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1988年5月1日。旅の続きです。

オーストリアのインスブルグから国際列車でスイスに入ります。
なかなかの長大編成。
イン川にそって、アルプスの山々を見ながらの楽しい旅。

スイスに入国。
機関車のマークも変わります。
オーストリア国鉄(左)とスイス国鉄(右)の電気機関車のツーショット♪

カワイイ入替用電気機関車も大活躍
Gゲージの鉄道模型みたい。
(このタイプ、ウチのベランダ鉄道にも、ちょっと欲しいなぁ)
スイスは鉄道王国。
国鉄のみならず、私鉄も発達しています。
有名な登山鉄道以外にも、山岳地帯の街を結ぶ私鉄がいくつかあります。
あの有名な氷河急行というのは
西のサンモリッツから、東のツェルマットまで、
3つの私鉄(A、B、C)を乗り入れて走ります。
ただし軌間(ゲージ)は1m。国鉄より、だいぶ狭い。
3社とも同じゲージなので、乗り換えなしで直通できるということですね。
でも、スゴイ観光向けなので、混んでるし、指定席券とか必要だし・・・
おまけに日本人団体だらけ?
ここは、氷河急行のルートを、普通列車で行きましょう!(笑)
車窓の景色は同じだよ。
スイスに入り、国鉄区間はCHUR(クール)まで。
ここから、私鉄Aです。

さっそく、素晴らしい光景。三線区間。
スイスは鉄道貨物が発達しています。
ゲージが違っても、乗り入れできる仕組みがあります。
長い三線区間は、沿線の工場への貨物線でした。
貨物は国鉄の広いゲージにあわせてあります。
そうすれば、そのままヨーロッパ中に輸送できます。
いいなぁ。
日本では、京急の味の素貨物線くらいでした(今は無い・・・)

これまた長大編成の客車に乗って、西へ。
ここは私鉄区間なのに、なぜかユーレイルパスでOK(車掌が間違えたの?)
本日は、この私鉄Aの終点、DISENTISという駅まで。
全く聞いたことのない町なのですが。
この先には、本日はもう列車はありません。
とりあえず、今日はこの山の中の街で宿泊。
駅前にロッジ風のホテルもたくさんあるし。
と思ったら、
どこも休業中!
そうです。ここはスキーの街なのです。
5月上旬は、どこも休業。
かなり焦りました。
なんとか、1軒だけ営業していまして、
そこにもぐりこみました。
お客は、私たちだけ(笑)
そこで、スイス名物のチーズフォンデユというものを初めて食べてみました。
味は。まぁ、いい経験ですね(笑)
5月2日。
私鉄Bに乗ります。
ここがF0という会社。
フルカオーバーアルプ鉄道。
ラックレールを使って、アルプス越え。
さすがに、ユーレイルパスは使えなかった(泣)

ここの列車は、電気機関車+客車ですが。
電気機関車が後ろについて、客車を押すのです。
運転席は、客車側に付いています。
なんか、変な感じ。
おまけに、後ろに車運搬車両がちょこんと連結されています。
生意気な自家用車だけど、ちょっと、カワイイ。

雪が残ります。
でも、そんなに寒くない。

なんと、車内はガラガラ。ほとんど貸切状態。
窓を開けて、アルプス越えを満喫。
普通列車ならではです。
こんなこと、氷河急行じゃできませんよ(笑)
もっとも、二人で窓から顔を出していたら、
A氏が「顔に水がきた!なんだこれ!?」
と騒ぎ出しました。
「これ、列車トイレのお○っこだよぉ!」
気にしない、気にしない。
楽しいんだから♪

アンデルマット。
ここは、アルプスを南北に貫く鉄道トンネルと
クロスする駅として有名。
真下に、駅構内がレイアウトのように眺めることができます。
私鉄線も長いトンネルに入ります。
その前後に、自動車運搬専用列車が設定されています。
かなり長い編成。
これも乗ってみたいけど、自家用車は嫌いだし(笑)

こういうトンネルが2箇所くらいあります。
BRIG(ブリック)到着。
ここで、氷河急行は私鉄BからCに入りますが
こちらは、アルプスを離れ、北へ。
インターラーケンに向かいます。

トゥーン湖が本当にきれい。

途中で、またも素晴らしいもの発見。
なんと貨車が貨車の上に乗っています!
ゲージの違いを見事に克服しています。

小さい貨車のうえに、大きい貨車が乗っているのが滑稽でイイですね(笑)
ルツェルン駅到着。
今日は、ここに宿泊。
ここでちょっと観光。
カペル橋が名物。とても古い木造の橋。屋根つき。(数年後、火災で消失)
氷河公園。甌穴を見ました〜

ルツェルン鉄道博物館。
もう、閉まっていました。
でも、鉄道駅からこの博物館まで、ひょろひょろと専用線がのびているのです。
1キロ以上はあったかな。
私はこちらに感動!
やっぱり、鉄道博物館は鉄道とつながっていなくちゃね♪
やっぱりスイスの鉄道は最高です。
私鉄の運賃が高いのがタマにキズですけど(泣)
一番感動したのは、
貨車のうえに、ゲージの違う貨車を載せるシステム。
私はここ以外では見たことがありません。世界唯一?
今でもあるのかなぁ?
次回、最終回の予定
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うわ〜憧れのスイス鉄道の旅ですね〜。貨車の上の貨車、このシステムならあのワムさんの京急を走れますね・・・、って何のため(笑)
2007/2/18(日) 午後 8:15
私も7年ほど前にこのあたりの鉄道に乗ったのですが、これほど貨物は盛況ではありませんでした。どこも鉄道貨物は斜陽化しているのでしょうね。でもトンネルの自動車輸送は健在で、私も同じ貨車を見て感動しました。
2007/2/19(月) 午後 0:11
ピギーバックの貨車なら、私もブリュニーク線で見たことあります。不思議なもんですね。あのー昔も今も同じだと思いますが、私鉄A(レーティッシュ鉄道)は、ユーレイルパスは有効ですよ。私鉄B・Cは今でも使えませんが。
2007/2/19(月) 午後 6:05
mikanさん。異ゲージ間をまたいだ夢の直通列車!DMVなんか目じゃないよ!(笑)
2007/2/20(火) 午後 11:55
かめこくさん。鉄道貨物によるトンネル自動車輸送はアイデアですよね。青函トンネルなんかに、これがないのが疑問です。
2007/2/20(火) 午後 11:58
Silverkrisさん、いらっしゃいませ。そうですか、私鉄Aは乗れるのですか、19年間得したつもりでいました(笑)あの貨車は健在なのですね、ちょっと安心。
2007/2/21(水) 午前 0:00
忘れた頃の書き込みで、スミマセン。小ガメの上に親ガメを乗せてのシステムはオーストリアの私鉄の他、ナローゲージのオーストリア国鉄にも同様の運用が現在もあります。またドイツのナローゲージでも使用されています。
2012/6/22(金) 午後 7:26
南のSLさん。
昔の記事を読んでいただきありがとうございます。
この数年後またスイスに行ったとき
あまり貨車ON貨車を見かけなかったので心配していました。
ドイツも行きましたが、見かけませんでしたねぇ。
レア物?
2012/6/22(金) 午後 9:53