校でいい待遇と言えども 新しい教員を入れようという考えがなかったのだろうか。

マンションのドアが 開いた。ダーツは ダーツをしていて ボンは ピアノを弾いていてその横でボクサーがトレーニングをしていた。ブレインが、入っていくと「おつかれ」とそれぞれが 声をかける。光の姿が 見当たらなかった。探している様子が分かったダーツは 「あれ?さっきまで居たんだけど」と一緒にきょろきょろとした。

目の前にコーヒーが置かれた。さっきまでは いなかった光が椅子に座ってコーヒーを飲んでいた。
特になにも言うでもなし、コーヒーを飲みながら資料を読んでいた。
ブレインがメガネを外してその日一日を思い返した。その映像が 光、ダーツ、ボンにボクサーの頭の中に流れていった。

「おまえってそんなに人気あったっけ」と皮肉っぽくボクサーが言うと「合コンに行くといつもそうだろう」とダーツがからかった。「光が行けば、光が一番目立つのにね〜」とボンがからかうと光がちらっと見た。ボンが舌を出した。「そっちの趣味はないだろう、な〜ジョー?」っとボクサーが絡むが 無視されてふてくされる。

「京西は そっちの気があるかもな」っと光が言うといっせいに噴出した。
ブレインが 参ったな〜と言う顔をして「俺もそっちの趣味はない」と言った。
「ボクサーとダーツの手続きも済ませてあるから しあさってぐらいにボクサーが入って少し間を空けてダーツが行ってくれ」と光が 言うと2人は声を合わせて「了解」と敬礼した。
一瞬だが、ふっと光が笑ったように思えた。

「ぼくは?」とボンが 言うとブレインが 「おまえは、光と一緒にもう少しあの学校や生徒達の事を調べてみてくれ」とコーヒーを片手に言う。頷いているボンに ダーツとボクサーが 「なんでおまえなんだよ〜」とつつきあう。
「京西だが、かなり物理界では 有名だ。人柄はいいが、神経質で完璧主義だそうだ。もしかしたら彼が裏に絡んでいるかも知れない。」と資料を見ながら光が伝えた。
ブレインは、確かに京西からそうゆうものを感じとってはいた。だが、それは全員からそうゆう思想が伝わってきてまるで理想の世界をつくろうとしているようにも感じた。
「ヴィレッジ」みたいだなっと 光が呟くのを聞いてブレイン達は 噴出した。

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