|
出演: イ・ジュンギ, カム・ウソン, チョン・ジニョン, カン・ソンヨン, チャン・ハンソン
監督: イ・ジュンイク 2006年 韓国 149分 あらすじ: チュンセンとコンギルは、大道芸人。ある日 いつものように芸をしていたらコンギルにお呼びがかかる。金持ちの男だった。団長は、コンギルを無理矢理つれていくが、チュンセンがあやういとこでコンギルを助け二人で逃げる。逃亡中に3人の芸人と知り合い、5人で王様の劇をやっていたところ 役人につかまり 王を侮辱したと死刑を言い渡される。チュンセンは、皆を救おうと王の前で劇をすることを提案。かくして王つきの芸人となるが、暴君である王はコンギルの美しさに夢中になる・・・。 男色物で唯一王族の女性が少し出てくるだけで芸人と政治の世界で芸人の名誉、王の孤独、男と男の友情、愛と嫉妬など激しくも切ない人間ドラマが展開していくというこの映画。かなりドロドロです。それにしても王に愛され歴史を狂わせた美貌の芸人コンギル。"その役を女よりも美しい"と評判のイ・ジュンギ シが男性とは思えない繊細でしなやかで妖艶な雰囲気で演じています。この作品で賞を取ったり、人気者となるのが よく分かります。少し歌舞伎の女形を思い出しました。 彼との友情を守り、自分の正義を貫く芸人チャンセンに扮するのは、アジアでもっとも知的な俳優と評されるカム・ウソン シが、暴君ヨンサングンの凶気と孤独を演じきるのは名優チョン・ジニョン シ。そしてその肉体と色香で王の妾になりあがるノクス役にはテレビドラマ「結婚しましょう」「彼女は最高」「ハッピー・トゥギャザー」などで大人気のカン・ソンヨンシが演じています。重役や芸人役の俳優さん達もテレビや映画によく出演している人達が多くてそれ程出ていなくとも存在感があります。
ストーリー的には この妖しげなタイトルで「同性愛」がテーマになっている事が分かりますが、 その他にも政治や人間の持つ欲を絡ませ憎悪や愛情そして孤独などが描かれています。淡々と物語が進むだけに複雑な人間関係や感情が余計に浮き彫りになっていくあたりが すごいです。韓国自体「不倫」、「年上の女性」や「同性愛」などに強い反感情を持っているのでドラマや映画では そういったテーマが敬遠されがちなのですが、大ヒットを飛ばし 沢山の賞を受賞したということは それだけいい仕上がりとなっているということでしょう。衣装や宮中の中の映像、そして伝統的な韓国の綱芸が見所です!!実際には 綱芸はかなり難しいらしく何年もかかって修行するそうです。この映画を観た後たまたま「ウルルン紀行」という番組でチュンセンがやった芸を披露していて今では出来る人が少なくなっているようで修行もきびしいだけあって ただの綱渡りとはまた違ってみえます。他にも京劇の始まりと思わせる芸も出てきて歴史を感じる作品となっています。
あくまで私にはですが、暴君役のチョン・ジニョン シが ジャッキー・チェーンと演じていたチョー・ユンピルさんに似ていたのとコンギルを守ろうとするチャンセン役のカム・ウソン シが 鈴木真?真一?さんに似てみえました。またカン・ソンヨン シが紅一点で可愛いくてちょっと小悪魔的で松雪さんをほうふつとさせて美しく 歌舞伎役者のようなイ・ジュンギ シと共に華を飾っていました。話も切なく複雑な人間関係と共に友情や愛情、憎悪など色々な人間の感情が描かれていて面白い反面、見ているこちらが複雑な気持ちになってしまいます。特にイ・ジュンギ シの涙にはやられてしまいます。美しく生まれる事は時として罪なんだと思ってしまいました^^;;ヾイ・ジュンギ シの綺麗な姿と友情と愛情の狭間のような微妙な感情を繊細に描いているところ、そして芸が光る作品でした。 公式HP: http://www.kingsman.jp/
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー





おはようございます、一昨年の12月に劇場で観ました。
なかなか趣のある作品でしたね。
全編に流れる物悲しいフォルクローレもよかったです。
2008/1/20(日) 午前 10:11 [ 空 ]
これ、とっても気になっていたんですよ。面白そうですね。早速借りてきますね。
いい情報をありがとうございます!傑作!
2008/1/20(日) 午後 0:06
映画館で観ると臨場感がより一層感じられるんでしょうね。
全体的に切ない感じがしたのは 全編に流れる物悲しい音楽のせいだったのかしれません。
2008/1/20(日) 午後 9:47
EMIRIAさん、ありがとうございます。そういって頂けると光栄です♪またご覧になった感想お聞かせ頂けると嬉しいです^^
2008/1/20(日) 午後 9:54
これは切なかったですねぇ。
韓国映画や俳優にはあまり興味を持っていなかったのですが、この作品はとっても興味深かったですね。私には歴史ものの方が合うのかもしれません。イ・ジュンギは美しかったですね。
綱芸は本当に凄かったです^^
そのうちレビューアップすると思うので、よろしくお願いします。
2008/1/21(月) 午後 3:43
ゆきさん、韓国映画は奥が深いとこれを観て改めて思いました。本当に切ない作品でその中でもイ・ジュンギシの美しさと芸が素晴らしかったです!ゆきさんのレビュー楽しみにしています^^
2008/1/21(月) 午後 11:02
私は王役のチョン・ジニョン、結構好きな俳優なんですよ。どんな演技でもこなしてしまうし、彼の色の演技になってるし、、。この映画でもただの暴君ではなく、内面の寂しさを上手に演技してましたよね。
実は、日本公開に先立ってのTVCMであまりにも同性愛的な要素を大きく謳っていたので、映画が誤解されてしまうのではないかと心配していたのですが、、ルカさんのように見てくださる方がいて本当によかったです。^^*
2008/1/28(月) 午後 3:39
ソーダー水さんは王役のチョン・ジニョンシがお好きなのですね^^確かにこの王役 ただの暴君だけでなく、繊細な内面の傷や寂しさを上手に演じられていましたよね。
確かに日本の予告でも同性愛的な要素を大きくとりあげていた感じがありましたが、それがメインという感じはしませんでした。微妙な感情に歴史や伝統を人間関係によって表現していてなかなか奥深い作品だったと思います^^
2008/1/28(月) 午後 10:39
流風月海さん こんばんは
まったく記事とは関係なくてすみません。
お久しぶりです、いかがお過ごしですか?
「魔王」やっと見終わりましたよ・・・。
なかなか、スリルとサスペンスの中にどうにも切ない内容がもりこまれててよかったですが・・。結末は、あっと悲しい結末でした。
無情にも・・・。って感じです。
2008/1/31(木) 午後 8:41 [ - ]
こんばんは HIDEさん♪
「魔王」やはり悲しい結末なんですね。無情にも・・・という感じなのですね。なんとなく想像できます。切ない内容が盛り込まれていたのに最後でという韓国ドラマにありがちなエンディングみたいですね。うーんこれは観ないかもしれません・・・。
2008/2/1(金) 午後 11:41
やっとみましたよ〜
耽美物として見てもいいのか迷いましたが、あの2人は恋人ってわけではなさそうかなぁ〜?
ちょっと物足りなかった私です〜
でも、イ・ジュンギ君ファンになりました〜〜〜
TBさせてくださいね^^
2008/2/28(木) 午前 0:03
ご覧になったのですね〜^^
確かにちょっと物足りないというの分かります。
あの二人恋人同士ではないけれどお互いに好きだという感じしますよね〜。イ・ジュンギシ本当に素敵ですよね〜♪
TBありがとうございます^^
2008/3/1(土) 午後 4:36