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ホテルの一室。ベランダで月を見ながら愛は 日記を書いていた。 今日は、私の家族になるかも知れない人達に逢いました。予想通りでした。やはり賛成されてはいませんでした。ずっとその話題を避けてきたのでしょうか?それとも私達が 来た時にその場で断ろうと思っていたのでしょうか?それが、私には理解出来ませんでした。もう60年近く前の約束、ご存知だったろうに。反対してもおじいさま同様頑固だったのかしら・・・。少しそんな感じはしたかも知れません。二人共頑固なのね。 と書いてからクスっと愛は笑った。二人の涙の再会を思い出しては胸にくるものがあった。 60年近くも逢っていなかったのだから二人がまた生きて出会えてよかったと思いました。 家族の皆さんも反対はされたもののとても素敵な人達ばかりだったので家族になれると嬉しいのですが・・・。 またペンを止めて月を見る。結婚相手の事を考えていたのである。写真から見てとても素敵な方だとは思っていたが、特に何も思っていなかったが 目の前にしてみると背は高くスリムなのに体が作られていて朝黒く凛々しい顔立ちをしていた。龍吾も確かにそちらのタイプだが、目がとても印象的な人だった。とても澄んだ綺麗な目をしていた。声も低音で体に響くような。 少しうつむく愛。あの態度が気になったのである。やはり政略結婚なんて誰でも嫌な物。自由はないし、相手も選べないし。やはり気に入られなかったのだろう。それよりも前に日本人だということでもう受け付けないのかもしれない。最初もめた時は、断られたら帰ってと思っていたが・・・。出来れば あの家に嫁ぎたいと思った。小さい頃からの決め事でもあって果たさなければという責任感があったのかもしれない。でもそれだけではない気が 愛にはしていた。あの家族・・・そしてあの人。 やはり相手側が 嫌であるならば 日本に帰ってお父様の決めた人と結婚するのが 道理なのでしょう。でも この結婚には 意義があるけれど 父の結婚には ただ企業を広めるというそれだけの理由。いくら操り人形でも企業のために結婚させられるのは・・・。結婚した事にしてこの国にとどまり 私が出来る事をしてみようかしら。そうすれば、約束は果たせなくても少しは償いが出来ておじいさまの心も軽くなるはず。それにある意味、私も自由になれる。 月を見上げながら それが出来れば一番なのかも知れない。反感を持たれたまま 嫁いでも 誰も幸せにならない。それどころか 苦しめてしまい 不幸にしてしまうかも知れない。酔っ払ってあんな事をおっしゃったけどきっと本心ではないはず。やはり小さい頃から決められた相手だけに 幸せになって欲しいと思う。約束に縛られて苦しんで欲しくはない・・・。 愛は、月を見ながら考え込んでいた。
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物語2 (自作小説 恋愛物)
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流風月海さん こんばんは
ご無沙汰してます。
10数年前は確かに韓国人の日本人に対する偏見は強かったです。
まあ、日本人も韓国人というとお互い偏見がありましたね。
でも、最近は韓流ブームどうなのでしょう?
さて、愛はさんはこのあとどうなるのでしょう?
2007/11/5(月) 午後 9:27 [ - ]
こんばんわ HIDEさん♪
こちらこそ、ご無沙汰してしまってごめんなさい((0_)0
今でも強いですよ。口には出しませんが・・・表情と行動で結構分かります。やはり年配の方が多いですね。日本もまだ偏見持っていますよね〜。大阪に行くとすごく感じます。友達で知り合って何年か経って打ち明けられた事があってそれだけ辛い目にあってきたという事が分かって痛々しかったです。今でも在日の方は色々と辛い目にあっていてとても胸が痛みます。
さて これからの愛 どうなっていくのか・・・(^^A;ヾ
もう自分の中では、完結しちゃってるんですけど(笑)
2007/11/5(月) 午後 11:02