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難しい。うーん。

あらすじ
凄腕のオークションディーラー。お金も一杯あり、仕事人としての評価も高い。実は競り人のビリー(ドナルド・サザーランド)と組んで、上手い事儲けていたりもする。密やかに、女性の肖像画を収集し、時折眺めている。孤独かと言えば孤独だろう。が、本人がそれに満足していればそれも生き方。
そんな彼が、競売の見積もりの依頼を受ける。なかなか姿を見せない依頼人に、プライドの高い主人公は苛立ち、怒り、関心を持つようになる。そうして、彼はとうとう依頼人を盗み見てしまう。そして気づかぬうちに恋に落ちる。

依頼人が売却しようとする屋敷には、からくり人形のパーツが散逸している。それを見つけた鑑定士は、何でも治せる機械屋の青年にその再生を依頼しつつ、恋の相談をしてゆく。

ということで、あとは映画を楽しんでください。



鑑定士の酷評の為に画家の道を諦めたビリーは鑑定士をはめたかった。用意周到に準備を整え、鑑定士を騙し、彼のコレクションをがっつりかっさらった。

では、鑑定士は騙されて身ぐるみはがれて捨てられたのだろうか?そうでしょう。
けれど、今まで一度も誰かを大切に思うことのなかった鑑定士がたとえひと時であっても、誰かを大切にする、愛するという心を得られたことは、騙されたことよりも大きなことではなかったか?

わからない。私は、裕福ではないけれど、大切にされてきたと考えている。故に、私には孤高の生き方というものを想像することはできても、理解はできないのだ。

人と共に生きると言うことは、お金ももちろんかかる。が、何よりも心が掛るのだ。「けち」な人は一杯いる。そういう人はお金も一杯持っている。が、「けち」な人は、お金も「ケチ」だけれど、なによりも心が「けち」なのだ。それは、実は大切にされてきたのに気づいていなかったり、「もっともっと」と、吝嗇であったり、もしくは大切にされた経験がないのかもしれない。

鑑定士は、孤児であり、大切にされた経験がないから、大切にすると言うことが分からなかったのかもしれない。けれど、もし、彼が依頼人を本当に大切に思ったのであれば、彼の心はセピア色からカラーになったのではないかと思う。

映画というのは、やはりよいものだと思う。こうして、時々深く考えさせてくれる。


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lun*u*1206
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