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地元の着物屋さんで『唐織尽展』が開催されました。
目玉はお市の方の小袖(復元)展示!
復元製作したのは創業200年の名門、永治屋清左衛門。
文化庁から依頼されて、唐織で数々の桃山小袖(唐織小袖)
を復元している織元。唐織は平安時代の浮織組織の技法を進化させたものが起源。文様になる箇所に緯糸を刺繍の様に立体的に織り上げる技法です。現在では袋帯や打掛の技法として受け継がれてきました。唐織の技法を応用して着物を織れるのは現在では永治屋清左衛門だけだそうです。
平成5年、京都国立博物館技宮、切畑健氏指導の下お市の方の装束を唐織打掛、白綾地小袖、練貫地小袖などを復元製作。
これがお市さまの小袖
ために…
お市さまの肖像画。どうですか?↑と比べて下さい。
ねっ同じでしょ
この当時は6枚一組なので6枚着てます。12単は重いけど、戦国時代のものは軽かったそうですよ。
小袖と言うくらいなので袖は小さく短く、いざと言う時に薙刀
等で戦う事が出来るようになっていた…説あり。
実際この小袖を着て同じポーズ写真が『ふでばこ』
に載っていました。正直、少し怖い感ありますが
お市さまが現代に蘇るとこんな感じなのね。この時代、女性も胡坐や立膝で座っていましたが小袖の身幅が広いので裾が乱れません。
正面から…確かに6枚着てますね。
全体を。裾は引きずるほどの長さではないのですよね。
図柄をアップ。唐織は模様糸も一緒に織り込んでいくとても繊細な技術を必要とする技法。
京都文化博物館に展示されていた様子のパネルをカシャ
本来ならこの様にガラスケース越しの鑑賞なのに目の前
で見れてめちゃラッキー!
蘇った?お市の方写真が掲載されている『ふでばこ』
表紙は徳川家康の孫娘で皇室に嫁いだ和子さんの復元
装束。和子さんは高価な着物を数多く持っていたお方。その
おかげで国家財政が傾く
ました(皇室の方だから税金で買うのね)。
それらを図鑑として発刊。庶民はこの本を見て、あ〜この着物
欲しいなぁ〜とか憧れていたんだとか。現代と同じね。
最後にもう一度。
小袖は1領、2領、と領で数えます(甲冑と同じ)。領地と
匹敵するほど価値のあるもので大名家の妻女が権力を
誇示するもの。
一般民衆は身分制度があったので着てはいけなかったそ
うです。と言っても現在のお金で8千万円〜1億円するので
買えませんよね
今回、戦国女性の着物話が聞けて凄く勉強になりました!
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